「工場から店頭まで」を学校で体験──入間市が取り組む三者連携授業
入間市

~学びと社会をつなぐ!セブン-イレブン×中村屋が小学校に"商い"のプロを派遣~
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※画像は授業内容のイメージです
入間市は、セブン-イレブン、中村屋と連携し、市内小学校で特別出張授業を実施します。コンビニで販売される肉まんが、地元工場で作られ、消費者に届くまでの一連のプロセスを体験。自治体・小売・製造の三者が連携し、子どもたちに「商売の面白さ」と「地域経済のつながり」を伝える新しいキャリア教育の形です。
つきましては、皆様に取材ならびに記事掲載について検討いただきたく御案内申し上げます。
文部科学省が推進する探究学習では、子どもたちが実社会の課題に触れ、主体的に学ぶ姿勢を育むことが重視されています。しかし、多くの学校現場では「地域の企業など外部との連携の難しさ」や「いかに地域資源を活用するか」が課題となっていました。
入間市は、令和7年に締結した株式会社セブン-イレブン・ジャパンとの包括連携協定を活用し、官民連携により、この課題に挑戦。さらに、市内にセブン-イレブン向け商品の製造工場を持つ株式会社中村屋の協力を得ることで、「製造→流通→販売」という商品が消費者に届くまでの全工程を、地域に根付く企業が講師となって展開する授業が実現しました。
◆実施日時・場所
・令和7年11月27日(木)10:40~11:25 入間市立藤沢東小学校(入間市東藤沢7-9-1)
・令和7年12月03日(水)10:50~11:35 入間市立藤沢北小学校(入間市東町7-1-19)
※12月3日 9:45~10:30には、食品ロス対策を中心としたSDGs講座も実施
※取材をご希望の場合は事前にご連絡ください。
◆授業の特徴
販売のプロが語る「選ばれる店づくり」 セブン-イレブンのスタッフが、店舗運営や接客の工夫を実演。「お客様に喜ばれるために何をするか」という商売の本質を学びます。
体験を通じた学びでは、実際に中村屋製の肉まんが提供され、子どもたちは「自分が食べている商品がどう作られ、どう提供されるのか」を肉まんを味わい、楽しみながら学習します。
対象児童数:約190名(両校合計)
連携組織数:3組織(自治体×小売×製造)という入間市では新たな試み
学習要素:ものづくり、流通、販売、SDGs、地産地消など多角的
この授業を通じて期待されるのは、子どもたちの視点の変化です。「いつも買っているコンビニの商品」が、誰かの技術と工夫の結晶であることに気づき、「働くこと」を身近に感じられるようになる。さらに、自分が住む地域に目を向け、「ここで働く」という選択肢があることを知る──地域に根付く企業との出会いが、子どもたちの将来の可能性を広げるきっかけになると考えています。
【入間市 企画課担当者】 「セブン-イレブンとの包括連携協定では、教育支援や地産地消推進など9つの分野で協力しています。中村屋さんのご協力で『入間で作られた商品が、入間のセブン-イレブンで売られる』という地域経済の循環を、子どもたちに直接見せることができます。地域で働く魅力を伝える授業になると思っています」
入間市は、今回の取り組みを皮切りに、官民連携による教育プログラムを今後も展開する予定です。また、セブン-イレブンや中村屋以外の地域企業とも連携し、「地域全体で子どもたちの探究心を育む仕組み」を構築していきます。
【狭山茶の郷から世界へ】入間市が描く「Well-being City」の未来図~伝統の茶文化と最先端のまちづくりが織りなす、心豊かな暮らしの新モデル~
首都圏から電車で約1時間。市内には緑豊かな茶畑が広がり、季節の移ろいとともに風景が変化する、どこか懐かしい景色が残されています。入間市は、商業的茶産地としては日本最北に位置し、狭山茶の発展とブランド化に大きく関わってきた地域です。歴史ある茶文化を大切にしながら、現在では多様な文化や価値観を取り入れたまちづくりに取り組んでいます。
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伝統と多様性が調和する、入間市ならではの景観
関東平野の自然に恵まれたこの地では、代々受け継がれてきた茶農家の手により、狭山茶が丁寧に育てられています。
一方で、米軍基地跡地を再整備した「ジョンソンタウン」や、大型商業施設「三井アウトレットパーク入間」などもあり、伝統と現代的な要素が調和したまちの風景が広がります。
こうした多様性こそが、入間市の大きな魅力の一つです。

記事提供:PRTimes