【着工】大型物流施設「SGリアルティ・MFLP大阪加島」新築工事
日鉄エンジニアリング株式会社

日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、このたび、SGリアルティ株式会社(代表取締役社長:栗和田武、本社:京都府京都市)および三井不動産株式会社(代表取締役社長:植田俊、本社:東京都中央区)より受注した大型物流施設「SGリアルティ・MFLP大阪加島」(所在地:大阪府大阪市淀川区、以下「本施設」)を着工しましたのでお知らせいたします。
本施設は、関西全域への配送に適した立地で、鉄骨造6階建て・延床面積約21万平方メートル 超の大阪市内最大級の大規模物流拠点となります。当社は設計・施工を担当し、約380台分のトラックバースと約80台分の車両待機スペースを設けることで、効率的な物流オペレーションを支援します。また、関西圏では希少な危険物倉庫併設型の物流拠点として、リチウムイオンバッテリー、化粧品、医薬品や塗料などEC配送需要で高まる危険物の保管に対応します。さらに、優れたアクセス性を活かし、災害時の事業継続や迅速な配送、地域経済への貢献を支える物流拠点の実現に取り組みます。
構造面では、荷重変動に対して安定した免震性能を発揮する免震装置「
NS-SSB(R)」※1(球面すべり支承)に加えて、安定した変形追従性を有する耐震部材「
アンボンドブレース(R)」※2を採用することで、施設本体だけでなく保管商品の安全性にも配慮した免震構造を実現します。
環境面では、建物全体のエネルギー消費量をゼロとする「ZEB認証」※3の取得を予定しており、屋根に搭載する太陽光発電設備や非常用発電設備を活用したBCP対応電源システムを構築することで、BCP対策も図っていきます。
当社は、物流関連施設を得意領域の一つとして実績を重ねており、当該分野での累計受注実績は約450万平方メートル に上ります。物流施設としての機能面に加え、環境・防災・減災・労働力の確保への配慮など、物流施設の進化する多様なニーズに応え、これからも持続可能でレジリエントな社会・産業基盤作りに貢献してまいります。
※1 SSBは球面すべり支承を意味する“Spherical Sliding Bearing”の略で、NS-SSB(R)は日鉄エンジニアリングの登録商標です。
※2 軸力を負担する中心鋼材を鋼管とモルタルで拘束し、座屈せずに安定的に塑性化するブレースで日鉄エンジニアリングの登録商標です。
※3 “Net Zero Energy Building”の略で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーをゼロにすることを目指した建物のことです。
【SGリアルティ・MFLP大阪加島 概要】
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/91727/table/134_1_721eef4637fec6f81319f6a0d88202a4.jpg?v=202512160415 ]
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/91727/134/91727-134-294dd27cd11bd0d6307d9bc580ec8bd1-1025x583.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【完成予想図(北東アイレベル)】
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/91727/134/91727-134-897c4957c68509c8d4ac206695cfce1a-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【完成予想図(北西俯瞰)】
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes