Green Carbon株式会社は、インドネシア・西ジャワ州のボゴール農科大学(IPB)とMOUを締結
グリーンカーボン

~日本・インドネシア間のJCメカニズムを活用した低炭素農業プロジェクト~
ネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下Green Carbon(グリーンカーボン))は、インドネシア・西ジャワ州における水稲栽培におけるメタン削減プロジェクト推進のため、ボゴール農科大学(以下 IPB)と覚書(MOU)を締結しました。本プロジェクトでは、間断灌漑(AWD)技術(※1)を活用し、米作における温室効果ガス排出削減と持続可能な農業の促進を目指します。
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https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117956/223/117956-223-28ee382123cbbb89c9bcee5d4e6d9be7-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
〇本リリース及び詳細に関する問い合わせはこちら
https://green-carbon.co.jp/contact/
○Green Carbon株式会社会社概要のダウンロードはこちら
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Green Carbonは、東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、森林保全、水田、マングローブ植林、牛のゲップ削減、バイオ炭プロジェクトなど多岐にわたる分野で事業を展開しています。各地域の自然資源に適したプロジェクトを開発するとともに、衛星データを活用した適地選定やモニタリングにより、効率的かつ透明性の高い運営を実現しています。
中でもインドネシアは、水田約1, 000万haでカーボンクレジットを創出した場合、約428億円のポテンシャルがあると試算されます(※2)。こうした状況を踏まえ、Green Carbonは日本・インドネシア間のJCM(二国間クレジットメカニズム)やインドネシアの新興カーボン市場の仕組みを活用し、西ジャワ州におけるAWD(間断灌漑)技術を活用した水田からのメタン排出削減プロジェクトに着手しました。
[画像2:
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○締結の様子
インドネシアの水稲栽培は、国内農業由来の温室効果ガス(GHG)排出量の大部分を占めるメタンの主要排出源です。特に、西ジャワ州では灌漑ネットワークが整備され、零細農家が多く分布することから、持続可能な水管理技術の導入に最適な地域といえます。本プロジェクトは、パリ協定に基づくインドネシアの国別削減貢献(NDC)の達成に貢献するほか、カーボンクレジットを通じた新たな収入源の創出による持続可能な農村開発や、低炭素農業に関する科学的・技術的能力の強化にも寄与することが期待されます。
[表1:
https://prtimes.jp/data/corp/117956/table/223_1_b3dc1bace2c97fb01e0cb9533c164c23.jpg?v=202511060417 ]
ボゴール農科大学(IPB)とGreen Carbonの役割
[表2:
https://prtimes.jp/data/corp/117956/table/223_2_d86de8a655e76d2a9e1a021d9ca5578c.jpg?v=202511060417 ]
ボゴール農科大学(IPB)は、農学・環境科学・海洋学・生命科学を専門とするインドネシアの国立大学です。1963年に設立され、2019年に現在の名称に改称。教育・研究・イノベーションを通じて、持続可能な開発、食料安全保障、気候変動への対応力強化を推進しています。
https://ipb.ac.id
※1:AWD(間断灌漑)
間断灌漑(AWD)は水田の水位を目安に、数日おきに入水と自然乾燥を繰り返すという手法。間断灌漑(AWD)の場合、連続的な入水に比べ、水使用量を削減することができ、水資源の保全にも寄与。
※2:クレジットのポテンシャル試算に関して
総水田面積:約10,700,000ha、クレジット創出量:21,400,000t-CO2(5t-CO2/haで計算)、クレジット販売換算金額:約428億円(2000円/t-CO2で計算)
◆Green Carbon 株式会社
代表者 :代表取締役 大北 潤
所在地 :東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F
設立 :2019年12月
事業内容 :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL :
https://green-carbon.co.jp/
◆Green Carbon事業紹介
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しており、その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。
事業展開領域は日本、東南アジアを中心にオーストラリア、南米まで拡大しており、自然由来のカーボンクレジット(水田、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、牛のゲップなど)を創出しています。国内の水田においては、2023年度日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約40,000ha(約80,000t)に拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。
◆Green Carbon株式会社SNSはこちら
Carbon Credits Journal:
https://biz-journal.jp/carboncredits/
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note :
https://note.com/green_carbon/プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes