ブラザー、松山ケンイチさんと小雪さんによるライフスタイルブランド「momiji(モミジ)」のアイテム制作にガーメントプリンターで協力
ブラザー工業株式会社

コレクションアイテムをオンデマンドで1枚から生産可能に
ブラザー工業株式会社(本社:名古屋市 社長:池田和史)の国内販売子会社であるブラザー販売株式会社(本社:名古屋市 社長:安井宏一)は、俳優の松山ケンイチさんと小雪さんが設立したライフスタイルブランド「momiji(モミジ)」が、2025年10月22日(水)~28日(火)、ジェイアール名古屋タカシマヤ(愛知県名古屋市)で開催する「モミジ×有松絞 期間限定ショップ」に、ガーメントプリンター「GTX」で協力する。
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Photo/OGAVISION
ブラザーのガーメントプリンター「GTX」は、パソコン上で作成したイメージをTシャツなどの衣類に直接印刷できるプリンターだ。1枚から必要な分だけを印刷できることから、衣料品の大量消費や大量廃棄が大きな問題となっているファッション業界で広く採用されている。
ブラザーは、活かしきれない獣皮のアップサイクルをはじめとした「モミジ」の環境配慮への取り組みと、さまざまな個性を持つアーティストとのコラボアイテムを通じて優れた作品を世の中に発信したいという松山さんの思いに共感し、10月22日からジェイアール名古屋タカシマヤで開催される「モミジ」のコレクションに協力する。
今回の協力では、「GTX」をコレクションで販売するアイテムに使用する素材作りやアイテムの試作などに活用されるほか、コレクション会場にも貸し出される。また技術的な支援も行うということだ。
コレクション会場では名古屋の伝統工芸「有松絞」とのコラボレーションとして有松絞のレザーアイテムの販売や有松絞柄のアートイベントなどを開催する。
さらにアートTシャツの販売では、お客様が選んだアートを注文を受けた分だけ、会場に設置した「GTX」で印刷する。お客様の好みに合わせたアートTシャツをその場で完成させるという、省資源かつ体験も楽しめる取り組みで「モミジ」の思いに触ることができる。
ブラザーはファッション業界のサステナブルな取り組みや、クリエイターの創作活動を支援することで、SDGsの実現に寄与していく、と担当者は語った。
俳優の松山ケンイチさんと小雪さんが2022年3月に、活かしきれない「資源」をアップサイクルするプロジェクト 「momiji(モミジ)」 を始動した。
松山さんが数年前に都内から里山に移住して気づいたのは、人が自然環境へ影響を与え続けている一方で、気候変動などにより個体数が増えた野生動物も生態多様性に影響を与えているということだ。
農林業、山の生態多様性を保全するために各自治体で個体調整を目的に捕獲された野生動物の一部は食肉利用されるものの、皮は廃棄されている。その現実を目の当たりにし、立ち上げたのがライフスタイルブランド「モミジ」だ。
「モミジ」とは鹿の別称である。「モミジ」は野生動物ゆえの個性と安定供給の難しさなどから利活用が難しい獣皮をはじめ、活かしきれない資源をアップサイクルしたアイテムを幅広く展開している。
松山さんはコレクションに参加されるアーティストや協力会社と共に、「GTX」の設置してあるブラザー東京ショールームに足しげく来社され、自身で「GTX」を使いこなせるようになるまでアイテム制作に注力していた。
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Photo/Yohei Fujii
<松山さんコメント>
僕は全ては表現から始まると思っています。
何万年もの表現の積み重ねが今日の地球を作っている。
強烈な意志を持った表現は人を変え、価値観を変え、時代を変えるかもしれません。
小鳥のさえずりや、人の囁き声のような小さな表現は優しく受け手を包み込むような暖かさがあるかもしれません。
表現の大小はあっても、この世界に生きる
命の重さに違いが無いように
表現にも価値の違いはありません。
受け手がその表現を
どう受けとめるかの違いがあるだけです。
例えば、
子供の発する言葉が、大人の偉い人が発する言葉と同じように聞こえているでしょうか?
高齢者の言葉はどうでしょうか?
言葉の話せない障がいを持った人の言葉ではない表現をどう受け止めているでしょうか?
人と接する事が苦手な人の声なき声はどうでしょうか?
耳だけで受け取れる表現もあれば、目と耳を使わなければ知ることのできない表現、五感全てを駆使しなければ感じる事ができない表現。
この世界には様々な表現が、人だけでなく
動植物や、モノからも、
至る所で休む事なく生まれ続けています。
様々な居場所から誰もが遊びに来れる公園のように、色んな背景や特性を持った人みんなでアートを楽しんでいます。
<松山ケンイチ:momiji代表。俳優・デザイナー。今回のコレクションでアイテム制作・監修全般を行う。写真は松山さん自身がデザイン・加工したTシャツを着用>
■日時:2025年10月22日(水)~28日(火) 10:00~20:00(※最終日18時閉場)
■会場: ジェイアール名古屋タカシマヤ8階ローズパティオ
■コレクション内容:
ジェイアール名古屋タカシマヤ25周年特別企画として、名古屋の伝統工芸「有松紋」とのコラボレーションが実現。
皮革を用いた有松絞特有の"絞り(くくり)"と "染め"の技法を施し、松山氏がその革をもとにデザイン。伝統と現代の感性が交差する新たなレザーアイテムとして、財布やポーチ、マイバッグ、帽子、Tシャツを展開する。
さらにブラザーの協力のもとオンデマンドでプリントするアートTシャツなども展開する予定だ。
■ジェイアール名古屋タカシマヤ
https://www.jr-takashimaya.co.jp/プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes