【開催レポート】子どもカフェ「お福wapi」3日間でホットサンド113食を販売 フリースクールの小中学生 自信につながる体験事業
NPO法人キリンこども応援団

特定非営利活動法人キリンこども応援団(大阪府泉佐野市、代表 水取博隆)では、運営するフリースクール「キリンのとびら」に通う小中学生が自主的に運営する『子どもカフェお福wapi』を2025年10月5日(日)・10月19日(日)・11月2日(日)の3日間、泉佐野市内で出店いたしました。
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子どもカフェを出店した子どもたちとスタッフ
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接客の様子
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大好評だった子どもたち考案のホットサンド
特定非営利活動法人キリンこども応援団は、安心できる居場所を通して子どもたちが自らの希望を持ち未来に踏み出せるよう支援を行っており、こども食堂「キリンの家」・フリースクール「キリンのとびら」・オンラインフリースクール「clulu」などの居場所を運営しています。
フリースクール「キリンのとびら」では、小中学生が自主的に運営する『子どもカフェお福wapi』を泉佐野市内で計3日間出店いたしました。
サポーターの皆さまをはじめ、子どもたちを応援してくださるたくさんの方にご来店いただき、3日間でホットサンド113食を販売することができました!
また、最終営業日限定で販売したテイクアウトのクッキーは準備した39個が見事完売いたしました。
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仲間で支え合いながら活動しています
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協力しながら調理を行う様子
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泉佐野市千代松市長もお越しくださいました
お福wapiは、お店のコンセプトづくりからメニューの考案、広報、接客応対、仕入れ・コスト管理など、経営のほとんどを子どもたちが行います。7月から何度も打ち合わせを重ね、課題を乗り越えてきました。
今回のメニューは、子どもたちが考案したハムたまご・ハムチーズ・チョコバナナの3種類のホットサンド!
「めちゃくちゃ美味しい!お店の味や!」とお客さまに大変好評でした!
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子どもたちの思いがつまったクッキー
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クッキーのラッピングにひとつずつメッセージを書く様子
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クッキーを準備する子どもたち
最終日限定で販売したテイクアウトのクッキーは、美味しさやマーブル模様の見た目に子どもたちが納得できるまでこだわりました。
今回のメインであるホットサンドの試作、接客の練習などと並行してクッキーのクオリティも仕上げていくのは、スケジュール的にも大変でしたが、子どもたちは「忙しくて店内でゆっくり食べてもらえない人たちにも、自分たちの想いや笑顔・幸せを届けたい!テイクアウトのクッキーなら、そんな時間のない人にも持ち帰ってもらえる。また食べにきてくれた人が家族に買って帰ることもできる。」とクッキー販売への意志が固く、子どもたち自身でスケジュール管理をしたうえでなんとか最終営業日のクッキー販売にこぎづけました。
一人ひとりが成長を遂げ自信をつけた今回の出店。子どもたちは、来年2月の文化祭に向けて新たなチャレンジをスタートさせていきます!
<子どもカフェお福wapiを出店した子どもたちのコメント>
・1回目の営業を終えたとき、「次はもっと提供時間を早くしよう」と目標を立て、2回目の営業では15分ほど提供時間を縮めることができました。「お客さんを待たせるわけにはいかない」という一心で、効率的に動くことを意識できたと思います。
・自分の協調性の無さに悩んでいましたが、今回の出店では周りの仲間を頼ることができました。今までもお福wapiの活動に何度か参加してきましたが、今回は特に大人の助けを借りずに自分たちで協力しながらやり切れたと感じています。
・学校には通えていないけれど、出店に向けて学校の先生にチラシを渡すことができて、担任の先生がホットサンドを食べに来てくれました。フリースクールで頑張っているところを見てもらえてよかったと思っています。
<代表 水取のコメント>
今回、子どもたちは「笑顔と幸せで満たされた空間を全ての人に届ける」というコンセプトを掲げてお福wapiを出店しました。
子どもたちは打ち合わせや練習を重ねてお客さまをお迎えしましたが、不完全なところもありました。
お越しいただいた皆さまには、それさえも温かく見守っていただいたことに感謝申し上げます。
子どもたちのなかには、フリースクールの体験事業に初めて参加する子もいましたが、周りの子どもたちが大人も驚くほど上手くサポートし、出店に向けて一丸となって取り組む様子を目にしました。
他の子の頑張りを、私にわざわざ伝えに来てくれる子もいました。
不登校の子どもたちは、学校に行っていないことで体験や学びの機会に格差が生まれます。
しかし、今回子どもたちがお福wapi出店を通じて得たものは、将来きっと子どもたちの役に立つと思っています。
実施概要
イベント名:子どもカフェお福wapi 2025
日時:2025年10月5日(日)・10月19日(日)・11月2日(日) 各日11:00~14:00
場所:つむぎやAmenity(〒598-0054 大阪府泉佐野市栄町4番18号)
参加者:フリースクールキリンのとびらに通う小中学生
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お福wapi ~店名に込めた想い~
「今、笑顔で過ごしている自分たちの幸せをお福分け(お裾分け)したい」という思いから、子ども達が「お福wapi」と命名。
「wapi」とは、泉佐野市と友好提携都市を結んでいるウガンダ共和国で使用されているスワヒリ語で「居場所」という意味をもつ。
「お福wapi」の取組みは、子ども家庭庁ウェブサイト内「こども・若者主体のアクション」で紹介されています。
*子ども家庭庁URL:
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-mannaka/case/wakamono/
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■特定非営利活動法人 キリンこども応援団について
キリンこども応援団は、大阪府泉佐野市において、子ども第三の居場所(コミュニティモデル)「キリンの家」を運営しています。キリンの家は、小学校低学年~高校生の子どもを対象として、課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行う居場所です。子ども食堂やフリースクール、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)などを展開し、子ども達が子どもらしくいられる居場所です。キリンこども応援団は日本財団の助成を受けて運営しています。
■法人概要
法人名:特定非営利活動法人キリンこども応援団
代 表:代表理事 水取博隆
設 立:令和3年10月26日
事 業:子ども食堂事業(さのだい子ども食堂キリンの家)、フリースクール事業(フリースクールキリンのとびら、オンラインフリースクールclulu)、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)、パントリー(食材配布)事業等
※キリンの家は、日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受けて運営しています
住 所:〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号
URL :
https://kirin-npo.com/
■「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に261ヵ所設置されています。(2025年9月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes