Akamai と Apiiro がパートナーシップを拡大、業界で最も包括的なAPIセキュリティプラットフォーム実現へ
アカマイ・テクノロジーズ合同会社

オンラインビジネスの力となり、守るサイバーセキュリティおよびクラウドコンピューティング企業、
Akamai Technologies(NASDAQ:AKAM)は、最先端のエージェント型アプリケーション・セキュリティ・プラットフォームを展開する
Apiiro とのパートナーシップを拡大することを発表しました。このパートナーシップにより、Akamai のアプリケーション・セキュリティ・プラットフォームと Apiiro のエージェント型アプリケーション・セキュリティ・ポスチャ管理(ASPM)プラットフォームが連携し、ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)の全体を通してアプリケーションを保護できるよう支援します。
※本リリースは2025年10月2日(現地時間) 米国マサチューセッツ州ケンブリッジで発表されたプレスリリースの抄訳版です。
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Akamai と Apiiro は、2024 年に初めて提携し、ソースコードの API が全面的に可視化されました。以来、企業からの要望は API の域を超え、広範に及んでいます。そして今回、このパートナーシップはさらに進化を遂げ、業界で最も包括的な API セキュリティプラットフォームの提供を実現しました。このプラットフォームでは、Akamai
API Security や
App & API Protector を活用し、API の完全なインベントリ作成と検出、あらゆる環境における可視性、ポスチャ管理、そしてランタイム保護機能が統合されています。同時に、企業は、ソフトウェア・サプライ・チェーンのリスクや断片化されたセキュリティツールなど、より広範な問題への対処も求めています。Apiiro のプラットフォームと Akamai が有する API セキュリティに関連する知見や強みを統合することで、企業はガバナンスを一元化し、修復を迅速化し、開発チームやセキュリティチームにアプリケーションリスクを大規模かつ一元的に管理する場を提供できます。
また、今回のパートナーシップ拡大に伴い、Akamai と Apiiro はカスタマーサポートの統合を図り、製品ロードマップを連携していきます。さらに、API の検出とポスチャ管理から、オープンソースコンポーネント、設定不備、Infrastructure as Code(IaC)、そして Web アプリケーションファイアウォール(WAF)にとどまらない、アプリケーションリスクの完全な見える化にも取り組みます。
いま、ASPM が重要な理由
企業は現在、以下の4つの喫緊の課題に直面しています。
- 開発の迅速化:AI のアシストによるコーディングとペースの速いリリースにより、新たな API、サービス、および依存するコンポーネントの導入がかつてない速度で進んでいます。- 断片化されたツール:SAST、DAST、SCA、IaC スキャナー、および API セキュリティは、サイロ化した状態で運用されることが多く、コンテキストや優先順位がほとんど考慮されずにアラートが生成されます。- ガバナンスのギャップ:セキュリティ担当および DevOps のリーダーには、ポリシー適用、SBOM、リスクに関するレポートの作成など、SDLC 全体で一元管理できる制御プレーンが必要です。- エージェント型 AI の拡大:エージェント型 AI の増加に伴い、API の数が急増し、アクセス管理がさらに複雑化し、アタックサーフェスも拡大しています。
Akamai と Apiiro のパートナーシップでは、Akamai のセキュリティインテリジェンスを Apiiro の ASPM プラットフォームに流し込み、これらの課題に直接対処していきます。これにより、顧客はランタイムとコードレベルの知見を、ビジネスへの影響を考慮して優先順位付けされた脆弱性バックログと結びつけることが可能になります。
Akamai の Security Strategy 担当 CTO の Patrick Sullivan は「今回のパートナーシップ拡大により、顧客はアプリケーションリスクを包括的に管理できるようになります」「API や他のセキュリティに関する Akamai の知見を Apiiro の ASPM と組み合わせることで、アプリケーションリスクを単一のビューで優先的に把握できるようになるため、より迅速な対応、コンプライアンスの維持、そしてコスト削減が実現します」と述べています。
また、Apiiro の共同創業者兼 CEO の Idan Plotnik 氏は「Apiiro の ASPM を世界中の顧客に提供するという Akamai の取り組みにより、統合化がいかに強力なアプローチであるかが実証されるでしょう」「私たちは協力して、イノベーションを遅らせることなく、脅威に先手を打つために必要な可視性、コンテキスト、優先順位付け、そして修復ワークフローを企業に提供していきます」と述べています。
統合によるお客様のメリット
- 完全な可視性:コード、クラウド、ランタイム全体で API、サービス、コードの依存関係、設定不備を検出できるようになります。- コンテキストに基づいたリスクの相関分析:悪用される可能性のある脆弱性、その保有者、およびその影響が及ぶ範囲を把握できるようになります。- 実行可能な優先順位付け:ランタイムの公開状況、データの機密性、ビジネスへの影響に基づいて、重要度の高いイシューの修復に重点的に取り組むことができます。
すでに成果が表れている企業もあります。Fortune 100 のある保険会社は、開発者の作業を自動化し、修復時間を短縮し、2,400 個以上のアプリケーションの重大リスクの可視性を向上することで、年間 300 万米ドル以上のコスト削減を達成しました。
脅威の状況が急速に変化するなか、今回のパートナーシップ拡大により、Akamai と Apiiro は独自のポジションを築き、企業がアプリケーション・セキュリティ・プログラムをモダナイゼーションし、シグナルを統合し、ノイズを省き、ビジネスを保護できるよう支援します。
このパートナーシップの始まりについて詳しくは
こちらをご覧ください。
Apiiro について
Apiiro は、AutoFix AI Agent を搭載したエージェンティック・アプリケーション・セキュリティ・プラットフォームを展開しています。このプラットフォームは、アプリケーションセキュリティおよび開発チームが能力を最大限に発揮して、AI の時代において安全なソフトウェアを迅速に設計、開発、提供することを可能にします。Fortune 500 の企業(USAA、TIAA、BlackRock、Bloomberg、Sofi、Shell など)では、Apiiro の特許取得済みの Deep Code Analysis(DCA)テクノロジーを利用して、コードからランタイムまで、ソフトウェアアーキテクチャを継続的に探索し、インベントリを作成し、可視化しています。これにより、アプリケーションリスクの評価、検知、優先順位付け、修復、および予防の作業を大規模に自動化できるようになります。
Akamai について
Akamai は、オンラインビジネスの力となり、守るサイバーセキュリティおよびクラウドコンピューティング企業です。当社の市場をリードするセキュリティソリューション、優れた脅威インテリジェンス、グローバル運用チームによって、あらゆる場所でエンタープライズデータとアプリケーションを保護する多層防御を利用いただけます。Akamai のフルスタック・クラウド・コンピューティング・ソリューションは、世界で最も分散化されたプラットフォームで高いパフォーマンスとコストを実現しています。多くのグローバル企業が、ビジネスの成長に必要な業界最高レベルの信頼性、拡張性、専門知識を提供できる Akamai に信頼を寄せています。詳細については、
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プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes