GMOインターネットの「GMO GPUクラウド」が日本最速のユニコーン企業「Sakana AI」の次世代AI開発基盤に採用
GMOインターネットグループ

国内トップクラスの計算環境で日本がAIをリードする新たな時代へ
GMOインターネットグループのGMOインターネット株式会社(代表取締役 社長執行役員:伊藤 正 以下、GMOインターネット)が提供する国内最高水準(※1)の生成AI向けGPUクラウドサービス 「GMO GPUクラウド」が、日本最速のユニコーン企業、Sakana AI 株式会社(代表取締役CEO:デイビッド・ハ 以下、Sakana AI)の次世代AI開発基盤に採用されました。
日本発の生成AI(人工知能)開発スタートアップであり国際的な注目を集めている「Sakana AI」(https://sakana.ai/)は、生物の進化プロセスを模倣した独自技術「進化的モデルマージ」や、AIが研究アイディアの生成から実験の実行・論文執筆までのプロセスを自動化するシステム「AIサイエンティスト」、日本語対応の言語モデルや画像生成AIの研究など、自然界の法則に着想を得た革新的なAI技術の研究開発と社会実装を推進しています。
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この採用により、GMOインターネットは国内最高水準のAI計算基盤と高度な技術サポート体制で、Sakana AIが研究開発に専念できる環境を支え、同社の革新的AI技術が世界をリードする未来を全力でサポートしてまいります。
(※1)2024年11月22日時点提供中の国内商用向けクラウドサービスとして当社調べ(ご参考:「GMO GPUクラウド」世界のスーパーコンピュータランキングTOP500に初ランクイン
https://group.gmo/news/article/9266/)
【Sakana AIについて】
Sakana AIは、2023年にデイビッド・ハ(CEO)、ライオン・ジョーンズ(CTO)、伊藤 錬(COO)によって設立された東京拠点の研究開発企業です。Sakana AIは、AIサイエンティスト、進化的モデルマージ、Continuous Thought Machines、ダーウィンゲーデルマシンといった世界水準でも最先端のAI関連技術を生み出し、常にAI研究の最前線を切り拓いています。
また、2025年3月に発表した事業開発本部を通じて日本最大級の企業や公共セクターとも連携し、金融・防衛領域を中心とした日本のニーズに応えるAIソリューションの開発や、AIの民主化にも取り組んでいます。
【「GMO GPUクラウド」評価のポイント】
1. 大規模分散学習に最適化された総合的な技術基盤
高速ストレージ、高帯域インターコネクトに加え、NCCL、CUDA、HPC-X(※2)など、AI開発に必要なライブラリ群が多様なバージョンで用意されており、環境構築の手間なく即利用が可能。
2. 迅速かつ手厚い技術サポート体制
技術的な問い合わせへの迅速な対応により、GPUのアイドル時間を最小化し、研究開発の継続性を担保。
3. 高度なモニタリング環境
GPUサーバーの稼働状況・温度・消費電力をリアルタイムで可視化するGrafana(※3)ダッシュボードが利用可能で、学習効率を常時把握・最適化。計算リソースを最大限に活用できる開発体制を実現できたこと。
(※2)記載されている製品名等は各社の登録商標あるいは商標です。
(※3)Grafana:GPUサーバーのリソース使用状況や、 ジョブの実行状況を直感的に可視化するオープンソースのデータ可視化プラットフォーム
【Sakana AI 代表取締役CEO デイビッド・ハ氏のコメント】
大規模分散学習では、単にGPU性能が高いだけではなく、通信・ストレージ・ジョブ管理まで含めたソフトウェアスタックの完成度が、研究スピードを大きく左右します。GMO GPUクラウドは、その点において極めてバランスが良く、私たちのワークロードに必要な環境が事前に備わっていたため、構築作業に時間を割かれることなく本来の研究に集中することができました。また運用支援にあたる技術者の知識と対応力は非常に頼もしく、問題発生時も原因の切り分けから解決までが迅速で、安心して大規模実験を継続できます。加えて、Grafana等を用いたモニタリング基盤により、GPUのメトリクスをリアルタイムに把握し、モデル学習効率を常に最適化できる点も高く評価しています。GMO GPUクラウドが、これからも日本国内のAI開発基盤として発展し、研究・産業双方の成長に寄与することを願っています。
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【GMO GPUクラウドの特長】
「GMO GPUクラウド」は、「NVIDIA H200 Tensor コアGPU」を搭載し、国内初となる高速ネットワーク「NVIDIA Spectrum-X」と高速ストレージを組み合わせることで、マルチノード構成において、国内商用クラウド最速(※4)の性能を誇る、高性能GPUクラウドサービスです。2024年11月に公表された世界スーパーコンピュータランキング「TOP500」で世界37位・国内6位にランクインし、商用クラウドとして国内最速の性能を誇ります。マルチノード構成時の圧倒的なパフォーマンスと安定性により、大規模言語モデル(LLM)の学習やマルチモーダルAIの開発など、高度なAI開発に最適な環境を提供します。
また2025年内にNVIDIAの次世代「NVIDIA Blackwell Ultra GPU」を搭載した「NVIDIA HGX B300(以下、NVIDIA B300)」のクラウドサービスの提供を予定しています。
GMOインターネットは、本サービスを通じて、生成AI分野に取り組む企業や研究機関に対し、最適化されたインフラ基盤と、お客様のワークロードに応じたカスタマイズ可能な計算環境を提供します。これにより、開発期間の短縮とコスト低減を実現し、国内AI産業の発展に貢献してまいります。
(※4)2024年11月22日時点の国内商用向けクラウドサービスとして当社調べ(参考:「GMO GPUクラウド」世界のスーパーコンピュータランキングTOP500に初ランクイン
https://www.gmo.jp/news/article/9266/)
【今後の展開】
AI技術は医療・製造・農業・エネルギーなど多様な産業において革新をもたらし、高齢化や労働力不足、地方過疎化といった社会課題の解決に不可欠な存在となっています。
GMOインターネットは「GMO GPUクラウド」の継続的な機能・性能向上により、今後も高品質な計算基盤を、Sakana AIをはじめとする多くの企業や研究機関に提供し続けることで、持続可能な社会の実現と日本のAI産業の国際競争力強化に貢献してまいります。
【GMOインターネットについて】
GMOインターネットは、GMOインターネットグループのインターネットインフラ事業と広告・メディア事業の強みを融合すべく、2025年1月1日に新体制で始動しました。
インターネットインフラ事業の強固な収益基盤と、インターネット広告・メディア事業のそれぞれの強みを最大限に活かし、「すべての人にインターネット」というコーポレートキャッチのもと、関わるすべての方に「笑顔」と「感動」をお届けし、AIで新たな未来を創る価値創造に挑戦してまいります。
【GMOインターネット株式会社】(URL:
https://internet.gmo/)
会社名 GMOインターネット株式会社 (東証プライム市場 証券コード:4784)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役 社長執行役員 伊藤 正
事業内容 ■インターネットインフラ事業
ドメイン登録・販売(レジストラ)事業
クラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業
インターネット接続(プロバイダー)事業
■インターネット広告・メディア事業
資本金 5億円
【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:
https://group.gmo/ )
会社名 GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 持株会社(グループ経営機能)
■グループの事業内容
インターネットインフラ事業
インターネットセキュリティ事業
インターネット広告・メディア事業
インターネット金融事業
暗号資産(仮想通貨)事業
資本金 50億円
【Sakana AI株式会社】(URL:
https://sakana.ai/)
会社名 Sakana AI株式会社
所在地 東京都港区虎ノ門 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15 階
代表者 代表取締役 CEO David Ha
事業内容 高効率・高性能のAI開発
資本金 1,000万円
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プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes