地域課題解決に取り組む人財の創出支援プロジェクト「地域活性構想ラボ」の開始について
東北電力株式会社
東北電力株式会社(以下、「東北電力」)は、地域の課題解決に取り組む「人財」の創出を支援するプロジェクト「地域活性構想ラボ」(以下、「本プロジェクト」)を開始いたします。
具体的には、「事業構想大学院大学※1」と連携のうえ、地域課題解決に関心のある地元の社会人等を対象に、同大学院の有する地域活性化に繋がる事業構想に関するカリキュラムを、約1年間かけて学んでいただくものです。
カリキュラムは、「アイデア発想法」「クリエイティブ思考法」「事業戦略フレームワーク」「ファイナンス」といった知識や、地域活性化の分野における第一人者をゲスト講師に迎えての検証・討議など、事業構想計画の立案に役立つさまざまな実践的な学びが得られる全24回の講義(各回、平日4時間)となっております。
本プロジェクトは、2026年5月から、青森県にて先行実施することとしており、本日(11月26日)より、青森県内で事業活動を営む企業の経営者・社員や自治体・団体職員、社会起業家等を対象に、参加希望者(10名程度)を募集いたします(募集期間:2026年3月末まで)。
今後、青森県における実施状況等を踏まえたうえで、他県への展開を検討してまいります。
なお、2026年3月には、本プロジェクトへの関心を高めていただくことを目的に、青森県内で「オープンキャンパス」を開催する予定です。
東北電力グループは創立以来、「東北の繁栄なくして当社の発展なし」の基本的な考えのもと、「地域社会との共栄」を経営理念に掲げ、地域とともに歩んでまいりました。
近年、東北6県・新潟県では、人口減少や少子高齢化、地域産業の衰退といったさまざまな課題が他の地域よりも速いスピードで顕在化しているのが現状です。
「地域づくりは人づくり」という言葉のとおり、東北電力としては、これらの課題解決を通じて豊かな地域をつくるには、現状を変革できる「人財」が必要であり、その人財が地域活性化の「種火」になると考えております。
そこで、東北電力が、地域課題解決に繋がる事業構想等を学ぶ機会を提供することにより、人財の創出を支援する(=地域活性化の「種火」を起こす)ため、本プロジェクトを立ち上げることとしたものです。
東北電力といたしましては、本プロジェクトを通じて多くの「種火」を起こすことに加え、「地域共想プログラム※2」等により地域課題解決の実効性を高め、地域の皆さまとともに、持続可能なより良い未来の実現を目指してまいります。
【本プロジェクトの詳細】
本プロジェクトの詳細については、本日開設した以下の専用サイトをご覧ください。
https://mpd-design-lab.jp/aomori
※1 事業構想大学院大学
学校法人先端教育機構が運営する社会人大学院。「知の実践研究・教育で、社会の一翼を担う」との理念のもと、事業および社会の構想、構想計画を立案・実践する人財の育成等を行っている。
※2 地域共想プログラム
東北6県・新潟県の社会課題解決に取り組む、成長意欲のある社会起業家を支援・育成する制度。DX・マーケティングなどのさまざまな分野における伴走支援や資金面の支援により、事業拡大段階の社会起業家の事業をさらに強化・成長させることを目的に当社が実施しているもの。
なお、今回公表した「地域活性構想ラボ」は、事業拡大段階よりも前の、事業の全体像を描きゼロから生み出す初期段階に対する支援と位置付けている。
(別紙)地域課題解決に取り組む人財の創出支援プロジェクト「地域活性構想ラボ」の開始についてプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes