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テレワークの「孤独」を解消する新技術に関する研究を発表

株式会社ZENKIGEN

テレワークの「孤独」を解消する新技術に関する研究を

ZENKIGEN Lab.の研究論文が国際的な学術誌に掲載


株式会社ZENKIGEN(本社:東京都港区、代表取締役:野澤 比日樹、以下ZENKIGEN)は、弊社の研究開発部門ZENKIGEN Labの橋本 一生が筆頭著者として執筆した論文が、電気電子工学分野の査読付き英文ジャーナル「IEEJ Transactions on Electrical and Electronic Engineering」に掲載されたことをお知らせします。

本研究は、リモートワークにおいてテレプレゼンスを用いた場合の従業員同士の連帯感向上とプライバシー保護を両立させる新たな可能性を示唆するものです。本研究は青山学院大学の野澤研究室と共同で行われました。

テレプレゼンスを用いる場合の「連帯感向上」と「プライバシー保護」の両立を可能にする研究成果

・研究の背景:リモートワークにおける「つながり」の課題
コロナ禍を経てリモートワークは広く普及しましたが、柔軟な働き方を可能にする一方で、従業員の連帯感の欠如や孤独感といった心理的課題も指摘されています。この課題を解決するため、オフィスやリモートで勤務する従業員の様子をリアルタイムで相互に共有するテレプレゼンスシステムが注目されています。しかし、ありのままに映像や音声を共有すると注意を奪ってしまい作業の妨げになったり、個人のプライバシーを侵害するリスクが伴うというトレードオフが古くから指摘されていました。
本研究は、この課題を解決するため、プライバシーに配慮しつつも、リモートワーカーが「誰かと一緒に働いている」と感じられるような映像の加工方法を探索的に検証しました。

・研究の概要と主な成果
本研究では、リモートワーク環境を模擬した実験を行い、人物の匿名化を含む5種類の異なる映像条件が、連帯感や主観的な作業効率に与える影響を分析しました。その結果、以下の重要な知見が得られました。
 -匿名化した映像が連帯感を向上: 個人の顔や服装を特定できないようにディープフェイク技術で匿名化したオフィスの映像は、映像を全く共有しない場合に比べ、「誰かと一緒に働いている」という連帯感を有意に向上させることが明らかになりました。
 -作業効率への影響はなし: 映像を共有したどの条件でも、参加者の主観的な作業効率に有意な差は見られませんでした。これは、適切に設計されたテレプレゼンスシステムが作業の妨げにはならない可能性を示唆しています。
 -違和感という課題: 匿名化処理を施した映像は、未加工の映像に比べて参加者に「違和感」や「煩わしさ」をより強く感じさせることも判明しました。今後は、この課題の解消に向けた研究が重要となります。

▪️今後の展望と筆頭著者からのコメント

本研究の成果は、プライバシーに配慮した「匿名ライブ映像」をテレプレゼンスシステムに応用することで、チームの一体感を自然に高める新たな技術開発への道を開くものです。

・ZENKIGEN Lab筆頭著 橋本 一生コメント
現在、出社回帰のトレンドが見られますが、介護や育児と仕事の両立を迫られていたり、地理的制約がある場合など、リモートワークによって救われる人は多くいます。今回の研究は、個々の事情に寄り添いながらも、チームとしての一体感を醸成できる新しい働き方の選択肢を社会に提案していくための大きな一歩です。ZENKIGENは、人とテクノロジーのより良い関係性を追求し、ウェルビーイング向上に貢献する革新的なソリューションの研究開発を続けてまいります。

掲載論文について

掲載誌: IEEJ Transactions on Electrical and Electronic Engineering
論文名: Visual Elements in Video and Their Effects on Atmosphere Transmission and Work Efficiency in Remote Work
著者: Issei Hashimoto, Takuya Nakazato, Akihito Kobayashi, Keigo Iwamoto, Kent Nagumo, Akio Nozawa
DOI: 10.1002/tee.70158
株式会社ZENKIGENは、本研究成果を活かし、今後もテクノロジーの力で多様な働き方を支援するソリューションを提供してまいります。


■株式会社ZENKIGENについて
「テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する」というビジョンのもと、2017年10月に創業。AIテックカンパニーとして、独自開発のAIモデルや生成AI・LLMの活用し、採用プロセス全体の最適化を実現する採用DXサービス「harutaka(ハルタカ)」を提供。採用の戦略立案から振り返りまでをトータルソリューションで提供し、700社以上の導入実績、約1,500万件(2025年5月時点)の動画データを保有する。また、「採用学」の先駆者である神戸大学 服部泰宏教授との共同研究を通じて、面接における定量・定性データを組み合わせ、抜本的な人事DXにも取り組む。

■会社概要
会社名:株式会社ZENKIGEN(ゼンキゲン)https://zenkigen.co.jp/
代表者:野澤比日樹
所在地:東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー 21F
設立:2017年10月
事業内容:
・採用DXサービス「harutaka(ハルタカ)」の企画・開発
・目標達成の個別指導型システム 「コレドウ目標設定」の企画・開発
・パートナーとの共同研究機関「ZENKIGEN Lab(ゼンキゲンラボ)」の運営
・人事コミュニティ「ZINZIEN(ジンジエン)」の運営
・人材紹介サービス「ZEN Career Partners(ゼンキャリアパートナーズ)」の運営

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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