ダイレクトセカンダリー投資に特化したKepple Liquidity 2号ファンドが61億円でファーストクローズ
株式会社ケップルグループ

1号ファンドでは累計23社・50回の投資を実行
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株式会社ケップルグループ(代表取締役CEO:神先 孝裕、以下「ケップルグループ」)は、未上場株式のダイレクトセカンダリー投資に特化した「Kepple Liquidity 2号投資事業有限責任組合」(以下「2号ファンド」)を設立し、61億円でファーストクローズ(第一次募集完了)を実施しました。
近年の国内スタートアップ投資市場は、新たな資金流入によって急速に拡大する一方、未上場株式の流動性不足が依然として大きな課題となっています。
ケップルグループが取り組む「ダイレクトセカンダリー投資」は、既存株主から個別のスタートアップ企業の株式等を譲り受ける取引形態で、例えば創業期からの株主が適切なタイミングで資産を流動化する手段として注目されています。こうした取引によって得られた売却収益は、新たなイノベーション創出への投資に再び循環します。また、株主が交代したスタートアップは、成長に必要な時間を確保することで、より高い企業価値での上場や持続的な事業拡大を目指すことができます。このように、ダイレクトセカンダリー投資の推進は持続的なスタートアップエコシステムの発展につながると期待されています。
2022年に設立した「Kepple Liquidity 1号ファンド」(総額100億円)は、約3年で累計50回・総額約70億円の取引を実行し、ミドル・レイターステージのスタートアップ23社の株式を取得しました。投資先のうち株式会社Liberaware、クラシル株式会社、株式会社アクセルスペースホールディングスの3社がIPO、クレジットエンジン株式会社がM&AでEXITするなど、短期間で着実な実績を築いています。
国内スタートアップのみを対象とした本格的なダイレクトセカンダリーファンドとして、多様なニーズのある既存株主と、柔軟かつ機動的な取引を実行しました。同じコンセプトのファンドとしては最大級のサイズによって、1件あたり数億円を超え、持分比率も15%以上となるような事例でも未上場株式の流動化に貢献しています。
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2025年現在、国内未上場株式のセカンダリーの需要不足が以下のような理由でさらに顕在化し、成熟に伴う成長痛をスタートアップ投資市場にもたらしています。
2010年代半ばのVCファンド設立急増期から10年が経過し、満期を迎えるVCファンドが年々増加傾向にあること
オープンイノベーション政策本格化を受けて、2020年前後からスタートアップ出資を推進してきた事業会社などが投資ポートフォリオ再編の時期を迎えていること
起業家やスタートアップで働く人々の層が厚くなったことから、創業株主や従業員による資産流動化ニーズが増していること
今般の2号ファンドでも、投資コンセプトに賛同いただいた多様な投資家に参画いただきました。今後も、1号ファンドを上回る規模の投資を行うことで、スタートアップを支えてきた既存株主に柔軟な流動化機会を提供するとともに、投資先のより高い企業価値での上場や事業の発展を支援いたします。
当ファンドの概要
組合名称:Kepple Liquidity 2号投資事業有限責任組合
無限責任組合員:株式会社ケップルグループ、神先 孝裕、堂前 泰志
運用期間:2025年6月~2032年12月
会社概要
社名:株式会社ケップルグループ
所在地:東京都港区
代表者:神先 孝裕
URL:
https://kepple-group.com/investments/
ケップルグループについて
株式会社ケップルグループとそのグループ会社は、「Create New Industries(世界に新たな産業を)」をミッションに掲げ、スタートアップエコシステムの発展に貢献するため複数の事業を展開しています。
- 投資事業:Kepple Liquidity Fundをはじめとするセカンダリーファンド、事業承継ファンドを運営- ファンド運営支援:ファンド決算・資金管理・投資家レポーティング等のミドルバック支援- オープンイノベーション支援:KEPPLE DBを活用した探索支援やアドバイザリー- スタートアップ支援:採用・ノンコア業務を支援する人材・BPOサービス
URL:
https://kepple-group.com/
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プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes