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「CEATEC 2025」閉幕 電池サプライチェーン協議会(BASC)、CEATEC最大級のブースにて電池業界の現在とこれからを発信

BASC

「CEATEC 2025」閉幕 電池サプライチェーン協議会(BA

BASC 好田会長「産官学一体で業界発展に取り組んでいくことを、多くの方々に訴求できた」


一般社団法人電池サプライチェーン協議会(Battery Association for Supply Chain、以降BASC)は、2025年10月14日(火)から17日(金)までの4日間、幕張メッセで開催された「CEATEC 2025」において、BASC会員企業等のうち70社の参画のもと、「動かせ。未来を。」をテーマにブースを出展しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130635/14/130635-14-2b72efc15583a032623e2759ce6e2391-3712x2475.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


川上から川下まで、国内の電池サプライチェーンに関わる様々な企業が一堂に会したBASCブースでは、カーボンニュートラル社会実現の鍵を握る電池の重要性を広く発信。会期中は連日、業界関係者だけでなく、新たなビジネス共創を目指す企業や一般来場者など多くの方々で賑わい、昨年を超える4日間で計16,000名以上の方にブースへご来訪いただきました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130635/14/130635-14-b61f1fb53ef399d379bfcfefd00dc853-3712x2475.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130635/14/130635-14-29490900c0ce7c91bfc9e29f4dddc847-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■サプライチェーンの全体像可視化とビジネス共創の機会を提供

CEATEC 2025最大級の規模となったBASCブースでは、「動かせ。未来を。」をテーマに、電池サプライチェーンの全体像を映像や展示物を通じて分かりやすく紹介しました。原料確保や再利用も含めた一貫した体制の構築・強化に向けた取り組みを紹介するとともに、以下のような情報発信施策を展開しました。

・ビジネスヒントファイル:
 参画各社と、新たなビジネス共創を目指す企業との接点作り(A6サイズ程度のフライヤー配布)
・キャリアショーケース:
 求職者や一般来場者に向けて、参画各社で活躍する人材の業務やキャリアをご紹介
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130635/14/130635-14-3f09f29df799132d498edbac2da05726-3712x2475.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

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実際に参加した方からは、「電池業界の重要性を改めて理解できた」「個別の企業情報まで知ることができてよかった」といった声もいただき、電池サプライチェーンの今後について、業界関係者以外の方にも、自分事として考えていただける機会をご提供しました。

■社会実装に向けた具体的なアクションを提示

会期中は、電池産業をテーマにした以下4つのイベントをブース内特設ステージにて開催しました。

バッテリー先進人材普及ネットワーク (Battery Advanced Talent Outreach Network「BATON」)発足発表プレスイベント

日 時:10月14日(火)13:45~14:15
登壇者:経済産業省 商務情報政策局長 野原 諭 様
    早稲田大学 創造理工学部長・創造理工学研究科長 所 千晴 様
    独立行政法人 国立高等専門学校機構 学務統括参事 小林 幸人 様
    一般社団法人 電池工業会 会長 只信 一生
    一般社団法人 電池サプライチェーン協議会 会長 好田 博昭
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130635/14/130635-14-98a728797247632ef865c170d3acdf36-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


内 容:
バッテリー先進人材普及ネットワーク (Battery Advanced Talent Outreach Network「BATON」)の発足を発表。BASC 好田会長より、脱炭素社会・デジタル社会実現を支える先進人材育成を広く普及・啓発し、日本の蓄電池産業の発展に貢献すること、また電池サプライチェーン全体で3万人の人材を育成するといった目標が語られました。

蓄電池領域における人材育成の重要性について、所千晴様は「早稲田大学は創立以来、社会に役立つ人材の教育、研究の推進をミッションの一つとしてまいりました。学部を横断させ、社会貢献の促進のため、組織を再編しながら前に進もうとしているところです。カーボンニュートラルの中でも重要な位置づけにある蓄電池の人材教育は、とても大切です」と語られました。

また、蓄電池産業の未来について、電池工業会 只信会長からは「競争力を持続的に向上させるには、単一ではなく、総合的な力が不可欠。設備、資源、材料、それらを精密に連携させる“すり合わせ”の技術が一体となって初めて、安全性や性能の高い電池が生まれます。次世代を担う学生の皆様が、この産業全体の骨格を理解し、個々の領域の最新技術を習得することは極めて重要です」「私たちの目標は、短期的成果に留まらず、こうした人材育成の仕組みを定着させること。これにより、蓄電池を中心とした日本の製造業が復活を遂げ、そのロールモデルとなることを目指します。単なる組織作りではなく、日本の未来の競争力への投資であり、皆様のご理解とご支援を心よりお願い申し上げます」と話し、本産業が持つ社会的意義と将来的なポテンシャルについて言及しました。

特別イベント1. 「持続可能な社会に向けて―。日本の戦略産業、「蓄電池産業」の今と未来」

日 時:10月14日(火)13:00~13:30
登壇者:経済産業省 商務情報政策局長 野原 諭 様
    電池サプライチェーン協議会 会長 好田 博昭
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130635/14/130635-14-9aea0c069031e577e751d6ab291baae3-3712x2475.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130635/14/130635-14-790899941329138f303a4289a0134860-3712x2475.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


内 容:
経済産業省 商務情報政策局の野原局長とBASCの好田会長が登壇し、蓄電池産業が将来の社会インフラ、そして日本の基幹産業となり得るという社会的意義について対談を行いました。

野原局長からは、国が「蓄電池産業戦略」を策定し、サプライチェーン全体に対する具体的な支援を進めていることが説明され、2030年までに150GWh/年の国内製造基盤を確立するという現行目標を堅持し、必要な投資を行う姿勢が示されました。これに対し好田会長は、日本の蓄電池産業の強みとして「高い技術力」「高い安全性と品質」「電池人材の厚み」という3つのキーワードを挙げ、官民一体での産業育成を行う必要性を強調しました。最後に、リサイクル、中古EV/電池の価値の見える化、「日本版電池パスポート」の仕組みづくりなど、電池エコシステム構築に向けた具体的な取り組みについて議論を行いました。

特別イベント2. 「リチウムイオン電池」が拓く未来~日本のモノづくりへの期待~

日 時:10月15日(水)15:00~15:30
登壇者:旭化成株式会社 名誉フェロー、名城大学名城大学終身教授・特別栄誉教授 吉野 彰 様
    電池サプライチェーン協議会 会長代行 只信 一生

内 容:
2019年のノーベル化学賞受賞者である吉野彰様とBASCの只信会長代行が登壇し、「リチウムイオン電池」の誕生や、その社会実装などについて対談を行いました。

リチウムイオン電池が様々なデバイスに活用される現代の状況等を踏まえ、吉野様からは、「かつては予想だにしなかった世界が実現しています。そして、そうしたことは今後も起き続けます。2050年 カーボンニュートラル実現といった話題もありますが、そこに向けては、“あり得ないだろう”と思われることが、当たり前になっていきます。私自身も、そうした意識をもって2050年に向けて進んでいきたい」という話をいただきました。

特別イベント3. 「市岡元気先生が語る! “科学”と“電池”の面白さ」

日時:10月16日(木)13:00~13:30
登壇者:サイエンスアーティスト 市岡元気先生
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130635/14/130635-14-9d9a0861505ca780945e0978bbebce7e-960x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130635/14/130635-14-516fc1f7c64735801a824048bb41ef1c-960x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


内 容:
人気サイエンスアーティストの市岡元気先生が登壇し、電池の「科学的な面白さ」を分かりやすく解説していただきました。市岡元気先生ご自身が持参されたキットを用いた電池にまつわる実験や、リチウムを含む石の実物を披露していただくなど、多くの来場者を魅了しました。

また、科学分野の人材育成について、「子どもたちに科学に興味を持ってもらい、日本からもっとたくさんの科学者が生まれるようにしたい。山の裾野が広がれば、頂点も高くなっていく。そのようにして、日本の科学技術の力を高めていきたくて、動画を毎週投稿するなどの活動をしています」と、科学の魅力を発信することの重要性を強調。さらに、リチウムイオン電池の安全性に関する注意点や、使用済み電池のリサイクルに関する現状など、社会との関わりについても掘り下げて解説していただきました。

来場者からは「電池の基本的な仕組みについて、楽しく知ることができた」「電池に関する技術や社会的な役割など、改めて考える機会になった」といった声が寄せられ、ブース内の特設ステージ周辺は多くの来訪者の方々で賑わいました。

■BASCブース出展総括

4日間にわたるCEATEC 2025への出展は、日本の電池サプライチェーンの強靭な連携体制と、社会インフラとしての重要性を強く印象付けるものとなりました。BASC会長の好田博昭は、今回のブース出展を振り返り、「電池産業の発展・成長に向けて、(今回は70社の)参画社の皆様、また経済産業省様、関係する学校の皆様など、産官学一体で取り組んでいくことを十分に訴求できました」「CEATECでは様々な最新の技術を知ることができますが、同時に、“ビジネスでどう勝つのか”も、業界として一緒に考えていく必要があります。このBASCブースでは、そうしたことを少しでも感じていただける場になったのでは」とコメントしました。
BASCは、脱炭素化への取り組みが加速する社会的要請を受け、電池の安定した製造基盤の確立、強靭なサプライチェーンの構築に向け、今後も産官学連携での取り組みを強化してまいります。

■脱炭素化への取り組みが加速する中、重要性が高まる蓄電池市場

蓄電池は繰り返し使用できることから、カーボンニュートラル社会実現の鍵を握る再生可能エネルギーシステムやEV等に幅広く活用され、世界的に市場が大きく拡大しています。経済産業省においても、2022年8月に「蓄電池産業戦略」の策定、2023年からは「蓄電池産業戦略推進会議」にて産官学連携での推進に向けた議論が行われるなど、蓄電池の安定した製造基盤の確立、強靭なサプライチェーンの構築が社会的要請となっています。こうした背景も受け、BASCにはサプライチェーン全体にわたった幅広い関係企業が加盟しており、会員企業数は2025年9月時点で240社にのぼります。
※会員企業一覧(BASC Webサイト内:https://www.basc-j.com/about_members/

■CEATEC2025開催概要

正式名称:CEATEC 2025(シーテック 2025)
会期:2025年10月14日(火)~ 17日(金)10:00~17:00
会場:幕張メッセ(千葉市美浜区)
主催:一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
※昨年度実績(CEATEC 2024)出展者数:808社・団体 来場者数:112,014人

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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