タンザニア政府とLNGプラントの知見共有等に係るMOUを締結
日揮HD

-TICAD9にて署名文書披露式を実施-
日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長兼社長CEO 佐藤 雅之)は、海外EPC事業会社である日揮グローバル株式会社(代表取締役社長執行役員 山田 昇司。以下「日揮グローバル」)がタンザニア連合共和国政府(同国エネルギー省など)と、液化天然ガス(LNG)プラントの知見共有等に係る基本合意書(MOU)を締結しましたので、お知らせします。なお、本MOUは、本年8月21日にパシフィコ横浜で開催された経済産業省主催の「第9回アフリカ開発会議(TICAD9)署名文書披露式」において、日揮グローバル 山田社長およびタンザニア バラカ・ハラン・ルヴァンダ駐日大使が参加して署名文書の披露を行いました。
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披露式でのフォトセッション(経産省提供)
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山田社長とバラカ・ハラン・ルヴァンダ駐日大使
タンザニア政府は、オイルメジャーなどと協力して同国沖合に存在する推定天然ガス埋蔵量合計約35兆立方フィート(Tcf)の巨大天然ガス田を利用したLNG開発プロジェクトを計画しています。このタンザニアの天然ガスのポテンシャルは、日本の LNG 年間消費量の約12年分に相当※します。本MOUは、このLNG開発プロジェクトを念頭に置き、日揮グローバルがLNGプラントに係る技術的な知見等の共有を行うことで本プロジェクトの実現を支援し、同国の人材育成にも協力することで、同国と日本の友好関係をより強固なものにすることを目的としています。LNGプラントの知見共有は講義形式にて実施し、LNGプラントに関する各種主要技術や経済性といったテーマを扱う予定です。
※2024年の日本の年間LNG消費量は約6,500万トン(約3.08Tcf)
当社グループはアフリカ地域において、これまでにナイジェリアやエジプト向けの陸上LNGプラント、モザンビーク沖向けの洋上LNGプラントを成功裏に完工したことに加えて、現在モザンビーク向けロブマLNGプロジェクトの基本設計役務、アフリカ地域における洋上LNGプラントの先行業務を遂行しています。この他の地域においては、完工目前であるLNG Canadaプロジェクトやアラブ首長国連邦向けルワイスLNG新設プロジェクト、マレーシア向けニアショアFLNGプロジェクトといった大型LNG EPCプロジェクトを遂行中です。
今後も、当社グループが有するエネルギー分野での数多くの案件実績を活かし、アフリカ地域における持続可能なエネルギー開発の推進に貢献してまいります。
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes