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【2025年7月7日にPCT出願完了】ARI、医療AI分野に関する国際特許を横浜市立大学麻酔科および戸塚共立第2病院と共同出願

ARI

【2025年7月7日にPCT出願完了】ARI、医療AI分野に関す

~海外展開に向けた準備を開始~


 ARアドバンストテクノロジ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:武内 寿憲、東証グロース市場:5578、以下ARI)は、横浜市立大学医学部麻酔科学教室(拠点:神奈川県横浜市、主任教授:後藤 隆久、以下 横浜市立大学麻酔科)、医療法人横浜未来ヘルスケアシステム戸塚共立第2病院(拠点:神奈川県横浜市、理事長:横川 秀男、以下 戸塚共立第2病院)と共同で2025年7月7日付にて、全身麻酔患者状態のAI予測およびナレッジ共有システムに関するPCT出願を完了したことをお知らせいたします。
 また、ARIでは2024年7月10日より同技術に関する研究を、横浜市立大学麻酔科准教授 増井 健一、戸塚共立第2病院麻酔科部長 眞一 弘士、ARIシニアデータサイエンティスト 松本 公平の3者連名にて進めており、すでに国内特許の出願も完了しています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/66765/98/66765-98-837f147c552d3ca54f1e2596bfc7bd70-1920x640.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■PCT出願とは
 PCT出願とは、特許協力条約(Patent Cooperation Treaty)に基づく国際特許出願であり、一つの出願で条約加盟国すべてに対して特許出願と同様の効果を得られる制度です。2024年に提出した国内特許申請に対しては、すでに特許庁からの一次回答があり、最終的な特許取得に向けた補正書は提出済みです。今回のPCT出願は、国内取得と同様の権利を海外でも保持することを目的としています。

【参考】PCT国際出願制度の概要(特許庁)
https://www.jpo.go.jp/system/patent/pct/seido/kokusai1.html

■本プロジェクトにおけるPCT出願の意義
 世界的に手術件数は増加傾向にあり、手術に対応できる麻酔科医の不足が深刻化しています。本プロジェクトでは手術中の麻酔科医の負担軽減のため、患者のバイタル情報(血圧、心拍数など)をクラウド上でAIが分析し、今後起こりうるイベントを予測することで、麻酔科医の意思決定を支えるAI予測システムの開発を目指しています。この予測には、現在特許申請中の新しい手法を用いており、従来にはない革新的なアプローチとなっています。
 本プロジェクトチームは、この新規性の高い予測モデルが将来的に全身麻酔手術の新たなスタンダードになると考えています。海外および国内の論文、学会発表を調査した限り、同様の予測手法は確認されておらず、極めて高い独自性を有していると見込まれます。

■海外展開について
 現在、日本国内でのシステム稼働に向けた研究を進めており、将来的には海外の医療機関、特に東南アジア地域へのシステム輸出を視野に入れています。
 世界経済の減速や貿易環境の不確実性の高まりが背景にある中、アジア開発銀行(ADB)が公表した「アジア経済見通し2025年7月版」によると、東南アジアの2025年の実質GDP成長率は前年比4.2%増と予測されており、依然として高い成長を示しています。その一方で、少子高齢化が進む中、医療に対する期待や要求水準はますます高まることが予測されます。これらの現状から、東南アジア地域において経済発展が継続し、医療インフラの整備が進むと同時に、高齢者の手術や高リスク手術の件数が増加し、麻酔科医不足が進むと予測されます。
 このような背景から、麻酔科医の不足は日本と同様に海外でも深刻化すると予測され、本プロジェクトチームが開発するシステムはこうした課題の解決に大きく貢献できると期待されています。日本の麻酔診療は世界的にもトップクラスと言われています。日本の麻酔科医の知見と新技術を融合した本システムは、数十秒から数十分先の患者状態を予測し、麻酔担当者に有益なアドバイスを提供することで、手術麻酔の質と安全性の向上に寄与するとともに、今後高まる需要への有力な解決策になると見込んでいます。

■研究の進捗状況
 これまでに、術中バイタルを予測するアルゴリズムを構築し、国内特許の申請および国際学会での発表を行ってきました。特に英国麻酔学会での発表においてはjoint first place(第1位)を獲得するなど、高い評価を受けています。引き続き高い予測精度と、臨床現場での安定的な活用を実現するため、術中バイタルに影響を与える適切な説明変数の選定と、それに基づく分析・精度検証を進めています。精度向上に寄与する要素を見極めることでモデルの信頼性をさらに高め、開発中のシステムによって全身麻酔の安全性向上と安定的な医療体制の供給を実現します。さらに、本プロジェクトの成果は、3者による国際論文への投稿を予定しており、今後の開発や外部資金獲得に向けた重要なステップとなります。今後も効率的かつ実践的なアプローチにより、研究成果の最大化に努めてまいります。

■今後のスケジュール
1. 米国麻酔学会、国際麻酔薬理学会における競合・関連研究の調査および東南アジア医療圏とのネットワーク構築
2. 査読付き国際誌への学術論文投稿
3. AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)等への応募
4. 横浜市立大学麻酔科関連医療施設および医療法人横浜未来ヘルスケアシステム関連医療施設での本アルゴリズムを利用した実証実験準備
5. システムの提供開始(上市)に向けた体制構築

 研究は順調に進んでおり、引き続き上市および海外展開に向けた体制構築(企業間提携)を進めてまいります。

■ARIについて
 ARIは、クラウド技術とデータ・AI活用によるビジネストランスフォーメーションデザイナーとして社会変革をリードするDX企業です。「BX designer(ビジネストランスフォーメーションデザイナー)」として、お客様の創造的なビジネスゴールの実現に向け、DX化のためのデジタルシフト、クラウドシフト、データ・AI活用支援等、顧客の課題解決に向けたサービスを提供しております。
 BXを実現するサービスブランドとして、クラウド技術の導入および最適化の支援から構築・運用まで提供する「クラウド総合活用支援サービスcnaris(クナリス)」と、データドリブンによるテーマ策定からデータ収集、可視化、分析、AI導入を提供する「データ・AI活用支援サービスdataris(デタリス)」を展開しています。

社名:ARアドバンストテクノロジ株式会社(略称:ARI)
設立:2010年1月
代表者:代表取締役社長 武内 寿憲
上場市場:東京証券取引所 グロース市場(証券コード:5578)
資本金:1億3,702万円(2025年5月末現在)
従業員数:社員数566名 グループ社員計759名(2025年5月末現在)
事業内容:クラウド技術とデータ・AI活用によるDXソリューション事業
URL:https://ari-jp.com

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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