応用地質、シンガポール地盤工学会で液状化判定技術「PDC」について講演
応用地質株式会社

~東南アジアのインフラ開発に貢献~
応用地質株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:天野 洋文、以下、当社) は、10月30日に開催されたシンガポール地盤工学会 (GeoSS) 主催の技術セミナー (TC217 Land Reclamation Hybrid Seminar) にて、当社が開発・普及に貢献しているPiezo Drive Cone (PDC) 技術に関する講演を行いました。
PDCは、地盤の液状化判定技術として日本国内で広く利用されており、PDCコンソーシアム (共同研究組織) を通じて標準化・普及活動が進められている共同技術です。当社はPDCの開発・実用化に深く関与しており、国内外の研究機関や企業と連携しながら、技術の高度化と普及に取り組んでいます。
このPDCによって迅速かつ正確に地盤の特性を把握できる技術は、埋立による国土開発が進むシンガポールにおいて、埋立後や地盤改良後の地盤評価に活用できると考え、当該技術をシンガポールの地盤工学関係者向けにセミナー形式で紹介しました。
当該技術セミナーでは、PDCを利用した共同研究を行っている国立台湾大学土木工学科の葛宇甯教授がキーノートスピーカーを務め、シンガポール国立大学のセミナー室から、対面およびオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で開催されました。参加者はオンライン66名を含む約100名にのぼり、多くのシンガポールの技術者に当社技術をアピールできました。講演後、GeoSS会員向けに新しい知見をもたらした当社の発表に対し、GeoSS会長 (シンガポール国立大学のChian Siau Chen, Darren准教授) より感謝状が贈られました。
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左:講演を行う当社社員 右:授与された感謝状
シンガポールおよび周辺の東南アジア諸国では、インフラ開発が急速に進み、それに伴い地盤工学上のさまざまな課題が生じています。当社はこれらの課題を解決し、各国の発展に貢献するべく、関連学会との連携を強化し、日本で培った技術の活用を進めてまいります。今後は、シンガポール支店を中心に、積極的に活動していく所存です。
応用地質株式会社 会社概要
応用地質株式会社は「人と地球の未来にベストアンサーを。」を経営ビジョンに掲げ、地球科学に基づく深い知見とデジタル技術のイノベーションを通じて、困難な課題の最適解を追求しています。これまで「地質工学の創造」を礎に、地質・地盤に関する専門知識を深め、社会基盤の整備や災害に強いまちづくり、環境保全に貢献してきました。自然災害の激甚化やインフラの老朽化といった課題が増大する中、私たちはすべてのステークホルダーと共に持続可能な社会の実現に向けて新たな価値を創造し続けます。
社名:応用地質株式会社
代表者名:代表取締役社長 天野洋文
設立:1957年 (昭和32年) 5月2日
資本金:161億7,460万円
所在地:東京都千代田区神田美土代町7番地
事業内容:
・道路・都市計画ならびに土木構造物及び建築構造物などの建設にともなう地盤の調査から設計・施工監理にいたるまでの一連の技術業務
・地すべり、崖崩れ、地震災害、風水害等の調査、自然災害リスクの調査、解析、予測、診断、評価から対策工にいたる技術業務
・環境保全・環境リスクの調査、解析、予測、診断、評価から対策工にいたる技術業務
・地盤・環境・災害情報等、地球に関する情報の収集、加工、販売
・各種の測定用機器・セキュリティ機器・ソフトウエア、システムの開発、製造、販売、リース、レンタル
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