南海電鉄とMeta Osakaが共同で「デジタルエンターテインメントシティ構想NAMBA」を本格始動
株式会社Meta Osaka

XR技術で大阪・なんばエリアを次世代エンターテインメント都市に変革
デジタル空間やeスポーツを活用して地域課題を解決する株式会社Meta Osaka(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:毛利英昭、以下「Meta Osaka」)は、南海電気鉄道株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役社長:岡嶋 信行、以下「南海電鉄」)との協業により推進中の「デジタルエンターテインメントシティ構想NAMBA」について、2025年9月11日、「XR Kaigi Hub in 大阪」のオープニングセッションにて詳細を発表いたしました。XRやAI技術を活用してリアルとデジタルを融合した次世代エンターテインメント都市の実現に向け、今後の展開計画を明らかにし、創業140周年を迎える南海電鉄との戦略的パートナーシップによる革新的まちづくりモデルとして業界の注目を集めました。
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Meta Osakaは南海電鉄との協業により、「デジタルエンターテインメントシティ構想NAMBA」を本格始動いたします。この構想は、2025年の大阪・関西万博を契機として、XRやAI技術を活用してリアルとデジタルを融合した"未来の街"をなんばエリアに構築するWEB3.0時代の革新的まちづくりプロジェクトです。
創業140周年を迎える南海電鉄にとって、難波は最重要拠点であり、従来の「移動手段の提供者」から「未来の都市体験を創出する企業」への進化を象徴する舞台となります。「グレーターなんば」エリアを対象に、多彩なステークホルダーとの共創により、世界に類を見ない次世代都市体験を実現します。
地域密着型のメタバース活用事例を示すことで、技術と社会課題解決を融合した新たなビジネスモデルの可能性を提示しました。
登壇者
- 岡嶋 信行氏(南海電気鉄道株式会社 代表取締役社長兼COO )- 毛利 英昭(株式会社Meta Osaka 代表取締役)- 白石 淳二氏(Niantic Spatial, Inc. 事業開発部門シニアマネージャー)- 久保田 瞬氏(株式会社Mogura 代表・Mogura VR 編集長)※モデレーター
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モデレーターを務めた株式会社Mogura 代表・Mogura VR 編集長 久保田 瞬氏
▪️南海電鉄140周年・デジタルエンターテインメントシティ構想への想い(南海電鉄 岡嶋氏)
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南海電気鉄道株式会社 代表取締役社長兼COO 岡嶋 信行氏
岡嶋氏は、南海電鉄が1885年の創業から今年で140周年を迎え、難波を起点とする日本初の純民間資本による鉄道会社としてスタートした歴史を振り返りました。特に創業の地である難波は同社にとって思い入れの強い場所であり、これまで鉄道事業を通じて地域のまちづくりに貢献してきたと説明しました。
現在の万博効果により多くの海外からの来訪者を迎えており、特にリピーターが多いことが大阪の多彩な魅力を証明していると言及。北は千日前通、南は新今宮・通天閣までを「グレーターなんば」エリアと位置付け、エンターテインメントと多様性を活かしたまちづくりに取り組んでいることを紹介しました。
まちづくりは時代に合わせて変化し続けなければならないとの考えを示し、難波が持つリアルの魅力をさらに高めるためにバーチャル技術の活用が非常に有効であると強調。この「デジタルエンターテインメントシティ構想NAMBA」を万博のレガシーとして位置づけ、移動手段の提供者から「未来の都市体験を創出する企業」への進化を目指す意気込みを語りました。
▪️メタバースによる地域課題解決の実践(Meta Osaka 毛利)
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株式会社Meta Osaka 代表取締役 毛利英昭
毛利は、メタバース空間をバーチャルの公園や待ち合わせ場所として定義し、デジタル空間で人と人とが繋がりコミュニケーションを取る場所であると説明しました。
具体的な成功事例として、eスタジアム株式会社協力のもと大阪府柏原市で開催した、eスポーツを活用した交通安全教育を紹介。「魔の7歳」と呼ばれる交通事故リスクの高い年齢の子どもたちを対象としたこの取り組みでは、日曜日の市役所に1,500人が集まる大きな反響を呼んだと報告しました。バーチャルパトカーの運転体験を通じて、エンターテインメント性と社会課題解決を両立させる新しいアプローチの可能性を示したと述べました。
また、エンターテインメント分野での取り組みとして、9月13日にZepp Nambaで開催される「XNAMBA MUSIC FESTIVAL -2025-」について言及。15組のバーチャルアーティストが一同に集結する西日本最大規模の音楽フェスティバルとして、万博のレガシーを見据えた新たなエンターテインメント形態の確立を目指していると説明しました。
さらに、Fortniteでなんばパークスや道頓堀を忠実に再現したマップや、Robloxでのバーチャルなんばの構築など具体的な取り組みを紹介。「道頓堀商店街とも連携し、eスポーツイベントを街ぐるみで開催することで、インバウンド需要だけでなく地元住民との交流や世代間交流を促進していきます。最終的にはAIエージェントを活用した在宅勤務促進など、エンターテインメントから社会課題解決へと発展させていきたい」と今後の展望を語りました。
▪️ARグラスと空間コンピューティングの可能性(Niantic Spatial, Inc. 白石氏)
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Niantic Spatial, Inc. 事業開発部門シニアマネージャー
白石氏は、現在の技術がスマートフォン向けを中心としている現状を説明しつつ、ARグラスの普及が徐々に進んでおり、この数年で大きく進歩していることに触れました。
空間をデジタル化し、AI技術と組み合わせることで、パーソナライズされた街体験が実現可能になると展望を示しました。具体例として、その日の気分に合わせて街の雰囲気を変更したり、個人の興味に応じてARで情報を表示したりすることで、人それぞれ異なる街の楽しみ方が実現できる技術的可能性について言及しました。
「デジタルエンターテインメントシティ構想NAMBA」は、大阪の街の歴史と文化を未来につなぐ新たなまちづくりモデルです。
今回のXR Kaigi Hub in 大阪では、地元企業や自治体の皆さんに、メタバース技術を活用した地域課題解決の可能性を具体的に示すことができました。エンターテインメントから社会課題解決への発展、そして持続可能なまちづくりへの貢献という段階的アプローチは、他の地域や企業にとっても参考となるモデルケースになると確信しています。
私たちの最終目標は、『大阪を世界一おもろい都市にする』こと。この構想を通じて、皆さんと一緒に難波の街をデジタルエンターテインメントで盛り上げ、世界に誇れるデジタルエンターテインメントの発信地として育てていきたいと思います。
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Meta Osaka代表取締役 毛利 英昭
イベント名: XR Kaigi Hub in 大阪
日時: 2025年9月11日(木)・12日(金)
会場:なんばパークス1階「eスタジアムなんば本店」/なんばスカイオ コンベンションホール
主催:XR Kaigi 実行委員会
関西特別パートナー:南海電気鉄道株式会社・eスタジアム株式会社
来場者数:258名(2日間)
出展企業:Niantic Spatial / Forgers、キヤノン株式会社、GMOペパボ株式会社、株式会社ホロラボ、株式会社ハシラス、株式会社積木製作、アップフロンティア株式会社、monoDuki LLC、NICT未来ICT研究所、株式会社ビーライズ、株式会社エスユーエス、HappyLifeCreators株式会社、関西学院大学 井村研究室、株式会社 Meta Heroes、近畿経済産業局/公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、株式会社Meta Osaka、大阪駆動開発 × PLATEAU、Utsubo(大阪商工会議所)、株式会社Mogura
XR Kaigiは、「共有し、つながり、高め合う」を目的とし、XR・メタバース・VTuber・デジタルツイン・イマーシブなどバーチャル領域の担い手が集まる国内最大級の業界カンファレンスです。2024年には総動員数3,000名以上を記録。2025年は12月1日(月)~3日(水)の3日間にわたり、東京・ポートシティ竹芝で開催いたします。http
s://www.xrkaigi.com/
XR Kaigi Hubは、XR Kaigiの姉妹イベントとして、バーチャル領域を支える担い手である業界企業と開発者、クリエイター、関心企業の接点作りをテーマに2024年より開催。2024年は大阪・福岡の2都市で開催し、好評を博しました。
会社名:株式会社Meta Osaka
代表者:毛利英昭
所在地:大阪市中央区難波5-1-60 なんばスカイオ 27F
設立:2023年9月1日
事業内容:オリジナルメタバースの開発・制作/メタバース関連技術を活用した広告代理業務およびコンサル業務/デジタルツイン(リアルとメタバースを融合した)のイベント企画・運営/地方自治体や地域の課題解決や経済活性化のためのコンサル業務
公式サイト:
https://www.meta-osaka.co.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes