85年前にドイツ系ユダヤ人作家が遺した童話が、ピュリッツァー賞作家と英国人気絵本作家の手で、美しい絵本に!
徳間書店

自然のサイクルを尊重することを伝え、気象変動や異常気象について、考えさせる絵本。
株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、絵本『冬にやってきた春と夏と秋』(
https://www.tokuma.jp/book/b669488.html)を、10月29日(水)に発売いたします。
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冬の王さまは、誕生日にきょうだいたちをまねくことに。
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冬の王さまは、誕生日にとくべつなパーティーを開こうと、きょうだいを招くことにしました。
子どものころからずっと会っていない、春の女王、夏の王、秋の女王です。
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太陽も、風も、そんなことをしてはいけない、といいましたが、
冬の王は耳をかしません。
とうとうきょうだいたちが、冬の宮殿にやってきました。
みんなでごちそうを食べたり、ゲームをして、楽しい時をすごします。
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けれども宮殿の外では、たいへんなことがおこっていました。
夏の太陽がてっているのに、秋の雨がふりしきり、雪が舞い、春の花が開こうとします。
田畑には穂がみのらず、動物たちもいつ冬眠したらいいかわからず、おかしなことになっていました。
すべては、4つの季節が同じ場所に集まったせいなのです。
「このままではいけない」
きょうだいたちは、みな、じぶんたちの宮殿へ帰っていきました。
こうして、ふたたび季節はもとにもどったのでした。
物語のベースになったのは、第二次世界大戦下、ユダヤ人であることから母国ドイツを離れ、ヨーロッパを転々とし、英国で「適性外国人」としてマン島の収容所に入れられた青年による童話。
85年前に、27歳で亡くなったドイツ系ユダヤ人作家、ウルリッヒ・アレクサンダー・ボシュヴィッツが遺した童話を、ピュリッツァー賞受賞作家ジョナサン・フリードランドが紡ぎなおし、英国の人気絵本作家エミリー・サットンが繊細な絵をつけました。
ページの隅々まで描きこまれた、繊細で色鮮やかイラスト。何度も見直したくなる美しい絵本です。
文:ジョナサン・フリードランド
「ガーディアン」誌のコラムニスト、BBCラジオの歴史番組「The Long View」のプレゼンテーター、ピュリッツァー賞受賞作家。
絵:エミリー・サットン
エジンバラ・カレッジ・オブ・アートのイラストレーション専攻を卒業。ヨーク大学、米国のロードアイランド・スクール・オブ・アートでも学ぶ。対象の細部をとらえる目を持つ画家・絵本作家として高い評価を受けている。作品に、『人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし』『人形の家にすんでいたネズミ一家のおるすばん』(ボンド文)『おしゃれなクララとおばあちゃんのぼうし』(デ・ラ・ヘイ 文、以上徳間書店)、『ちいさなちいさな めにみえないびせいぶつのせかい』『うまれてそだつ わたしたちのDNAといでん』(デイビス 文、以上ゴブリン書房)、『クリスマスイヴの木』(デリア・ハディ 文、BL出版)など。
訳:さくまゆみこ
東京生まれ。出版社勤務、教職などを経て、フリーの翻訳者・編集者に。JBBY理事、「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表。著書に『エンザロ村のかまど』(福音館書店)、『どうしてアフリカ? どうして図書館?』(あかね書房)など。訳書に『子どもの本で平和をつくる イェラ・レップマンの目ざしたこと』(小学館)、『明日をさがす旅 故郷を追われた子どもたち』(福音館書店)、『あさがくるまえに』(岩波書店)、『宇宙への秘密の鍵』(岩崎書店)、『ブルンディバール』『消えた犬と野原の魔法』『ひとりでおとまりしたよるに』『トラといっしょに』『チトくんとにぎやかないちば』(以上、徳間書店)など多数。
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タイトル:冬にやってきた春と夏と秋[文]ジョナサン・フリードランド
[絵]エミリー・サットン
[訳]さくまゆみこ
[定価]1980円(税込)
[発売日]2025年10月29日(水)
[判型/ページ数]A4変/32ページ
[ISBN]978‐4‐19‐866087‐1
[発行]徳間書店
[商品ページ]
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