「外国人は出ていけ!」と「ニホンジン、シネ!」の間に何があるのか? 埼玉県川口市に「住んで」みて、見えてきた真実とは――『おどろきの「クルド人問題」』8月20日(水)発売!
株式会社新潮社

7月の参議院選挙でも大きな争点となり、関心が高まる一方の「外国人問題」。その象徴とも言えるのが、埼玉県川口市の「クルド人問題」です。住民との軋轢が伝えられる一方で、不安や反発の声をあげる人たちに対して、「差別主義者」「ヘイト」といった批判を口にする人もいます。
実際のところ、何が起きているのか? 住んでいる人たちのリアルはどこにあるのか?
著者・石神賢介さんは西川口駅前のウイークリー・マンションを拠点に取材を進めていきます。現地で日常生活を送りながら取材を進めて、見えてきたのはおどろきの事実でした――。
シリアスなテーマをユーモアとスリルを交えてレポートした超体感型ルポ『おどろきの「クルド人問題」』(新潮新書)を8月20日(水)、新潮社より刊行いたします。
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「埼玉県川口市で暮らして、クルド人を取材しませんか?」
「危険なこととかありませんか?」
「わかりません。危険だと言う人もいれば、そんなことは一切ないと言う人もいますから。だからこそ住んでみての率直な感想が知りたいのです」
そんな編集部からの依頼を受けたライターの石神賢介氏は川口市内のウイークリー・マンションに拠点を構えて取材を開始します。どこか昭和を感じさせる西川口駅前での取材は実に平和的に始まります。
事前に予習していた事件、暴動といった数々の物騒な話が嘘のよう……そう思っていたのも束の間、トラブルが多いとされる地域で、うっかり過積載のトラックを撮影した直後、「事件」は起きました。怒ったドライバーが石神氏の車を追跡し始めたのです。
映画『激突!』の世界に放り込まれたかのような恐怖を感じながら、石神氏は何とかトラックの追尾を振り切り、逃走に成功。住民の不安を体感したのでした。
できる限り住民と同じ視点を持つように、そして「反」でも「親」でもないフェアな立場を意識しながら、石神氏はケバブ店、クルド人御用達の朝食食堂、シーシャバー、解体業者、教育現場と市内を縦横に駆け回り、さらに子ども、住民、市議会議員から市長にまで話を聞いて回ります。
そこから見えてきたのは「多文化共生」という理想と現実のおどろくべきギャップでした。
■書籍内容
不用意に撮影したからか。気づけば僕は過積載のトラックに追いかけられていた……。きっかけは「埼玉県川口市に実際に住んで、クルド人問題を取材してみませんか」という編集者からの提案。ケバブ店、クルド人御用達の朝食食堂、シーシャバー、解体業者、教育現場と市内を縦横に駆け回り、子ども、住民、市議会議員から市長にまで話を聞き、見えてきたのは「多文化共生」という理想と現実のおどろくべきギャップだった。
■著者紹介:石神賢介(いしがみ・けんすけ)
1962(昭和37)年生まれ。大学卒業後、雑誌・書籍の編集者を経てライターに。人物ルポルタージュからスポーツ、音楽、文学まで幅広いジャンルを手がける。三十代のときに一度結婚したが離婚。著書に四十代のときの婚活体験をまとめた『婚活したらすごかった』など。
■書籍データ
【タイトル】おどろきの「クルド人問題」
【著者名】石神賢介
【発売日】2025年8月20日
【造本】新書
【定価】968円(税込)
【ISBN】978-4106110962
【URL】
https://www.shinchosha.co.jp/book/611096/プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes