「ガススマートメーターの開発」が日本ガス協会技術大賞、「インフラ工事立会受付Webシステムの構築」が技術賞(サービス技術部門)を受賞
東京ガス株式会社

東京ガスネットワーク株式会社(社長:沢田 聡、以下「東京ガスネットワーク」)は、大阪ガスネットワーク株式会社、東邦ガスネットワーク株式会社、複数のメーターメーカー、デバイスメーカー、通信端末メーカー及び通信事業者と連携したガススマートメーターの開発において、一般社団法人日本ガス協会主催「2025年度 技術大賞*1」を受賞、NTTインフラネット株式会社と連携した、インフラ工事立会受付Webシステムの構築において「技術賞(サービス技術部門)」を受賞しました。
■ガススマートメーターの開発について
2025年度技術大賞
受賞件名:「都市ガス事業のDXを担うガススマートメーターの開発」
ガススマートメーターは、従来のメーターに比べ、保安機能やデータ計測機能が向上した高機能メーターに無線機能を付加したものです。遠隔での作業指示やデータ収集を行うセンターシステムとネットワークで繋げることにより、遠隔検針、遠隔開閉栓、遠隔データ収集等が可能になります。
技術大賞は、ガススマートメーターシステムを構成する各端末(高機能メーター、広域端末、多段中継無線)の開発が対象となっており、東京ガスネットワークは共同で開発を行った各事業者と共に受賞しました。
昨今の労働人口減少や高セキュリティ物件の増加により、ガス導管事業者は、人手不足や検針・開閉栓業務時の立ち入り困難な場所の増加という課題を抱えています。ガススマートメーターを導入することで、遠隔での検針作業や開閉栓が可能になり、これらの課題解決に寄与します。また、緊急時や災害時には遠隔でガスの遮断が行えるため、保安・レジリエンスの更なる強化にも貢献することができます。
東京ガスネットワークでは2024年1月より、供給エリア*2全域での導入*3を進めており、他ガス事業者でも採用が進んでいます。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/21766/1346/21766-1346-79ec777470cde94522523508fd8f52fc-1294x635.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■インフラ工事立会受付Webシステムの構築について
2025年度技術賞(サービス技術部門)
受賞件名:「立会受付Webシステムを用いた複数インフラ事業者の工事情報シェアリング化」
立会受付Webシステムは、NTTインフラネット株式会社が開発した、工事会社からガス・通信・電気・上下水等のインフラ事業者への工事申請・埋設物調査において、申請から回答までをオンライン化によりワンストップで行えるシステムです。
従来は工事会社が各インフラ事業者へ個別に電話やFAXで申請していましたが、本システムの導入により、工事会社は申請業務の負荷軽減や申請漏れの防止、インフラ事業者は申請がWebに一元化されることによる受付業務の負荷軽減や申請漏れによる設備事故発生のリスク低減に寄与します。
東京ガスネットワークは本システムを都市ガス事業者で最初に導入*4しており、NTTインフラネット株式会社と協力し、都市ガス業界での利用促進に取り組んでいます。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/21766/1346/21766-1346-e242eefe0bfab13433cfec8d5ea89cef-1051x553.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
東京ガスネットワークは、自社事業で保有する技術や情報等を活用し、様々なパートナーとの連携を強化していくことで、インフラ事業における社会課題の解決を目指していきます。
東京ガスグループは創立140周年を迎えました。東京を越え、ガスを越え、未来を先取りする企業とし挑戦を進めていきます。
以上
*1:「2025年度技術大賞・技術賞」の詳細は
こちら。
*2:東京ガスネットワークの供給エリアは
こちら
*3:
都市ガススマートメーターの供給エリア全域への導入について
*4:
東京ガスとNTT東日本の協業による埋設物調査・工事立会の共同Web受付の開始についてプレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes