藝大×NPO、“デジタル御輿”成果発表ワークショップを11月24日に開催
特定非営利活動法人デジタルものづくり協議会

子どもたちの創造性が、教育版マインクラフトでの制作と3Dプリントで開花
特定非営利活動法人デジタルものづくり協議会は東京藝術大学芸術未来研究場(東京都台東区)とともに、2025年11月24日、東京藝術大学美術館にて、教育版マインクラフトを活用した創造探求プログラム「マイクラでデジタル御輿をつくろう!」の成果発表ワークショップを開催しました。
本プログラムでは、2025年8月に実施したDAY1・DAY2において御輿文化の理解・観察、スケッチ・紙粘土による模型制作、教育版マインクラフトでのデジタル御輿制作。今回のDAY3の成果発表ワークショップでは、これらの学習活動を3D作品の展示・鑑賞・発表として公開し、子どもたちの創造性が立体的に具現化するプロセスを示しました。
【DAY1.2 ダイジェスト動画(制作プロセス) 】
[動画:
https://www.youtube.com/watch?v=xmxVC6VcQdo ]
【開催概要】
主 催:東京藝術大学芸術未来研究場、特定非営利活動法人デジタルものづくり協議会
日 時:2025年11月24日(月・祝)
会 場:東京藝術大学美術館
対 象:小学校1年生~中学2年生
内 容:
■教育版マインクラフトによる「デジタル御輿」作品と、3Dプリント模型の展示・鑑賞
■デジタル表現と立体表現を行き来しながら、作品の構造・スケール・質感の違いを多角的に捉える鑑賞・対話型セッション
【成果発表の様子】
<創造性が可視化された3D作品群>
参加した子どもたちは、伝統的な御輿文化を基盤としながら、教育版マインクラフト上で独自のデザインを構築。これらのデジタルデータをもとに3Dプリンタで立体作品として出力し、展示しました。
「デジタル制作 → 立体化 → 展示」という一連のプロセスを明示的に体験することで、子どもたちは、作品が“デジタルから現実へと立ち上がる”変換過程を理解することができました。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/157514/9/157514-9-360ed05a25dbcb78f9921bfee6346c29-1800x1200.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/157514/9/157514-9-d939a0c6822ed2946a181d17718e31fa-1800x1200.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/157514/9/157514-9-54f671fefa1a9d139246b8123235a9df-1800x1200.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/157514/9/157514-9-a3a51ab11586031029702cfc75a17e17-1800x1200.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<対話を通じた深い学び>
鑑賞セッションでは、子どもたちが制作意図や工夫点を自ら言語化し、互いの作品を比較しながら学びを振り返る機会となりました。
特に、
■バーチャル(教育版マインクラフト)とリアル(3Dプリント)の特性比較
■表現方法を往復することで立体の構造・スケール・質感を多角的に捉えること
■デジタルとリアル、それぞれの表現の良さを自分の言葉で説明すること
をねらいとして実施しました。
参加した子どもたちからは、
「自分の作った作品がリアルで見られて嬉しい」
「3Dプリントするとうまくいかない部分があって、もっと工夫の仕方があると気づいた」
といった感想が寄せられました。
[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/157514/9/157514-9-a00d2fd87725a92ca9a343000e12dcc2-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像6:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/157514/9/157514-9-5b4d19b2c8bdce2ec8df2542e7a857e3-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【教育的背景と意義】
本ワークショップはデジタルものづくり協議会が、東京藝術大学が実施する「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」と連携して実施したものです。
本取り組みは、
■伝統文化の理解
■観察・思考・表現のサイクル
■形・色・構造・意味を扱うアートの探求
■デジタル技術を活用した創造的制作
■協働による課題解決
といった学習要素を統合した、アートとテクノロジーを横断する創造探究型のSTEAM教育プログラムとして位置づけられています。
教育版マインクラフトや模型制作など、アナログとデジタル双方の表現手法を往復する活動を通じて、子どもたちは文化・テクノロジー・アートを立体的に結びつけながら、多角的で探究的な学びのプロセスを経験しました。
【団体概要】
特定非営利活動法人デジタルものづくり協議会
デジタルものづくり協議会は、東京都文京区千駄木に拠点を置き、「Minecraftカップ」の運営および、デジタル機器を活用した教育・研究・普及活動を行うNPO法人です。地域の子どもから大人まで幅広い世代にデジタルものづくり体験の機会を提供し、学びと交流の拠点として活動しています。
・特定非営利活動法人デジタルものづくり協議会
https://dmcouncil.or.jp/
・Minecraftカップ
https://minecraftcup.com/
<今後の事業予定(2025年~2026年)>
▼ 2025年
・11月1日~12月14日
第7回Minecraftカップ 地区大会
https://minecraftcup.com/city-planning/
・12月14日 能登平和ワークショップ(石川県)
▼ 2026年
・1月11日 練馬区 不登校親子ワークショップ(長野県・軽井沢)
・1月18日 港区 平和ワークショップ(港区役所9階会議室)
・2月15日 第7回Minecraftカップ全国大会(東京大学)
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes