ジャパンエクセレント投資法人に「電気料金予算作成支援サービス」を提供開始
株式会社日本電力調達ソリューション

~REITにおける“変動する固定費”を見える化。電気料金予算の精度向上と説明責任強化を支援~
■概要
株式会社日本電力調達ソリューション(本社:東京都港区、代表取締役社長:高橋優人)は、ジャパンエクセレント投資法人様(資産運用会社:ジャパンエクセレントアセットマネジメント株式会社様)に対し、「電気料金予算作成支援サービス」の提供を開始しました。
本サービスは、REITが抱える“電気料金の見通しの難しさ”という課題を解決し、半年に一度の予算策定をデータに基づいた根拠あるプロセスへと変えるものです。すでに2024年からJ-REIT3社で導入が進んでおり、今後さらに提供を拡大していく予定です。
■背景
不動産投資法人(REIT)において、電気料金は運営コスト全体の10~15%を占める重要な固定費です。しかし実際には、燃料費調整額や再エネ賦課金の改定、電力会社の切替など外的要因によって変動が大きく、半年に一度の決算・予算作成時には、その見通しを立てることが大きな負担となっています。
こうした状況を踏まえ、当社では電気料金の変動要因を可視化し、予算精度の向上と説明責任の強化を支援する取り組みを進めています。
■サービス概要
本サービスでは、REITが保有する複数物件の電力契約を地域別・電力会社別に分析し、各エリアの燃料費調整単価や契約条件をもとに、先12ヶ月の電気料金見通しを定量的に算出します。
主な提供内容は以下の通りです。
・各物件の燃料費調整額算定式の読み解き
・地域別・電力会社別の燃料費等調整額の先12か月予測
・翌年度再エネ賦課金予測
・基本料金・従量料金の計算
・今後の市場動向レポートの提供
また、相対的に電気料金が高い物件に対しては、最適な電力会社への切替提案も行い、コスト最適化の実現もサポートしています。
■導入効果
本サービスの導入により、
・電気料金予算の精度向上
・社内外関係者への説明の明確化
・電気料金構成の可視化によるコスト最適化
が期待されます。
これにより、REIT運用における“固定費の変動リスク”を最小化し、運用の安定化に貢献します。
■代表コメント
「電気料金は、固定費でありながら市況や政策に左右される“変動する固定費”です。REITのように透明性と説明責任が求められる分野では、根拠ある予算策定が特に重要になります。今回の支援を通じて、運用現場の負担を軽減し、電力コストの見通し精度を高めるサポートを継続していきます。」
株式会社日本電力調達ソリューション
代表取締役社長 高橋 優人
■今後の展望
電気料金の複雑化が進む中、当社ではJ-REITを中心とする不動産業界向けの支援を本格的に拡大してまいります。
【会社概要】
会社名:株式会社日本電力調達ソリューション
代表者:代表取締役社長 高橋優人
所在地:東京都港区新橋3-9-10 2階
資本金:9,000,000円
事業内容:電力調達コンサルティング、再エネ調達支援、電気料金予算作成支援、燃料費等調整額予測、電力会社切替サポート
URL:
https://jepsolution.jp/プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes