【愛媛県伊予市】伊予市中山地域の未来を拓く「官・学・民」連携が始動。新たな賑わいの創出を目指して、学校法人河原学園及び株式会社エヒメスポーツエンターテイメントと三者間の連携協定を締結しました。
愛媛県伊予市

愛媛県伊予市は、学校法人河原学園及び株式会社エヒメスポーツエンターテイメントと『伊予市中山地域におけるスポーツ振興及び地域活性化に関する連携協定』を締結し、三者の連携により地域活性化を推進します。
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愛媛県伊予市(市長:武智邦典。以下、「市」という。)は、学校法人河原学園(理事長:河原成紀。以下、「河原学園」という。)及び株式会社エヒメスポーツエンターテイメント(代表取締役社長:北野順哉。以下、「エヒメスポーツエンターテイメント」という。)は、2025年11月14日付で『伊予市中山地域におけるスポーツ振興及び地域活性化に関する連携協定』を締結しました。
本協定では、伊予市中山教育・文化・防災・交流センター(河原学園未来高校中山キャンパス。以下、「本施設」という。)を拠点として、三者がそれぞれの資源と専門性を持ち寄り、スポーツの振興、青少年の健全育成、そして地域における新たな賑わいの創出に連携して取り組み、官民学が一体となって伊予市中山地域の持続的な発展を目指します。
市と河原学園は、2017年6月に公募型プロポーザルを経て使用貸借契約を締結し、本施設を未来高校中山キャンパスとして無償貸与してまいりました。地域住民とのふれあいを軸に各種活動に取り組んでいましたが、2019年に始まるコロナ禍によって活動が制限され、思うような展開ができませんでした。
2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類へ移行し、活動の再開を検討する中で、河原学園は教育活動に加え、地域貢献や地域活性化の起爆剤となる新たな展開を模索しました。検討の中で、河原学園の出資先であるプロバスケットボールチーム「愛媛オレンジバイキングス」(以下、「オレンジバイキングス」という。)がチーム強化のために安定した練習環境の確保を長年の課題としていたこと。また、バスケットボールを通じて「愛媛に関わる人々に夢・希望・感動を提供し、笑顔あふれる地域社会の形成に貢献する」というチーム理念にも賛同したことから、運営会社のエヒメスポーツエンターテイメントを加えた三者での協議を重ねてまいりました。
協議の結果、本施設をオレンジバイキングスの練習拠点、地域住民の交流の場、そして有事の際の避難場所という多角的な活用を加えることが、三者が抱える課題の解決に繋がることが共有されました。プロ選手の存在が子どもたちに夢と希望を与え、学生やチーム関係者の往来が地域に新たな人の流れを生み出し、地域経済の活性化、ひいては地域全体の活力向上という「好循環」を創出できると判断し、この度の協定締結に至りました。
なお、本協定の締結に当たり、オレンジバイキングスが体育館を練習拠点として使用するため、エヒメスポーツエンターテイメントの経費負担により、空調設備(エアコン)の設置及びシャワールームの改修が実施され(将来的には照明設備のLED化も予定)、市に寄附されることになっております。これにより、地域住民がスポーツ活動等に利用する際も快適な施設環境が提供されるとともに、災害時においては空調設備が完備された避難所として避難生活の質を大幅に改善することが期待されます。
伊予市
- 河原学園及びエヒメスポーツエンターテイメントが実施する地域貢献活動について、市の広報媒体等を活用し、積極的な広報を行う。- 本施設の地域住民への利用機会について、周知を図る。- 大規模災害の発生時又はそのおそれがある場合において、避難所の開設及び運営に係る総合調整を行う。
河原学園
- 教育利用及び練習利用に支障のない範囲において、地域利用が可能となるよう、利用調整及び管理に協力する。- 大規模災害の発生時又はそのおそれがある場合に、市の要請があったときは、施設の円滑な開放に協力する。- エヒメスポーツエンターテイメントが実施する青少年向けクリニック等について、生徒の参加を奨励するよう努める。
エヒメスポーツエンターテイメント
- 伊予市内の青少年及び河原学園の生徒を対象としたバスケットボールクリニック又は教室を開催するよう努める。- 市が主催する地域のイベント等への選手の派遣等に対し、事業に支障のない範囲で協力する。- 練習時の食事を中山地域内の飲食店で摂るなど、地域経済の活性化に資するよう積極的に努める。- 大規模災害の発生時又はそのおそれがある場合に、市の要請があったときは、事業に支障のない範囲で協力する。
協定締結の日から2037年3月31日まで
※市と河原学園との間に締結した本施設の使用賃貸借契約の期間と同じ
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協定書への署名
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関係者で記念撮影
愛媛県伊予市この度の協定締結は、過疎化著しい中山地域に新たな光を当てるものである。廃校となった中山高校が河原学園の未来高校中山キャンパスとして活用され、さらにオレンジバイキングスの練習拠点となることで、地域の活性化に繋がることを期待する。若い世代や選手たちが中山地域を歩くことで、人が交流し、まちが元気になる。この素晴らしい取組を共に応援する。協定締結を「ファーストステージ」として、今後ますます盛り上がっていくことを願う。
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武智邦典 市長
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河原成紀 理事長
学校法人河原学園日頃の御支援・御協力に対し、中山地域の皆様へ感謝する。未来高校中山キャンパスを教育の場だけでなく、地域に開かれた拠点としての可能性を模索していた。この度の協定は三者の思いが合致した最適な形であり、地域・スポーツ・教育が手を取り合い、互いの強みを生かす交流のモデルがこれから始まることを大変嬉しく思う。中山キャンパスが、子どもたちが夢を育み、地域の皆様が笑顔で繋がる場となるよう、引き続き取り組んでいく。
株式会社エヒメスポーツエンターテイメントオレンジバイキングスの選手たちが安心して練習に励める素晴らしい練習環境を提供いただき、心から感謝する。この環境が、怪我人ゼロでB2リーグ西地区2位と好調な滑り出しの大きな要因であると考える。地域の皆様には非常に温かく迎えてもらっていると実感している。地域活性化に貢献し、「勝って恩返し」を最大の目標としたい。さらに、来年4月からはU18以下のユースチームも練習環境として利用予定であり、この場所から未来のプロ選手が羽ばたいていけるよう、育成にも力を入れていく。
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北野順哉 代表取締役社長
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学校法人河原学園愛媛県松山市に本部を置く、西日本最大級の総合専門学校グループ。デザイン、医療、IT、美容、スポーツなど、多岐にわたる分野で専門職業人を育成している。地域社会や産業界との連携を重視し、実践的な教育プログラムを提供することで、地域経済の発展に貢献している。
株式会社エヒメスポーツエンターテイメント愛媛県をホームタウンとする男子プロバスケットボールチーム「愛媛オレンジバイキングス」の運営会社。B.LEAGUE B2・西地区に所属。チーム名は愛媛の特産品である柑橘(オレンジ)と、瀬戸内海の水軍(バイキングス)に由来する。バスケットボールを通じて愛媛に関わる人々に夢・希望・感動を提供し、笑顔あふれる地域社会の形成に貢献することを理念に掲げている。
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本施設の前身は、愛媛県立中山高等学校(普通科・特用林産科の2学科2学級)でした。特用林産科は食用キノコ類や林産物の栽培、加工、流通などの知識、技術が学べることもあり、県外からの入学者もあるなど特色ある授業が行われていました。
しかし、交通基盤の整備による地区外への進学増加や少子化の波を受け、1989年頃から徐々に生徒数が減り、2013年3月末をもって64年続いた歴史に幕を下ろしました。
2017年3月に愛媛県より無償譲渡を受け、中山地域の教育、文化、防災及び交流を目的とした「伊予市中山教育・文化・防災・交流センター」と位置づけられました。
中山地域においては人口減少が著しく、民間活力を導入し本施設を有効活用することによって地域の振興・活性化につなげるため、公募型プロポーザルを実施。2017年6月から、学校法人河原学園が施設の無償貸与を受け、「未来高校中山キャンパス」として運営しています。
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プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes