有隣堂 藤沢店「SAYONARA FESTIVAL」第2弾 企画展「人生の3分間・・・3分でできること」を開催
株式会社有隣堂
～“3分間”が人生を豊かにする～
株式会社有隣堂（本社：横浜市中区、代表取締役 社長執行役員：松信 健太郎）は、2026年1月5日（月）～2月11日（水・祝） にかけて、「有隣堂 藤沢店」にて企画展「人生の3分間・・・3分でできること」 を開催いたします。本展は、藤沢店の閉店までの2年間を “未来の書店を試す社会実験期間” と位置づけた「SAYONARA FESTIVAL」シリーズの第2弾です。
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企画テーマと本企画に込めた狙い
現在は「人生100年時代」といわれています。100年を“分”に換算すると、人生は約52,560,000分にもなります。古来、多くの人文書や哲学が「人生をどう生きるか」という問いを投げかけてきましたが、現代ではそれは、「これだけの分数のなかで、人は何を成すのか」という問いとして立ち現れます。
しかし、5,000万分という数字はあまりに大きく、私たちの日常感覚では実感しにくいものです。
一方で、私たちが日々意識する時間の最小単位は、おそらく3分程度ではないでしょうか。駅で次の電車を待つ3分、次の打合せまでの小休止の3分。多くの場合、それらは「隙間時間」として、無意識のうちに消費されがちです。しかし考えてみれば、プレゼンテーションに与えられる時間、賞レースの最終局面、勝敗を分ける最終ラウンドなど、人生を左右するような重大な局面に、わずか3分しか与えられないという経験をすることも少なくありません。
たった3分間で運命が大きく変わることもあれば、逆に3分もあれば、人間は意外と多くのことができる。人生における3分間には、実にさまざまな「顔」があります。さらに、3分間の“体感時間”は、人や状況によって大きく異なります。同じ3分でも、立場や心境によって長くも短くも感じられる。時間とは、決して一様なものではありません。
本企画「人生の3分間・・・3分でできること」は、こうした時間への問いを出発点に、書店ならではの「時間の編集」を試みる企画展です。
- 3分で読める- 3分でひらめく- 3分で遊べる- 3分で味わえる
短いからこそ濃度が増す“小さな文化体験”を売場全体に散りばめ、来店者一人ひとりが、自分なりの「3分間」と向き合える空間をつくります。
1965年の開店以来60年にわたり地域文化を支えてきた有隣堂藤沢店は、再開発に伴い2027年末に営業終了予定です。この場所を「未来の書店を試す実験場」と位置づけ、閉店までの2年間で、書店の新たな価値提案を発信していきます。
書店はいま、“本を買う場所”から、人が出会い、思考し、体験する文化装置へと役割を広げつつあります。本展では、藤沢店で過ごす時間そのものを“体験”として再構築し、気軽に立ち寄れるのに、確かに心に残る「小さな3分間」を提供します。
展示・体験企画概要
1．「3分でつながるカルチャー」やかん亭 presents 全国インスタントラーメンコレクション100種。全国各地の袋麺を扱う「やかん亭」と連携し、文化性の高い袋麺100種を展示・販売します。なかなか出会えない「地域の味」も多数登場。茹で時間は“3分とは限りません”が、その待ち時間もまた、土地の風景に思いを馳せる楽しいひとときです。“3分でできること”の象徴であるインスタント麺を、一つの食文化として再編集した企画です。
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やかん亭
2．「3分で読める」ショートショート特集「何者からかの手紙」（BOOKSOUNDS）のような手紙小説をはじめ、短い時間に濃密な物語が詰まったショートショートを紹介します。
古くは川端康成の「掌の小説」、最近では氏田雄介の「54字の物語」など、短編でありながら心を動かす名作を多数展開。“3分で読める本との出会い”を、書店ならではの形で提案します。
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「何者からかの手紙」
3．「3分でひらめく」アナログパズル体験
“3分で脳トレ”をテーマに、知恵の輪、パズル、ルービックキューブ、「はずる」などを揃えました。
茹で上がるラーメンを待ちながら、少し頭を使ってみる。そんな日常の遊び心をくすぐるラインナップです。思わず夢中になって麺を伸ばしすぎないようご注意ください。子どもから大人まで楽しめる、短時間の脳の悦びをお届けします。
会期・会場
- 会期：2026年1月5日（月）～2月11日（水・祝）- 会場：有隣堂 藤沢店（フジサワ名店ビル 2F）- 展開エリア：2階 ※5階では「小さな絶滅展」延長展開中
株式会社有隣堂について
創業116年の神奈川、東京、千葉、兵庫、大阪に44店舗を展開する書店。複合型店舗では、カフェや居酒屋、アパレルショップなどの運営も行っています。また、楽器・音楽教室、図書館・地区センターの運営受託、ビジネスソリューションサービスおよびOA機器の販売、出版事業など、多様な事業展開を通して地域社会に貢献しています。
HP：
https://www.yurindo.co.jp/プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
