ケニア共和国/データセンター実証事業およびフィリピン共和国/イエバエ技術による食品廃棄物の肥料・飼料化事業の調査事業が補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金に採択(ニュースリリース)
大和ハウス工業株式会社

大和ハウスグループの株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:奥村洋治、以下「当社」)は、2025年8月1日、ケニア共和国/データセンター実証事業およびフィリピン共和国/イエバエ技術による食品廃棄物の肥料・飼料化事業の調査事業が、経済産業省の令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)(※)に採択されたことをお知らせします。
この度、採択された事業は、ケニア共和国におけるデータサーバー機器の性能およびデータセンター運用モデルを実証し、現地ITインフラの強靭化と持続的発展に寄与すること、およびフィリピン共和国におけるイエバエ技術を核とした食品廃棄物の肥料・飼料化による資源循環の実現を目的としています。
※.令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)
特設HP
https://gs-hojo-web-fspoc.jp/index.html
ケニア共和国/データセンター実証事業
東アフリカ各地域で急速に進む通信網の発展に伴い、地域の経済活動や社会・インフラ基盤を支える最新鋭データセンターの必要性は一層高まっています。当社は、こうした地域ニーズを踏まえ、経済産業省の補助金を受け、高性能データサーバー機器を導入した新たなデータセンターの構築および運営事業を目指します。本実証事業では、現地の環境下におけるデータサーバー機器の性能およびデータセンター運用モデルの実証を行い、技術的・事業的観点から実現可能性を総合的に検証します。
■事業概要
当社は、これまで培ってきたデータセンター建設およびインフラ整備の実績を活かし、ハウジング・ホスティング・クラウドの3本柱による最新鋭データセンターの構築と運用モデルの確立に向けた検証を行います。
■事業取り組み意義・目的
現地では、データセンター施設の不足や老朽化に起因して、データ処理能力、人材確保に課題を抱えており、環境改善が必要です。本実証事業では下図に示す課題改善を目的に、市場・法務・技術面を検証し、事業計画書を作成します。今後、現地環境を考慮したエコフレンドリーなデータセンター計画を推進し、ITインフラ基盤の強靭化、およびIT人材創出・育成等を通じて、現地のITインフラ基盤の持続可能な発展に貢献してまいります。
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フィリピン共和国/イエバエ技術による食品廃棄物の肥料・飼料化事業の調査事業
本事業は、フィリピン共和国において、当社が開発したイエバエによる食品廃棄物を肥料・飼料化する技術(イエバエ技術)を活用し、経済産業省の補助金を受け、資源循環の実現を目的としています。
■事業概要
現地においてイエバエ技術を活用し、現在は投棄・埋立されている食品廃棄物を有機肥料および昆虫タンパク質飼料として、農業や陸上養殖用飼料をはじめとした食料生産に還元する資源循環を実現する事業を目指すものです。現地での技術導入および飼料利用の課題を抽出し、事業の実現可能性を調査します。
■事業取り組み意義・目的
タンパク質危機の解決と資源循環を目的に、イエバエ技術の活用の可能性を検討します。再生利用が未普及なフィリピン共和国で、省エネ型飼料生産の実現を目指し、市場・法務・技術面を調査しながら事業計画書を作成します。あわせて現地の食品廃棄物への技術適用の可否および、農地への施肥、陸上養殖用への飼料効果を現地パートナーと連携し調査します。
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イエバエ技術の概要図
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes