内閣府ムーンショット型研究開発事業 目標1 Internet of Brains物語から未来をつくるサイエンスコミュニケーションプロジェクト『Neu World』第7弾&8弾SF作品同時公開!
株式会社国際電気通信基礎技術研究所

文筆家 中野伶理 氏によるSF小説「絶新宿のグラフィティ」/ 作家 伊島糸雨 氏によるSF小説「明晰世界(ルミネセンス・イヴ)」
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左)「絶新宿のグラフィティ」扉イラスト(イラスト:wataboku 氏 / デザイン草野デザイン事務所)右)「明晰世界(ルミネセンス・イヴ)」扉イラスト(イラスト:sime 氏 / デザイン草野デザイン事務所)
ムーンショット型研究開発事業 目標1 金井プロジェクト Internet of Bransは、SF作家と研究者が共に未来を想像する サイエンスコミュニケーションプロジェクト『NeuWorld』の第7弾・第8弾SF作品として、文筆家 中野伶理 氏によるSF小説「絶新宿のグラフィティ」、 作家 伊島糸雨 氏によるSF小説「明晰世界(ルミネセンス・イヴ)」を、2025年11月21日に公式サイトにて公開しました。
「絶新宿のグラフィティ」:
https://neu-world.link/posts/zetsusinjukunograffiti
「明晰世界(ルミネセンス・イヴ)」:
https://neu-world.link/posts/luminescence-eve
遺された「情報」が、失われた「衝動」を呼び覚ます。文筆家 中野伶理 氏によるSF小説「絶新宿のグラフィティ」
あらすじ
2050年、新宿区歌舞伎町。絢爛たる輝きと猥雑さを蓄積させる街。高校生の霧江サクヤは、その中心にそびえる巨大な廃ビル〈歌舞伎城塞〉 でグラフィティバトルに没頭することで、日々の鬱憤を発散していた。だが突如として襲った大地震が、城塞も歌舞伎町そのものも呑み込んでしまう。――そして現実の街に代わって立ち上がったのは、VR として再生された新宿、〈絶新宿 〉だった。
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「絶新宿のグラフィティ」サムネイル(イラスト:wataboku 氏 / デザイン草野デザイン事務所)
すべてが"明晰"な都市で、"説明できない"私を生きる。伊島糸雨 氏によるSF小説「明晰世界(ルミネセンス・イヴ)」
あらすじ
〈自明都市(ルミナシティ)〉──カチューシャ型BMI装置を通じて住民の思考を記録・解析し、その集積データ〈明晰網(ルミネット)〉を基盤に運営される、近未来の実験都市。この都市で暮らす20歳の早峰杜鵑(はやみねさつき)は、〈明晰網〉から提示される“最適な選択”に従いながらも、自分の在り方に迷いを抱えていた。
そんなある日、杜鵑は自分だけの逃避場所、オフラインVRワールドにある夕暮れの砂浜で、“イヴ”を名乗る存在に出会う──
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「明晰世界(ルミネセンス・イヴ)」サムネイル(イラスト:sime 氏 / デザイン草野デザイン事務所)
今回は『Neu World』第7弾・第8弾作品を同時公開します。コラボレーション研究者は両作ともIoB 共通基盤技術開発グループの阿久津完 氏(株式会社アラヤ研究開発部 MultiSense Foundationチーム リーダー)。阿久津 氏の研究テーマである脳波や筋肉の電気信号、視線など身体からの生体信号でロボットやアバターなどのサイバネティック・アバターを操作するマルチモーダルプラットフォームの研究開発を題材にしたSF小説作品です。
伊島糸雨 氏、中野伶理 氏によって描かれる同じ研究をテーマにした異なる未来。
もし、自分の身体から生まれる多種多様な信号がテクノロジーと結びついたとき、どのような未来を望みますか?
『Neu World』の公式WEBサイトで公開中です。作品はすべて無料でご覧いただけます。
作品を読んだ感想は各種SNSでハッシュタグ #NeuWorldでお待ちしております。皆様の感想・意見が今後の研究や、その先にある社会実装に反映されます。
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中野伶理 氏文筆家。「那由多の面」で第7回ゲンロンSF新人賞正賞(『ゲンロン17』に掲載、ゲンロンSF文庫より刊行)、同第5回菅浩江賞、第6回東浩紀賞受賞、「ジジのワラダ」(『小説すばる』2024年8月号)など。日本SF作家クラブ会員。
ほか、「中野昭子」名義でカルチャーメディアやファッション誌、文芸誌や映画パンフレットにインタビューやコラム、レポートを寄稿。
X(旧Twitter):
https://x.com/nakano_reiri
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伊島糸雨 氏百合とSF。都市と関係と世界と神話。
第3回/第5回百合文芸小説コンテストにてpixiv賞を受賞。2023年、「ヴィタ・アルモニカ」でLIXIL FUTURE LIFE CREATIVE AWARD最優秀賞を受賞。同年、百合総合文芸誌『零合 創刊号』(零合舎)所収「躯駆罹彾㣔記」でデビュー。『零合 第2号』に「霧曳く繭のパスティーシュ」。2024年、Amazon Kindleにて第一短編集『殕花遺説』(anon press)を刊行。百合とSFを中心に同人誌などでも活動中。
影響を受けたSF作品:「火の鳥」「ハーモニー」「少女終末旅行」など
WEBサイト:
https://sites.google.com/view/shiuitoh/home
X(旧Twitter):
https://x.com/shiu_itoh
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阿久津完 氏株式会社アラヤ MultiSense Foundation チームリーダー
2012年に東京大学大学院情報理工学系研究科を修了後、DeNAに入社し複数のIPタイトルを開発‧企画。その後、ZEALSで汎用的な対話ロボットの開発にプロダクトオーナーとして従事。現在は株式会社アラヤでMultiSense Foundationチームリーダーを務め、IoBのプロジェクトにおいて金井PMのもと課題推進者(PI)として、脳情報を含むマルチモーダル生体信号を用いたアバター操作共通基盤の研究を進めています。
WEBサイト:
https://research.araya.org/ja/research/multisense-foundation-team
X(旧Twitter):
https://x.com/akutsukan
研究紹介ポスター
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ポスターのダウンロードは
こちら
【緊急開催】阿久津氏のチームがドバイでイベントを開催決定!DFLと共同開催一般公開イベント「From Mind to Motion: Exploring the Future of Bio-Signal Interfaces for Robots and Avatars」
2025年11月26日(水)~ 11月27日(木)にThe Office of the Future(アラブ首長国連邦・ドバイ)にて、一般公開イベント「From Mind to Motion: Exploring the Future of Bio-Signal Interfaces for Robots and Avatars」が開催されます。
本イベントは、ムーンショット目標1金井プロジェクトInternet of Brains(IoB)が現在共同研究を進めているドバイ・フューチャー・ラボ(DFL)と共同で開催するものです。
今回のコラボレーションの元となった阿久津氏の研究を始め、さまざまなBMIをつかった体験を展示いたします。
詳細はこちらからご確認ください。
イベントページ
『NeuWorld』とは
内閣府 ムーンショット型研究開発事業 目標1金井プロジェクト「Internet of Brains (以下IoB)」はサイエンスコミュニケーションプロジェクト『Neu World』を立ち上げました。
本プロジェクトは最先端の研究・開発をどのように社会と繋げていくのか、今を生きる一人ひとりとの対話を通して一緒につくりあげるために生まれました。
『Neu World』はそのきっかけとして、クリエイターや研究者、ときには一般の皆様にも参画していただきながら、2050年を舞台とした漫画や小説などの物語を制作。物語から生まれるコミュニケーションと共により良い未来の実現へ向けた共創をはじめていきます。
『Neu World』が目指すコミュニケーション
『Neu World』で制作しているSF作品は、プロジェクトのビジョンや予測することではなく、社会の皆様と未来をともにつくっていく対話のきっかけとなることを目指して制作しております。
ぜひ作品の感想をお聞かせください。
ムーンショット型研究開発事業 目標1 金井プロジェクト「Internet of Brains」について
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IoBのミッションは「身体的能力と知覚能力の拡張による身体の制約からの解放」です。考えるだけで操作できるロボットや、思考を相手に伝達するテレパシーのような技術の研究開発を進め、社会の障害や課題を取り除き、さまざまな立場の人々が多様な制約から解放され、自由に表現し、社会活動に参加できる未来を実現することを目指しています。
プロジェクトマネージャー:金井良太(株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)担当部長/株式会社アラヤ 代表取締役)
関連リンク
Neu World 公式WEBサイト:
https://neu-world.link/
IoB 公式WEBサイト:
https://brains.link/
IoB 公式X:
https://x.com/moonshot_IoB
IoB 公式YouTubeチャンネル:
https://www.youtube.com/@moonshot_IoB
株式会社アラヤ 公式WEBサイト:
https://research.araya.org/ja
Neu World制作メンバー
プロデューサー:宮田 龍(サイエンスコミュニケーター/株式会社アラヤ)
X(旧Twitter):
https://x.com/myt_ryu
ディレクター:モチョン 瞳(サイエンスコミュニケーター/株式会社アラヤ)
X(旧Twitter):
https://x.com/aiminlabs
編集:黒木 里恵(Studio Meteorite)
X(旧Twitter):
https://x.com/SMeteorite26
Neu Worldへの取材やお問い合わせは下記お問い合わせフォームよりお願いいたします。
Neu Worldお問い合わせフォーム:
https://neu-world.link/contact
※本プロジェクトで制作される漫画・小説およびそれらに紐づくコンテンツはすべて科学技術およびテーマについて、Internet of Brainsのサイエンスコミュニケーションプロジェクト『Neu World』が監修をしており、作品およびその内容についての責任をInternet of Brainsが負うものとなっております。参画してくださっている作家・クリエイターの方にこれらに関して一切の責任はございません。作品に関するご感想を除く、プロジェクト自体に対するご意見やご質問につきましては、作家やクリエイター個人にではなく、『Neu World』の公式ウェブサイトに設置されているお問い合わせページよりお寄せください。
また、SNSを通じたご意見に関しましては、個別の回答を差し上げることが難しい場合がありますので、あらかじめご了承ください。
プレスリリース提供:PR TIMES





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