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環境移送ベンチャー イノカ、UMT(マレーシア・トレンガヌ大学)とサンゴ研究でMOUを締結

株式会社イノカ

環境移送ベンチャー イノカ、UMT(マレーシア・トレン

~マレーシアにおける環境移送技術(R)を活用したサンゴ研究の共同推進へ~


株式会社イノカ(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:高倉葉太、以下「イノカ」)のマレーシア子会社Innoqua Asia Sdn. Bhd.(本社:サイバージャヤ、マレーシア、代表取締役:Dr Pachoensuk Theeranukul、以下「イノカアジア」) は、マレーシア・トレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu、以下「UMT」)との間で、マレーシアにおける環境移送技術(R)(Biosphere Transfer Technology)を活用したサンゴ等の生物環境実験に関する許認可取得および実験支援に関するMOUを締結しました。MOUの交換式は、Leave a Nest Malaysia (本社:サイバージャヤ、マレーシア、代表取締役Abdul Hakim Bin Sahidi氏)が主催する「Sustainable Aquaculture Summit 2025」にて執り行われました。
今回のMOUの締結は、2024年10月のイノカアジアの設立と同時にマレーシア・サインズ大学(USM)との間で、藻類・海草の保全・再生を中心とした共同研究強化に関するMOUを締結に続き、イノカがこれまでにマレーシアで展開してきた活動をさらに発展させ、現地での海洋保全と研究基盤構築を加速させるための重要なステップとなります。


背景
東南アジア地域は「コーラルトライアングル」と呼ばれ、世界のサンゴ礁の約3割を占める、地球上でもっとも豊かな海洋生物多様性を誇る地域の一つです。しかし、近年の気候変動や沿岸開発による生息環境の悪化により、約85%のサンゴ礁が絶滅の危機に瀕しています。これらの課題を科学的に解明し、再生のための具体的手法を確立するには、現地での環境再現実験が不可欠です。

イノカは独自の「環境移送技術(R)(Biosphere Transfer Technology)」を用い、海洋環境を陸上の水槽で再現し、実験・解析に適した安定的な生態系モデルを構築することに成功しています。2022年には閉鎖環境下でのサンゴの人工産卵を実現し、国内外の企業や研究機関と連携して海洋資源の保全と持続可能な利用を推進しています。

今回締結したMOUは、この技術を東南アジア地域へ展開し、現地の生態系を対象とした再現実験を合法的かつ持続的に実施するための一歩となります。それはイノカアジア(Innoqua Asia Sdn. Bhd.)がマレーシア国内で環境移送技術(R)を用いたサンゴ実験を行うにあたり、UMTが研究協力および制度的支援を行うための枠組みを定めたものです。

その中心的内容は以下の通りです :
・マレーシア水産局からの実験許可申請に関するUMTの支援
・現地サンゴ個体の供給と共同での水槽実験実施
・学生・研究者交流および教育プログラム(例:サンゴ保全啓発)
・その他、両者合意の下での研究・開発・研修活動

このMOUにより、イノカは現地研究機関を介して正式な許認可プロセスを進めることが可能となり、マレーシア国内でのサンゴ実験を科学的かつ法的に実施する基盤を得ました。

なぜUMTなのか
UMTは、マレーシア東海岸に位置する国立大学であり、海洋科学・沿岸生態系の研究において国内有数の実績を有しています。特に、Centre for Marine and Coastal Studies (CEMACS) はサンゴ礁や沿岸域の保全研究の拠点として知られ、現地行政や水産局との連携ネットワークを有しています。

特には以下の強みをもち、今回UMTとの締結に至りました。
・地域資源へのアクセス:トレンガヌ沿岸における豊富なサンゴ群集や藻場に近接し、地元採取・供給体制を確立できる。
・学術的強み:サンゴ礁や沿岸生態系に関する豊富な研究実績を有し、環境影響・再生・養殖の分野に専門知識を持つ。
・行政連携能力:マレーシア水産局や環境庁などの公的機関との協働経験があり、実験許可・調査申請などの制度面での調整が可能。
・教育・地域連携:学生教育・地域社会への啓発活動を通じ、持続可能な海洋保全文化の醸成に貢献している。
これらの特性により、UMTはイノカの技術を現地社会・制度へと「橋渡し」する最適なパートナーと位置づけられています。

交換式の概要
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/78/47217-78-c25b4890bca2269acf986941e0aaba60-3567x2378.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
交換式の様子

場所:
「Sustainable Aquaculture Summit 2025」(主催:Leave a Nest Malaysia Sdn Bhd)
署名者:
Innoqua Asia Sdn. Bhd.、Managing Director、Dr Pachoensuk Theeranukul
Universiti Malaysia Terengganu, Professor Ir. Ts. Dr. Mohd Zamri Ibrahim, Vice Chancellor
立会者:
株式会社リバネス、代表取締役社長グループCEO丸幸弘 氏
Universiti Malaysia Terengganu, Innovation and Commercialisation Centre, Diretor, Associate Professor ChM Dr. Khairul Anuar Mat Amin

今後の展望
本MOU締結を通じて、イノカは以下を目指します。
・マレーシアでのサンゴ個体実験を正式許可のもとで開始
・環境移送技術(R)による現地環境再現モデルの構築
・許認可・研究・教育を統合した地域協働型保全モデルの実証
・USM・UMT・リバネスを中核とする東南アジア海洋保全ネットワークの形成

イノカは今後も、「人類の選択肢を増やし、人も自然も栄える世界をつくる」というミッションのもと、科学技術と制度を融合した新しい海洋保全の枠組みを構築してまいります。

UMTについて
Universiti Malaysia Terengganu(UMT)は、マレーシア東海岸に位置する国立大学であり、海洋・沿岸・水産分野に特化した研究機関として知られています。特にCEMACS(Centre for Marine and Coastal Studies)は、サンゴ礁や沿岸生態系の保全研究において東南アジア有数の成果を誇ります。

イノカについて
株式会社イノカは、2019年創業の自然環境の総合的プロフェッショナル集団です。サンゴやマングローブ、海藻などの海洋生物から、ゲンゴロウやメダカなどの淡水生物まで、水圏の生態専門家を中心に、大学教授をはじめとする自然科学の研究者、そして環境ビジネスの専門家が在籍しています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/78/47217-78-71a9bf73ff8701ddf0a179c169c1ee9d-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/78/47217-78-6896ad94e0b15b96c2653b88c63cfc3e-3900x2691.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「人類の選択肢を増やし、人も自然も栄える世界をつくる。」というミッションを掲げ、産官学と連携し、共に持続可能な豊かな地球を目指し、自然関連の新規事業創出を行っています。
イノカは様々なバックグラウンドの人材が在籍しておりますが、一つの共通項があります。
それは全員、自然や生き物が好きということ。
「自分たちが好きな自然をみつづける。」というフィロソフィーのもと、一人一人が自分が好きな自然や生き物をもっと探究したい、そして未来に繋げたいという想いを持って活動をしております。

環境移送技術とは
「環境移送技術(R)︎」とは、海をはじめとした水域の自然環境を、水槽を用いて陸地で再現する独自の技術コンセプトです。自社開発したAI / IoTデバイスを用いて、水質・水温・水流・照明環境・微生物を含む生物同士の関係性など、自然を構成する要素を構造化し、実際の環境に近い状況を作り出します。これにより、実験や解析に適した「標準的」かつ「安定・均一」な環境を、立地を選ばず構築することが可能となりました。2022年2月には、時期をコントロールしたサンゴの人工産卵に成功しています。
関連リリース

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