毛利・吉川の大軍と戦った<夫婦の戦>を描く傑作――近衛龍春著『伊勢大名の関ヶ原』新潮文庫より9月29日発売!
株式会社新潮社

伊勢を統治していた異色の大名・富田信高が毛利・吉川の大軍を迎え撃ちます。藩主と領民が結束した戦に颯爽と現れた若武者は……。後世にも語り継がれた名場面が堪能できる快作です。
伊勢の国に迫りくる毛利・吉川の大軍3万。対する伊勢勢はわずか1700余。しかし大名・富田信高は諦めませんでした。信高のもとに一致団結する領民たち、信高の窮地を救った「姫武者」。のちの夜にも語り継がれたその姫は信高の妻でした。薙刀を手に、馬上から敵兵を切り伏せ、孤軍奮闘の夫を救い出します。この戦いは、信高の穏やかな気性と胆力ある妻との絆から生まれたものでした。異色な大名の知られざる史実を描く快作です。
近衛龍春著『伊勢大名の関ヶ原』が新潮文庫より本日刊行されました。
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■書籍内容
戦国武将富田信高が移封させられた伊勢国。そこはしたたかな商人や地侍が根を張る、一筋縄でいかぬ土地。信高は穏やかな気性と慧眼で治世を進め、領民の声を聞き、新田開発に乗り出し、胆力のある蓼姫も娶りました。だが時は大乱前夜。城に迫りくる毛利・吉川の大軍に対峙するのは、挙国一致の富田勢。孤軍奮闘する信高の前に、馬上の「若武者」が現れます。異色な大名と知られざる夫婦の戦を描く傑作です。
■著者紹介:近衛龍春(コノエ・タツハル)
1964(昭和39)年生れ。大学卒業後、オートバイレースに没頭。通信会社勤務、フリーライターを経て『時空の覇王』でデビュー。著書に、『九十三歳の関ヶ原 弓大将大島光義』『忍びたちの本能寺』『家康の女軍師』『伊達の企て』『長宗我部 最後の戦い』『裏切りの関ヶ原』『毛利は残った』『上杉三郎景虎』『南部は沈まず』『島津豊久 忠義の闘将』などがある。丹念に史実を掘り起し、物語に仕上げる手腕が高く評価されている。
■書籍データ
【タイトル】伊勢大名の関ヶ原
【著者名】近衛龍春
【発売日】9月29日
【造本】文庫
【定価】(税込)781円
【ISBN】978-4-10-100454-9
【URL】
https://www.shinchosha.co.jp/book/100454/プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes