アイエスエフネット、ITインフラエンジニアを含む全社員を対象としたD&Iに関する意識調査を実施
株式会社アイエスエフネット

株式会社アイエスエフネット(本社:東京都港区/代表取締役:渡邉幸義、以下アイエスエフネット)は、ITインフラエンジニアを含む全社員を対象としたダイバーシティ&インクルージョン(以下「D&I」)に関する意識調査を実施しました。
本調査は、社員一人ひとりが安心して働ける環境を実現するために、社内の包括性、公平性、帰属意識、心理的安全性を数値化し、現状を客観的に把握することを目的として実施したものです。
対象は全国の拠点に在籍する全社員であり、ITインフラに特化したエンジニアを中心に823名が回答しました。社員の約9割が専門技術職という構成を持つ企業として、このような全社規模のD&I調査を行うことは、国内でも先進的な試みとなります。
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◆調査の背景と目的
近年、企業経営においてD&Iは「組織の持続的な成長」を支える重要な要素となってきています。
多様な人材が自分らしく働き、その力を最大限に発揮できる環境を整備することは、個人のエンゲージメント向上のみならず、組織全体の生産性やイノベーション創出にもつながります。
アイエスエフネットでは、すべての方が安心して働ける環境を創造し、提供することによって1人でも多くの方に「働くことの喜び」や「生き甲斐」を見出していただきたいと考えています。
本調査は、そうした取り組みをより確かなものとするため、社員の声を可視化し、今後のD&I推進に活かすことを目的としています。
◆調査結果からわかる「アイエスエフネットの強み」
D&I推進の土壌に関するポジティブな評価
調査の結果、アイエスエフネットのD&I推進に対する理念と姿勢が、社員一人ひとりに広く浸透していることが明らかになりました。
1.現場レベルで浸透しているD&Iの取り組み
「会社はダイバーシティ(多様性)に真摯に取り組んでいる。」という質問に対して、「とてもそうだ」が27.9%、「そうだ」が55.5%、「どちらでもない」が14.9%、「ややちがう」が1%、「ちがう」が0.6%でした。
83.5%がポジティブに回答し、組織としてD&Iを一過性の施策ではなく、日常的な経営姿勢の一部として受け止められていることが明らかになりました。
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2.多角的な視点から生み出される、多様性への受容
「メンバーのジェンダー、セクシュアリティ、人種や言語、文化的バックグラウンド、障がいの有無、年齢などに関して、自分の会社のメンバーは多様だと思う。」という質問に対して、「とてもそうだ」が30.3%、「そうだ」が52.2%、「どちらでもない」が16.4%、「ややちがう」が0.9%、「ちがう」が0.2%でした。
82.5%が肯定的に回答し、技術系企業においても多様な人材が共に働いている実感が社員に根づいていることが確認できました。
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3.心身の健康を支える企業風土
「私の(職場/チーム/部署)の上司や同僚は、私の身体的・精神的な体調を気にかけてくれる。」という質問に対して、「とてもそうだ」が25.6%、「そうだ」が49%、「どちらでもない」が20.3%、「ややちがう」が3.6%、「ちがう」が1.5%でした。
74.6%がポジティブに回答し、心身両面で安心して働ける環境づくりが進んでいることがわかりました。
この数値は、チーム間での支え合いが文化として定着していることを示す結果といえます。
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4.安心して働ける職場の環境
「私の(職場/チーム/部署)では、上司や同僚に相談しやすく、メンバーがお互いにサポートしあっていると思う。」という質問に対して、「とてもそうだ」が19.9%、「そうだ」が47.5%、「どちらでもない」が26.4%、「ややちがう」が4.3%、「ちがう」が1.9%でした。
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D&Iの取り組みに関する質問では、83.5%の従業員が「とてもそうだ」「そうだ」とポジティブに回答しました。また、メンバーの多様性に関する質問では82.5%と、ジェンダー、年齢、文化的背景など、多様性を実感している人が多いことがわかりました。
そのほか、心理的安全性の基礎となる職場環境の項目では73.1%、体調への配慮の項目では74.6%がポジティブな回答を寄せています。
◆今後の重点課題
一方で、より深いレベルでの心理的安全性やロールモデル形成に関する課題も明らかになりました。
1.弱みや苦手なことの開示
「仕事において、他のメンバーに自分の弱みや苦手なことを安心して見せられる。」という質問に対して、「とてもそうだ」が13.1%、「そうだ」が36.3%、「どちらでもない」が35.1%、「ややちがう」が9.8%、「ちがう」が5.6%でした。
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2.自分らしく振る舞えるコミュニティ
「私は、職場で自分らしく振る舞うことができ、ちがう自分を演じる必要や、“ふり”をする必要はないと感じる。」という質問に対して、「とてもそうだ」が12.9%、「そうだ」が41.1%、「どちらでもない」が32.2%、「ややちがう」が9.1%、「ちがう」が4.7%でした。
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3.ロールモデルの認識
「職場では、私のロールモデルとなるような社員がいきいきと働いていると思う。」という質問に対して、「とてもそうだ」が9.7%、「そうだ」が31.7%、「どちらでもない」が46.2%、「ややちがう」が8.1%、「ちがう」が4.3%でした。
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上記は「ややちがう」「ちがう」というネガティブな回答をした方が多かった項目です。ポジティブな回答は4割を超えるものの、中間の回答をした人が多いことから「自分事化されていない」、「実感が持てていない」社員がまだ多数いることが明らかになりました。
とくに、「ロールモデルとなる社員がいきいきと働いている」という項目ではネガティブ回答が12.4%、「どちらでもない」という中間の回答した人が46.2%であることから、テレワークで周りとの関わりが少なくなったことにより、実感が持てていない方が多いことが推測されます。
これらの結果から、D&Iを推進する土壌や、基本的な心理的安全性が確保された職場環境が構築されつつあるが、より深いレベルでの対応が必要であることが示されました。
◆今後の取り組みについて
アイエスエフネットは、今回の調査結果を今後のD&I推進に活かし、社員がより自分らしく働ける環境づくりを継続してまいります。
具体的には、調査結果をもとにした改善施策の策定、社内コミュニティの活性化、ロールモデル紹介の仕組みづくりなど、実践的なアクションプランを段階的に展開していく予定です。
引き続き、「誰もが安心して働ける職場」の実現に向け、組織全体で取り組みを推進してまいります。
◆調査概要
調査名称: D&Iに関する従業員意識調査
調査期間:2025年8月15日(金)~2025年9月5日(金)
調査地域:全国15拠点
回答者数:823名
調査方法:Googleフォーム
◆関連リリース
アイエスエフネットは、LGBTQIAに関する取り組み評価「PRIDE指標2025」において、6年連続で最高評価のゴールドを受賞いたしました
◆株式会社アイエスエフネットについて
アイエスエフネットは、クラウド、サーバー、ネットワークセキュリティを中心にソリューションを提供するITインフラ企業です。約2,300名のエンジニアが在籍し、日本国内14拠点に加え、中国、韓国、シンガポールにも拠点を展開しています。「人財育成会社」を企業ブランドとし、ITインフラエンジニアの育成に力を入れています。
アイエスエフネットHP:
https://www.isfnet.co.jp/isfnet/
キャリア採用HP:
https://www.career.isfnet.co.jp/
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