デジタルスキル標準(DSS-P)導入・活用をさらに深化!
一般社団法人iCD協会

~SFIAバージョンアップとタスク大幅拡充に伴うWingsIIIの改訂~
一般社団法人iCD協会(東京都千代田区、理事長:金 修)は、過日、デジタルスキル標準(DSS-P)とiCDタスクディクショナリの連携に関するプロダクト「WingsIII」を発表*、多くの企業に活用いただいてきておりますが、今般、
- SFIA9へのバージョンアップ- iCDタスクディクショナリの大幅拡充
にあわせ、「WingsIII」の改訂を行いました。
*WingsIIIに関しましては弊協会10月9日リリースの下記情報をご参照ください。
デジタルスキル標準(DSS-P)はこう使う! | iCDA
1. SFIA9バージョンアップの概要
1. 新しいスキルと職務の追加
SFIA 9では、特に以下のような新しいスキルや職務が追加されました
- デジタルトランスフォーメーションに関連するスキル- クラウドコンピューティングやAI(人工知能)、機械学習に関連するスキルの拡充- サステナビリティやエシカル(倫理的)技術に関連する新しい職務やスキルの追加
これにより、現在のテクノロジー業界の進展を反映させることができ、より幅広い分野でのスキルや役割に対応できるようになっています。
2. 職務レベルの再定義
SFIA 9では、スキルのレベル設定がさらに明確にされ、職務の定義がより細かく、具体的になりました。特に、高度なスキルを求められる役職については、責任範囲や求められる成果のレベルがより具体的に定義されています。これにより、キャリアパスの明確化や、スキルの発展段階がより一貫性を持って評価できるようになっています。
3. 新しい技術領域の強化
サイバーセキュリティの重要性が高まる中で、セキュリティ関連のスキルセットが強化されました。
データサイエンスやデータエンジニアリングに関連するスキルの追加や強化があり、データ主導の意思決定の重要性が増しています。
4. グローバルな適応性の強化
SFIAは国際的に広く使用されているフレームワークであり、SFIA 9では、特に多国籍企業やグローバルチームでの活用に適した形で、各国や地域の特性に合わせたスキルや職務のアジャストがしやすくなっています。
2. iCDタスクディクショナリの大幅拡充
弊協会10月9日リリースの下記情報をご参照ください。
【10/9プレスリリース】iCDタスクディクショナリの大幅拡充について | iCDA
3. 改訂版WingsIII
[画像:
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図:DX推進スキル標準のロールとiCDタスク大分類のマッピング(大分類をもとに集約したものです。実際には小分類単位までマッピングを実施しております)
弊協会ではこれからもグローバル標準との連携をすすめ、世界最先端のタスクとスキルの要素を取り込めるよう対応していく予定です。また、すでにiCDをお使いの企業様が、「WingsIIIのビューで見た場合にどのような人材が何人いるのか」を判定するサービスも追ってリリースいたします。
■一般社団法人iCD協会
本社所在地 : 〒101-0046 東京都千代田区神田多町2-2-22千代田ビル6F
理事長 : 金 修
設立 : 2018年2月
事業概要:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公開した「iCD(iコンピテンシ ディクショナリ)」に関する調査及び研究、普及啓発及び指導、情報の収集及び提供等
URL :
https://www.icda.or.jp/プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes