立ち上がれ!日本のソフトウェアを再び世界へ「Jフロートプロジェクト」発足
株式会社フリーウェイジャパン

株式会社フリーウェイジャパン(東京都新宿区:代表取締役井上達也)は2025年11月12日に「Jフロートプロジェクト」の運営会社としてJフロートプロジェクト実行委員会に参画いたします。
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61444/74/61444-74-814ad8a1a928922dd5b8815e5736d98a-1024x576.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Jフロートプロジェクト実行委員会は、日本のソフトウェア業界のさらなる発展と国際競争力の向上を目指し、「日本のソフトウェアを再び世界へ」をスローガンとしたプロジェクト「Jフロート」を2025年11月12日に発足しました。本プロジェクトでは、世界で活躍する企業を創出するため、この理念に賛同し、ともに業界を盛り上げていく企業・団体を募集いたします。
かつてソフトウェア先進国として世界をリードした日本の地位を取り戻すべく、「Jフロートプロジェクト実行委員会」は本日、日本のソフトウェアを再び世界に浮上させるための「Jフロートプロジェクト」の発足を発表します。本プロジェクトは、運営をイノベーションズアイ株式会社、辻・本郷 ITコンサルティング株式会社、株式会社フリーウェイジャパンが担い、日本のソフトウェア産業の復権を目指します。
日本は1980年代にいち早くパソコン(当時の名称はマイコン)に取り組み、多様なソフトウェア開発を推進してきました。1984年にはTRONプロジェクトが発足し、OSの分野ではマイクロソフトの「DOS」と競い合うなど、世界の最先端を走っていました。
しかし現在、日本のITは国際競争力の低下に直面しており、2024年度の「IMD世界デジタル競争力ランキング」では31位を記録しました。ゲームソフトウェアを除き、世界で広く使われている日本メーカーのソフトウェアはほとんど見られず、システム開発の失敗や優秀なエンジニアの海外流出といった課題が山積しています。
「Jフロートプロジェクト」は、これらの現状を打破し、海底深く沈んでしまった日本のソフトウェアを再び世界に押し上げることを使命とします。本プロジェクトは、活動を通じて日本のソフトウェア産業の活性化と国際競争力の向上に貢献していきます。
Jフロートプロジェクト実行委員会は、これらの活動を通じて、日本が再び世界のITを牽引する存在となることを目指します。皆様のご支援とご参加を心よりお待ちしております。
※1 TRONプロジェクト: The Real-time Operating system Nucleusプロジェクトの略。坂村健氏が提唱した、オープンなリアルタイムOSの仕様策定と普及を目指すプロジェクト。
※2 IMD世界デジタル競争力ランキング: スイスの国際経営開発研究所(IMD)が毎年発表する、各国のデジタル競争力を評価するランキング。
主催: Jフロートプロジェクト実行委員会
運営: イノベーションズ株式会社(イノベーションズアイ)
辻・本郷 ITコンサルティング株式会社
株式会社フリーウェイジャパン
【日本の現状】
・2024年日本の「デジタル赤字」はインバウンドによる黒字5.8兆円を超え、過去最大の6兆4622億円。
・2025年1~6月のデジタル関連収支は3兆4810億円の赤字(経済産業省)
・経済産業省は「デジタル経済レポート:データに飲み込まれる世界、聖域なきデジタル市場の生存戦略」を公表(2025年4月30日)
・IMD世界デジタル競争力ランキング」世界31位
・2024年ソフトウェア業の倒産数223件。過去10年間の調査で最多(東京商工リサーチ(TSR)
・顧客の要請を受け、契約を締結した後に機能を実装するという方式が世界のソフトウェア産業から遅れる原因となっただけでなく、日本の産業全体におけるイノベーションの崩壊の始まりになった。(ポッドキャスト配信者のティム・ロメロ氏※)
※出典
https://www.disruptingjapan.com/the-forgotten-mistake-that-killed-japans-software-industry/
【運営(井上達也)からのメッセージ】
僕が初めてパソコンに触れたのは、今から46年前、18歳の頃でした。当時は、パソコン(当時はマイコン)を持つ人がまだごく少数で、ソフトウェアはほとんど市販されておらず、本を片手に、自分でプログラムを組むしかありませんでした。その体験が、私の人生を決定づけたと言っても過言ではありません。
その後、日本にパソコンが普及し始めると、状況は一変しました。素晴らしいソフトウェアが次々と生み出され、まるで新しい文化が生まれるような熱気に満ちていました。ワープロソフト「松」や「一太郎」、データベースソフト「桐」など、日本のプログラマーたちが互いに切磋琢磨し、「あいつには負けられない!」と情熱を燃やしていたあの時代を、私は今でも鮮明に覚えています。
しかし、今の状況はどうでしょう?
私たちが日常的に使うソフトウェアの多くは、もはや海外製が主流です。日本語の漢字変換ひとつとっても、不便さを感じた経験はないでしょうか。それは、私たちが培ってきた技術や情熱が、いつの間にか、その輝きを失いつつあることの象徴かもしれません。
だからこそ、このプロジェクト「Jフロート」を立ち上げました。
「日本のソフトウェアを再び世界へ」
これは、10代からパソコンに魅了され、今日まで情熱を燃やし続けてきた63歳の私が、人生を賭けてやり遂げなければならない最後の仕事です。
このビジョンに共感し、日本のソフトウェア業界の再興という夢を共に追っていただける方、ぜひ私たちに力を貸してください。
Jフロートは、あなたの力を必要としています。プロジェクトへの賛同、お問い合わせは、Jフロートサイトからお申し込みください。
【ご賛同(お申し込み)について】
ご賛同される場合には下記、Jフロートサイトからお申し込みください。折り返し事務局よりご連絡いたします。なおご賛同に当たり、料金は不要です。
URL
https://jfloat.com/
【運営会社ご紹介】
株式会社フリーウェイジャパン
1991年設立。業務系クラウドシステムを開発、販売。無料で利用できる経理、給与システムによりユーザーは61万を超える。
辻・本郷 ITコンサルティング株式会社
業務コンサルティング、ソフトウェア販売導入支援等のテクノロジーコンサルティング及び経理労務代行等のオペレーションコンサルティング
イノベーションズアイ株式会社
ビジネスメディア『イノベーションズアイ』を中心に情報を配信。ビジネス表彰制度「イノベーションズアイ革新ビジネスアワード」を開催
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes