2025年10月30日
東京
(ビジネスワイヤ) -- 患者自身のナチュラルキラー(NK)細胞およびT細胞を用いた自家細胞ベースのAIET免疫療法により、がん患者の生存期間と生活の質(QoL)が大幅に向上したことで、ベトナムのビンメック国際病院はアジアにおけるがん治療の新たな医療ツーリズム拠点として注目を集めています。この成果は、グエン・タイン・リエム (Nguyen Thanh Liem) 教授により、NCRM NICHE 2025で発表されました。同教授は、日本のジーエヌコーポレーションによる技術移転支援を受け、日本の規制に準拠した標準化AIETプロトコルを導入したことで、2018年からビンメック病院での治療提供が可能になったと述べています。
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AIETは、患者自身のNK細胞およびTリンパ球を従来の治療と併用することで、治療効果を20〜30%向上させ生存率を大きく改善します。ビンメック病院で2016〜2021年に実施された進行期がんに関する2件の臨床試験では、
大腸がん患者の平均生存期間が14.3か月延長 肺がん、肝臓がんなど他のがんでは平均生存期間が18.7か月延長が明らかになりました。
AIETは、進行期乳がん、卵巣がん、甲状腺がん、頭頸部がんなど100人を超えるがん患者においても生存率を向上させ、食欲、不眠、眠気、口渇、吐き気、抑うつ、倦怠感、全身症状、身体機能能力など多くの項目で改善を示し、生活の質(QoL)の向上をもたらしました。AIETは培養時に患者自身の細胞のみを用い、異種生物由来の物質やフィーダー層を一切使用しないため、副作用はほとんどありません。
AIET細胞療法は、ベトナムの再生医療に関する規制に基づき、ビンメック病院での実施が正式に承認されており、日本の再生医療等安全性確保法にも整合しています。
AIET治療プロトコル(1サイクル)は以下のとおりです。
患者の末梢血100mlを採取 細胞培養施設で15〜21日間の処理および培養を実施 NK細胞およびT細胞を2回に分けて静脈内に投与がんの進行度や病期に応じて、患者には2〜6サイクルの治療が必要となる場合がある、とリエム教授は述べています。
リエム教授は、また、ジーエヌコーポレーションの卓越した学際的研究により、以下のような細胞治療ソリューションが世界各国の病院や研究機関へ移転されていることを高く評価しています。
BEES-HAUSおよびBHES-HAUS: 口腔粘膜を用い、フェスティゲル・スキャフォールド内に封入して男性尿道狭窄を治療する技術 角膜の上皮および内皮疾患を対象とした新しい細胞治療法 EELS-TALC:自家軟骨細胞を用い、細胞老化を逆転させて関節軟骨損傷に対応する技術ジーエヌコーポレーションおよびNCRMは、モーリシャスに拠点を置く政府認定の細胞培養ラボSoulSynergy Ltdと提携し、日本で実施されている細胞治療をモーリシャス及びアフリカ大陸の患者へ提供すべく準備を進めています。
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