フィジー政府観光局、新経営陣の方針を共同記者会見で発表
フィジー政府観光局

~チェアパーソンにイリサペシ・マタトル氏、CEOにパーレシュ・パント博士が就任。イノベーション/インクルージョン/サステナビリティを軸に次章へ~
フィジー政府観光局(Tourism Fiji)は、フィジー観光・民間航空省(Ministry of Tourism and Civil Aviation)とともに共同記者会見を開催し、新たに就任したチェアパーソン:イリサペシ・マタトル(Ilisapeci Matatolu)氏および最高経営責任者(CEO):パーレシュ・パント(Paresh Pant)博士を正式に紹介しました。会見では、副首相 兼 観光・民間航空大臣 ヴィリアメ・ガヴォカ(Hon. Viliame Gavoka)が登壇し、新体制の方向性を発表しました。
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クレジット:フィジー政府観光局
ガヴォカ副首相コメント
ガヴォカ副首相は、新体制の選任プロセスを高く評価し、次のように述べました。
「観光はフィジー経済の柱であると同時に、私たちが“どんな国であり、どんな人々か”を世界に伝える手段でもあります。マタトル氏とパント博士の就任は、フィジー観光の新しい時代の幕開けです。イノベーション(革新)、インクルージョン(包摂)、サステナビリティ(持続可能性)を軸に、フィジーの価値をより多くの人々に届けていきます。」
チェアパーソン 所信表明
マタトル・チェアパーソンは、観光・民間航空省および理事会への感謝を述べたうえで、観光局のガバナンス(組織運営)や説明責任の強化、そして国の観光政策との連携の深化に取り組む決意をしました。
「今はフィジーの観光産業は大きなチャンスを迎えると同時に、責任を果たす段階にあります。私たちは、全ての取り組みが確かな成果を生み、地域社会の支援や環境保全につながるよう努めていきます。そして、世界の舞台で“フィジー・ブランド”の価値をさらに高めていきたいと思います。」
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クレジット:フィジー政府観光局
CEO方針:4つの柱と市場戦略
パントCEOは、観光局の優先課題として
1.イノベーション(革新) 2.サステナビリティ(持続可能性) 3.コラボレーション(協働) 4.成果重視(測定可能なKPI)の4つを掲げ、次のように述べました。
「コロナ禍後の急速な回復は落ち着きを見せ、現在は供給面の制約が課題となっています。これからの成長には、サービスの質や体験価値の向上、そしてお客様の満足度をいかに高められるかが鍵になります。私たちの競争力は“訪問者数”ではなく、“約束したフィジー体験をどれだけ高いレベルで実現できるか”にかかっています。」
続いて、投資対効果を最大化するデータ主導・成果起点型マーケティングの推進を表明し、主要市場と新興市場の両軸で戦略的な展開を進めていくと説明しました。
・ コア市場の強化:オーストラリア、ニュージーランド
・ 新興市場の拡大:北米、アジア
「どの市場でも投資対効果(ROI)と成果(コンバージョン)を明確にし、投入する一つひとつのリソースが、人々と経済に確かな価値をもたらすよう取り組んでいきます。」
産官学・地域連携と持続可能な成長
パントCEOはまた、産業界・政府・地域社会の連携を深めることで、フィジーの観光産業を持続的に発展させていく必要性を強調しました。
「私たちの目標は、短期的な成長ではなく長期的で持続可能な発展です。フィジーの自然・文化・人々を、常にすべての体験の中心に据えながら、世界中の旅行者に愛され続ける国を目指します。」
会見の締めくくり
会見の最後にはQ&Aセッションが行われ、マタトル氏とパント博士の両名から今後の具体的な取り組みと方向性が共有されました。
両者はともに、経済・環境・地域社会のすべてに価値を還元していく姿勢を改めて示し、フィジー観光の新しい時代に向けた決意を語りました。
フィジー政府観光局(Tourism Fiji)について
フィジー政府観光局は、フィジーの観光振興を目的に、国内外の関係機関・産業界と連携しながらセールス、マーケティング、ブランドマネジメントを推進しています。
ブランドメッセージは 「Where Happiness Comes Naturally(幸せあふれるフィジー)」。
豊かな自然、アドベンチャー、地域との交流、リフレッシュ、グルメといった多彩な体験を通して、フィジーならではの温かなホスピタリティ“BULAスピリット”を世界へ発信しています。
本件に関するお問い合わせ
フィジー政府観光局 日本事務所(PR担当)
E-mail: prjapan@tourismfiji.com.fj
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes