ロイヤルカナンFASAVA(アジア小動物獣医師会大会)2025を協賛、ヘルシーエイジングをテーマにラウンドテーブルも実施
ロイヤルカナン ジャポン合同会社

栄養学に基づいて犬と猫の健康を実現する企業(Health Through Nutrition Company)として、プレミアムペットフード および食事療法食を展開するロイヤルカナンは、10月31日から11月2日まで韓国・大邱(テグ)で開催された第13回アジア小動物獣医師会大会(以下、FASAVA 2025)にて、栄養学に関する講演を協賛しました。また同大会の前日である10月30日にはヘルシーエイジングをテーマに、APAC(アジア太平洋地域)各国の著名な獣医師を招聘し、ラウンドテーブルを開催しました。
■ 各専門領域の著名獣医師たちを招聘し、ヘルシーエイジングをテーマにラウンドテーブルを主催
ロイヤルカナンは10月30日、FASAVA 2025に先駆けてAPACの各国から、各専門領域において著名な9名の獣医師を招聘し、ラウンドテーブル「ペットのヘルシーエイジング-長く、幸せな一生のために」を主催しました。メンバーは、Joy Lee氏(韓国)、Nick Cave氏(ニュージーランド)、Rachel Korman氏(オーストラリア)、Shinguen Kim(台湾)、Rungrote Osathanon氏、Sirilak Surachetpong氏(タイ)、日本からは佐藤 雅彦氏 (どうぶつの総合病院 内科主任)、枝村 一弥氏(日本大学 獣医外科学研究室 教授)、石井 千絵(ロイヤルカナンAPAC、麻布大学) が参加しました。獣医療の課題と機会、栄養と健康管理、診断・モニタリングの技術革新、効果的なコミュニケーションや個別ケアについて深い洞察を共有しました。
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調査から見えたヘルシーエイジングの現状と課題
ラウンドテーブルでは、ロイヤルカナンが2024年に実施した調査から明らかになったヘルシーエイジングの現状と課題についても紹介されました。調査によると、ペットの35%以上が高齢期に入っているにもかかわらず、実際に高齢期専用のフードを与えられているペットは3%未満でした。この結果から、多くのペットオーナーが自分のペットが高齢になっていることに気づいていないという問題が明らかになりました。
また、ペットオーナーの35%は「栄養」が高齢ペットのケアで最も重要だと考えていますが、47%のオーナーは「いつ高齢期用のフードに切り替えればよいかわからない」と答えています。つまり、フードの切り替え時期や高齢ペットに必要な栄養について、分かりやすく明確な情報が不足していることも課題として浮き彫りになりました。
今回のラウンドテーブルに参加した、ロイヤルカナンAPACのベテリナリーニュートリションマネージャーで、米国獣医内科学会 栄養学専門医の石井 千絵は次のように述べました。「ペットの高齢化が進む中で、高齢期の体の変化に合わせた栄養管理は、ペットがより健康で充実した生活を送るうえで、鍵となります。ペットオーナーが獣医師と相談し、適切なタイミングと管理方法を決定することがとても重要です。」
■ FASAVA 2025にて、米国獣医内科学会 栄養学専門医Nick Cave氏の講演を協賛
ロイヤルカナンは11月1日、FASAVA 2025で、米国獣医内科学会 栄養学専門医であるNick Cave氏(ニュージーランド)を招き、講演を協賛しました。Cave氏は、慢性消化器疾患および皮膚疾患における、加水分解タンパク食を用いた診断と栄養管理について最新知見を共有しました。ペットの高齢期への対策やサポートの重要性の高まりを反映し、複雑な症例に対する臨床栄養戦略について、多くの獣医師達が積極的にこの議論に参加しました。このセッションは、韓国に2人しかいない獣医臨床栄養学の教員の1人でもあるJung-hwa Lee氏(ソウル大学)が座長を務め、APACから約40人のキーオピニオンリーダーの獣医師達が特別に招待されたほか、参加者は合計で約100名にものぼり、栄養学における高い専門性を示す講演として好評を博しました。
栄養学のエキスパートとして
ロイヤルカナンは、ペットの年齢や健康状態に合わせた幅広いライフステージの製品を提供しています。今回のヘルシーエイジングに関するラウンドテーブルとFASAVA 2025を通じて、ロイヤルカナンはペットオーナーがペットの老化の兆候を早期に認識し、獣医師と連携して栄養学に基づいた適切なフードを選び、高齢期を迎えるペットに適切な対応を行えるよう、啓発していきます。
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ロイヤルカナンは、個々の犬と猫の栄養ニーズをきめ細やかに満たすことで、目に見える・実感できる“真の健康”を提供することにより、A BETTER WORLD FOR PETS(TM)(ペットのためのより良い世界)の実現を目指しています。ペットの真の健康のためには、ペットを取り巻く健全なエコシステムを育むことが大切です。獣医師、愛玩動物看護師、そして獣医学生などの獣医療に携わる方々を支援する包括的な取り組みを広げていくことで、ペットのためのより良い世界の実現に向けて、獣医療業界の持続的な発展に引き続き寄与してまいります。
ロイヤルカナン社について
ロイヤルカナン ブランド(ROYAL CANIN(R))を展開するロイヤルカナン社は、栄養学に基づいた犬と猫の健康において世界を牽引する企業であり、マース インコーポレイテッドの一員です。1968年、フランスの獣医師ジャン カタリー博士によって設立されたロイヤルカナンは、ペットの専門家との連携を通じて「ペットのためのより良い世界」というパーパス(存在意義)の実現を目指し、栄養と知識の限界を継続的に押し広げています。
ロイヤルカナンは、ブリーダーや獣医師などのパートナーと協力し、科学に基づいて個々の犬と猫のニーズにきめ細やかに応える栄養バランスのフードをつくるだけでなく、ペットの健康にとって大きなプラスとなる様々なツールやサービスを展開しています。ペット、人々、地球を尊重し、責任ある持続可能な方法でビジネスを実践しています。
世界120以上の市場で事業を展開し、400名以上の獣医師と栄養学の専門家を含む8,000名を超えるアソシエイト(従業員)が活躍しています。世界各地に15の工場、2つのペットセンター(イノベーションセンター)、1つの研究開発センター、そしてマースのネットワークから7つの研究所を運営しています。
また、日本をはじめヨーロッパ以外では、ユーカヌバ ブランド(EUKANUBA(TM))を展開しています。ユーカヌバは愛犬の健康とアクティブな毎日をサポートするドッグフードブランドです。そして米国を拠点とする消費者直販のペットフード会社として急成長を遂げているNOM NOMの事業展開も行っています。
ロイヤルカナンに関する詳細:
https://www.royalcanin.com/jp/
ユーカヌバに関する詳細:
https://www.eukanuba.com/jp/
ロイヤルカナン ジャポン企業サイト:
https://royalcanin.jp/プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes