年末商戦を前に2025年上期EC不正購入の実態調査|Spider AF導入企業における転売目的の不正注文は半年で19.5万件、1日平均1,067件が発生
株式会社Spider Labs

巧妙化する不正注文の現状を公開。Spider Labsが「発送前対策」の重要性を訴え
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転売目的の不正注文をリアルタイムで検知・防止するサービス「Spider AF」を提供する株式会社Spider Labs(東京都港区、代表取締役社長:大月 聡子 以下「Spider Labs」)は、EC市場における不正注文の実態に関する最新の調査結果を公表しました。
2025年上期のEC市場は前年比109%(※1)と大きく復調し、消費者はECを「賢く、お得に、合理的な価格で買う」チャネルとして再定義しています。日用品のまとめ買いや生活を向上させる「ライフソリューション」としての購入が増加する一方、この活況の裏で、初回注文等で安く大量に仕入れ、フリマアプリなどへ転売する不正転売ヤーの活動も継続的に活発化しています。
Spider Labsはこの現状を鑑み、EC事業者の売上最大化の鍵となる下期最大規模の商戦期、「ブラックフライデー」ならびに「年末商戦」 の準備に向けて、転売対策ツール「Spider AF」の不正注文検知機能を利用している企業を対象とした2025年上期における不正購入の実態調査を実施しました。
【調査概要】
・調査期間:2025年4月1日~9月30日
・調査機関:株式会社Spider Labs
・調査対象:転売対策ツール「Spider AF」で不正注文検知機能を利用した企業157社
・サンプル数:4,574,722件
・調査方法:自社データベース
当社の不正注文検知システムが検知した、Botによるアクセスや転売目的などの不正と判定された注文は195,429件に上り、全体の約4.2%を占めました。
これは1日あたり平均で約1,067件の不正注文が日常的に発生していることを示しており、これらの不正は、ECショップに対し、無駄な配送コストやオペレーションコストの増加、顧客ロイヤリティの低下、KPIのノイズといった課題を引き起こしています。
下期のEC市場において、年末商戦は前年度の成長率(101%)を上回る成長率が見込まれる(※2)、売上最大化を図る上で最も重要なタイミングです。特に、11月下旬のブラックフライデーが含まれる週は、多くのジャンルで売上が急激に上昇する「トリガー週」となります。
この最大の商戦期は、同時に不正転売ヤーにとっても大きな活動機会となります。ブランド価値の毀損やファン離れ、「欲しい」という熱意ある気持ちが不正購入によって踏みにじられる状況を回避するためには、販売前のセキュリティ強化、すなわち「発送前の対策」が不可欠です。
Spider Labsが提供する転売対策ツール「Spider AF」は、高度化・巧妙化する不正手口に対抗するため、複合的なロジックを用いてリアルタイムで転売目的の不正注文を検知します。
Botによる一斉アクセスや自動注文、VPNやプロキシサーバーを用いたジオマスキング(アクセス地域の偽装) といった、正規ユーザーを装う高度な手口に特化して対策を講じています。その他にも、10項目以上のカテゴリを多角的に組み合わせた複合的な要因に基づいて検知。
これらの情報をもとに不正をリアルタイムで可視化し、購入後にチェックすることで、発送前に商品が不正転売ヤーの手に渡るのを防ぐ対応が可能です。
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転売対策ツール「Spider AF」詳細:
https://jp.spideraf.com/anti-scalping
実際にSpider AFを導入した某EC系企業では、自社だけでは検知できなかった「リスト型転売」への対策が可能に。不正検知データをもとに発送差し止めを継続した結果、不正注文の数がピーク時の3分の1まで減少しました。この成果は、“発送前に不正を見抜く”というアプローチが効果を発揮していることを示しています。
Spider Labsは、2011年4月の設立当時から得意とするビッグデータ解析と機械学習の技術を強みとしています。今後の展望として、この技術力をさらに発展させ、検知精度の継続的な向上を図ります。
巧妙化の一途を辿る不正手口に対し、AIを活用することで、これまで人間や従来の簡易的なルールでは見逃されがちだった不正の兆候をいち早く捉えることが可能となります。私たちは、このAI技術を通じてEC市場の安全性を高め、「不正を発送前に見抜く」という新たな常識を広げ、すべての正規ユーザーに商品と感動が届く未来を、テクノロジーの力で実現していきます。
Spider Labsでは、貴社のショップで不正購入や不正転売ヤーによる購入が発生していないかを無料診断・レポートいたします。まずはタグ設置にて、弊社の検知精度を実際に体感いただくことを推奨しています。
▼無料診断はこちらから
https://jp.spideraf.com/sign-up
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Spider Labsは、「Building a safer and happier future with AI(AIで安全で幸せな未来を築く)」というミッションのもと、「The best anti fraud company ever(史上最高のアンチフラウドカンパニー)」を目指して、日々インターネット上の不正と向き合っています。
私たちは、国内で600社以上に導入されているアドフラウド対策ツール「Spider AF」を通じて、広告不正の検知とブロックを支援してきました。
この領域で築いてきた技術と実績をもとに、いまではEC分野へも領域を拡大。コスメ、アパレル、アーティストグッズ、ゲーム・玩具など生活者との接点を持つ業界において、転売やBot購入といった“目に見えない不正”への対策を支援しています。
誰かの熱意ある「欲しい」という気持ちが、不正購入によって踏みにじられるーそんな状況をなくすため、私たちは「不正を発送前に見抜く」という新たな常識を広げています。
Spider Labsは、すべての正規ユーザーに商品と感動が届く未来を、テクノロジーの力で実現していきます。
※1,※2: ECのミカタ「2025年上半期EC市場をデータで総括。売上回復の背景と、下期に向けた3つの戦略とは?」【URL】
https://ecnomikata.com/column/47833/
社名:株式会社Spider Labs
本社所在地:東京都港区南青山7-10-3 南青山STビル4階
代表取締役:大月 聡子
事業内容:AIアドフラウドツールSpider AFの企画・開発・運営・販売
データサイエンスコンサルティング
転売・不正リード・アフィリエイト等不正対策ソリューションの提供
設立:2011年4月
ウェブサイト:
https://jp.spideraf.com/プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes