全国1200店舗超のホームセンター等を運営する「コメリ」がBill Oneで年間約7000時間の請求書業務を削減
Sansan株式会社

~経理DXで月次決算の加速とガバナンス体制の強化を実現~
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働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、株式会社コメリ(以下、コメリ)における経理DXサービス「Bill One」の活用事例とその成果を発表します。
コメリは、ホームセンターを中心に全国1200店を超える店舗を運営しており、年間2万5000件以上の請求書を受領しています。従来はその受け取りや支払いに伴う処理を紙で行っていたため、各部門での負担が大きいことに加え、経理担当者による支払処理が月末月初に集中し、支払遅延のリスクが伴うなど課題を抱えていました。2023年8月にBill Oneを導入し、請求書の受領・処理をオンラインに移行しデータを一元管理する体制を整えたことで、年間約7000時間の業務削減とガバナンス体制の強化を実現しました。
■Bill One導入の背景
コメリは、店舗の運営やメンテナンス、新規出店に伴う建設関連の費用など、年間2万5000件以上の請求書を受領しています。従来は、受領した請求書の処理が全て紙で行われていたため、各部門の担当者は、請求書の振り分けや開封、押印、回覧に加え、仕訳伝票も別途作成し出力するなど多くの工数を要していました。そのため支払処理を行う経理担当者へ請求書が届くタイミングは、締切日に近い月末月初に集中してしまうこととなり、支払遅延のリスクもありました。
こうした課題を解決するため、請求書の受領から支払いに至るまでの業務プロセスをオンラインに移行し、業務効率の向上を図るとともに、ガバナンス体制の強化を図るべく、Bill Oneの導入に至りました。
■導入後の運用と成果
・請求書処理のオンライン化で、年間約7000時間の業務削減を実現
Bill Oneでは、取引先から届く紙の請求書を代理で受領し99.9%の精度(※1)でデータ化し、オンライン上へアップロードします。Bill One上で請求書の確認や承認、会計処理に必要な仕訳までできるほか、インボイス制度や電子帳簿保存法といった法制度にも自動で対応することが可能です。コメリは、Bill Oneを活用して請求書1件あたりの処理工数を約3分の1に短縮し、年換算で約7000時間の業務を削減しました。これにより、経理部門における月次決算の締め日を早期化し、より詳細な決算分析など、付加価値の高い業務に集中できる環境を実現しました。
・請求書の一元管理で、ガバナンス体制を強化
Bill Oneで、全社の請求書をオンライン上で一元管理できるようになったことで、経理担当者は、各部門の請求書の受け取りや処理状況を把握できるようになりました。処理が遅れている場合の確認や支援がしやすくなり、支払遅延のリスクを低減しました。監査や取引先からの請求書照会に関する問い合わせ等があった際も、各部門や経理部門の双方で、オンライン上で過去の請求書を容易に参照し対応できるようになりました。
■株式会社コメリ 経理部 経理グループマネジャー 千葉 敬介様からのコメント
当社では、請求書の受け取りから仕訳伝票の作成までを各部門の担当者が行った後に、経理担当者が確認、支払処理を行う業務フローとなっており、DXの実現にあたっては経理専門ではないスタッフも使い勝手が良いかどうかも重要なポイントでした。Bill Oneは、稟議に必要な関連データを請求書データにひも付けられることに加え、請求書の承認者をオンライン上でその都度設定することもでき、現場の社員から「臨機応変に使いやすい」との声をいただいています。
元々、各部門では請求書の大半を紙で運用していたため、2023年の導入当初は「紙の方が見やすい」という意見もありました。しかし、現在では「データの方が対応しやすい」という意識に多くの社員が変わってきていることを実感しています。また、Bill Oneでは、取引先にもアカウント登録いただくことで、取引先が請求書をオンラインにアップロードし、私たちがBill One上ですぐに受け取ることができます。現在、多くの取引先様に賛同いただいたおかげで、当社でのオンライン受領率はかなり高い水準まで上昇し、業務スピードの向上にも繋がっていると感じています。
2025年4月に当社が発表した中期経営計画では、3年で100店舗以上の出店を目指すことを目標にしており、今後、出店のたびに新しい取引先や請求書も増えていきます。さらに、その投資対効果についても測っていく必要があり、私たち経理担当としては、業務を加速させ、数値分析に更に時間を充てていくことが求められます。将来を見据え、DXによって一人ひとりがいかに生産性向上していけるか、またDXの効果は請求書が増えるたびに高まっていきますので、いかに早く着手できるかが鍵になると考えています。今後もBill Oneのサポートを受けながら、全社ひいては取引先も含めてDXの効果を更に拡げていきたいと考えています。
■株式会社コメリについて
会社名:株式会社コメリ
代表者:代表取締役社長 捧 雄一郎
創業:1952年4月
事業内容:パワーおよびハード&グリーン等のチェーンストア経営
従業員数:3,632名(2025年3月時点)
URL:
https://www.komeri.bit.or.jp/
※1:Sansan株式会社が規定する条件を満たした場合のデータ化精度
(以上)
■経理DXから、全社の働き方を変える「Bill One」
Sansan株式会社が提供するBill Oneは、請求書受領、経費精算、債権管理といった、さまざまな業務領域の課題を解決する、経理DXサービスです。請求書や領収書といった証憑書類が関わる全社の業務プロセスを根底から変えることで、経理部門に限らず、企業全体の生産性を高めます。
https://bill-one.com/
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、ビジネスデータベース「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、経理DXサービス「Bill One」、取引管理サービス「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:
https://jp.corp-sansan.com/
所在地:〒150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
資本金:72億44百万円(2025年8月31日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan
https://jp.sansan.com/
Eight
https://8card.net/
Bill One
https://bill-one.com/
Contract One
https://contract-one.com/プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes