日建レンタコムが全国259拠点で取引管理サービス「Contract One」を活用
Sansan株式会社

~4万件の契約書を拠点横断で管理し、全社のガバナンスを強化~
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働き方を変えるAXサービスを提供するSansan株式会社は、日建レンタコム・グループのホールディングスカンパニーである日建レンタコム株式会社(以下、日建レンタコム)における、取引管理サービス「Contract One(コントラクトワン)」の活用事例とその成果を発表します。
国内外に30社を展開する「日建レンタコム・グループ」のうち、中核企業である日建リース工業は、建設・物流・福祉介護事業などにおいて資材や機器のレンタル事業を行っています。合併や再編が多かったことから、拠点・事業部ごとに独自の方法で契約書を管理しており、グループ全体を管理している法務が契約内容や契約締結数などを拠点横断で把握できないことが課題でした。さらに、拠点の担当者が属人的に管理していたため、他の社員が検索しづらく、結果として契約内容と取引内容の齟齬が生じるリスクがありました。
これらの課題を解決するため、日建レンタコムが中心となって2024年6月にContract Oneを導入しました。拠点横断で約4万件を超える契約書をクラウド上で一元管理することで、グループ全体でのガバナンス体制を強化するとともに、各拠点の社員が必要なときに契約書をすぐ参照できる環境を整備しました。
■サービス導入の背景
レンタル業を中心に事業を展開している日建リース工業では、幾度となく合併・再編を行い事業成長してきたため、拠点ごとに異なる方法で契約書を管理していました。拠点ごとに管理表を作成していますが、社員の多くはその存在を知らず、効果的に活用されていませんでした。
そのため同社では、各契約書がどの事業所にあるのかが明確になっておらず、監査などの際には担当者が契約内容を把握しづらいことが課題となっていました。全社で締結している契約書の種類や数といった情報を全社横断で把握することが困難だったため、電子契約導入などの業務改革についても可否を判断しづらい状況でした。
また、同社の主力事業である建設現場向けの資材や機器のレンタルにおいては、工事期間の延長があると変更契約を締結する場合があります。その際は元となる紙の原契約を一つひとつ確認していたため、対応の遅れや、見落としによる契約条件の誤解といったリスクがありました。
同社ではこうした課題を解決し、全社での統制を強化しつつ、現場における契約書の管理意識と検索性向上を実現すべく、Contract Oneを導入しました。
■導入後の運用と成果
・全国259拠点分、4万1000件を超える契約書をグループ横断で一元管理
日建レンタコム・グループでは、Contract Oneの導入により、全国259拠点に分散していた約4万1000件を超える契約書をクラウド上で一元管理しました。同社の契約書は99%が紙であり、自社でデータ化した場合に、約3万5000時間の工数が発生します。Contract Oneがデータ化作業をすべて代行することで、最小限の工数で全社員が適切に契約書を把握・管理できる体制を整備し、グループ全体でのガバナンスを強化しました。
・契約情報を俯瞰して把握でき、データにもとづく意思決定が可能に
契約情報を一元化できたことで、締結先ごとの契約数や、「基本契約書」「業務委託契約書」といった種類ごとの契約数を把握でき、グループ横断での契約状況を俯瞰して分析することが可能になりました。その結果、契約件数が多い取引先については優先的に電子契約への移行を打診するなどペーパーレス化の促進にもつながっています。自社の契約業務の状況を踏まえた上での判断ができ、データにもとづく正確な意思決定ができています。
・管理番号の付与で契約データの検索性を向上し、顧客対応が円滑化
同社ではContract Oneの契約データに、基幹システムと共通の事業所番号や案件番号をひも付けて管理することで、法務だけでなく営業や事務などの社員が契約内容を迅速に確認できる環境を整えました。検索性が向上したことで社員に契約書を確認する習慣が根づき、顧客に契約書と異なる取引条件を提示してしまうリスクを防いでいます。
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Contract Oneで契約書を確認している様子
■日建レンタコム株式会社 法務部 部長 牛田 裕二様からのコメント
契約管理については長年、拠点や事業部ごとにそれぞれ異なる管理方法が定着していたため、新しい仕組みを浸透させることに不安がありました。しかし、全国で説明会を開催し、マニュアルやFAQを整備するなどの取り組みを進めた結果、現在では多くの社員がContract Oneを前向きに活用するまでになりました。また、利便性を感じた各事業部の担当者からも「新たにContract Oneで契約書を管理したい」という声が上がるほどになっています。
Contract Oneによって、全社的にガバナンスを強化することができ、取引における契約管理の土台が以前より強固になったと感じています。今後もContract Oneを活用した契約管理体制を強化し、引き続き多くの皆様に企業価値を提供して参ります。
■日建レンタコム株式会社について
会社名:日建レンタコム株式会社
代表者:代表取締役会長兼社長 関山正勝
設立:昭和53年8月
事業内容:ホールディングスカンパニー
従業員数:81人/単体、2336人/連結(2025年9月30日現在)
URL:
https://www.nrg.co.jp/
(以上)
■AI契約データベースが、利益を守る「Contract One」
Contract One(コントラクトワン)は、Sansan株式会社が提供する取引管理サービスです。紙や電子といった形式を問わず、契約書をはじめとする取引書類を一元化。自社開発のAIやオペレーター補正を組み合わせて、正確にデータを抽出し、取引書類同士の関係性を自動でひも付けます。取引の全体像や変遷を俯瞰できるデータベースを構築することで、機会の損失や信用の低下を防ぐ事業判断をサポートし、企業の利益を守ります。
https://contract-one.com/
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるAXサービスを提供しています。主なサービスとして、ビジネスデータベース「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、経理DXサービス「Bill One」、取引管理サービス「Contract One」、データクオリティマネジメント「Sansan Data Intelligence」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:
https://jp.corp-sansan.com/
所在地:〒150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
資本金:72億44百万円(2025年8月31日時点)
事業内容:働き方を変えるAXサービスの企画・開発・販売
Sansan
https://jp.sansan.com/
Eight
https://8card.net/
Bill One
https://bill-one.com/
Contract One
https://contract-one.com/
Sansan Data Intelligence
https://jp.sansan.com/sansan-data-intelligence/プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes