日本人医師ら5名がカンボジア国家最高位勲章受章。16年にわたる医療支援活動を評価
認定NPO法人ジャパンハート

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受章セレモニー(橙の肩掛けメダルを授与された5名が受章者)前列左:嘉数真理子、前例右:佐藤抄、後列左:神白麻衣子、後列中央:吉岡秀人、後列右:吉岡春菜
日本発祥の国際医療NGOである特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜)は、カンボジア王国(以下カンボジア)の国家勲章である「ロイヤル・モニサラポン勲章(Royal Order of Monisaraphon)」における最上位階級・大十字章(Grand Cross)を団体から5名が受章しました。
この国家勲章は1905年に創設され、カンボジア王国の国王により、教育、文化、芸術、社会開発などの分野で顕著な貢献を果たした個人に授与されるものです。
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新病院の開院後初となる手術(2025年11月13日撮影)
ジャパンハートは2009年に同国で医療支援活動を開始して以来、2016年には外来・入院・手術など包括的な医療を無償提供する病院を設立、そしてこのたび2025年10月31日に首都・プノンペン近郊で200床の高度医療拠点「ジャパンハートアジア小児医療センター」を開院しました。
カンボジアの医療水準底上げに注力し、今後カンボジアそしてアジア全体の医療格差ゼロに向けて、新たな一歩を踏み出しています。
これらの長年の活動と新たな取組みが国家レベルで高く評価され、新病院開院を機に、特に貢献した5名が本章受章に至りました。
今回の受章は、当団体にとって大変大きな名誉であるとともに、今後もカンボジアにおける医療支援および人道支援の活動を一層推進していく励みとなるものです。
【吉岡秀人】ジャパンハート創設者、小児外科医。カンボジアでの活動開始から、既存病院開院(2016年)および新病院開院(2025年)などを構想・指揮を執るほか、現地での手術活動など現場に立ち続けている。
【吉岡春菜】ジャパンハート理事長、小児科医。寄付で建設・運営される病院として、日本の支援法人・支援者拡大など現地で無償の医療活動を継続するために不可欠な後方支援に大きく貢献する。
【神白麻衣子】ジャパンハート理事、既存病院「ジャパンハート医療センター」院長。カンボジアの活動体制が整う病院設立前の2009年より同国で医療過疎地域の巡回診療に取り組み、現在は年間約3万件の治療を行う拠点病院を統括している。
【嘉数真理子】ジャパンハート長期ボランティア医師、小児科部長。2018年の本格的な小児診療立ち上げに携わり、以降小児がん専門医として院内の小児がん生存率(カンボジア国内全体約20%)を60%に引き上げた。
【佐藤抄】ジャパンハート事務局長、海外事業本部長。事業部門の最高責任者として、既存病院および新病院開院を含む全プロジェクト遂行の中心を担う。
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新病院の小児病棟の様子
なお、10月31日(金)にオープンした「ジャパンハートアジア小児医療センター」は、11月に既存病院からの小児患者移動などを行い入院受入れを開始、続いて一般外来、手術活動も開始し、病院としての本格稼働をスタートさせています。
<ジャパンハートアジア小児医療センターとは>
https://japanheart-hospital.org/
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ジャパンハートが、自前の病院の2拠点目として2025年10月、カンボジア首都プノンペン近郊に開院した200床規模の小児医療センター。「全ての子どもたちに平等な医療を」という理念のもと、「アジアの開発途上国と先進国の生存率格差(サバイバルギャップ)をゼロにする」ことを目標に掲げ、アジアの新たな高度医療拠点を目指す。特に、高度医療・高額費用が必要となるため国際医療支援が行き届かず生存率格差の著しい小児がんの無償治療、そして持続可能な医療のための現地医療人材の育成強化に注力していく。
場所は2025年9月新たにオープンした国際空港に近いタクマウ市に位置し、同国で2016年より運営している「ジャパンハートこども医療センター」(新病院開院に伴い「ジャパンハート医療センター」に改称)に対しキャパシティ/アクセス両面を改善することで、アジアの周辺国含めより多くの貧困層の子どもたちを救う。
いち医療拠点に留まらず、「子どもが来たくなる病院」の構想を掲げ、患者や家族の人生の質向上や心を救う独自の取り組みを、段階的に実装していく計画進行中。
プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes