お笑い離れか? 令和の現役高校生の6割以上「今年のM-1グランプリに興味がない」その全貌を公開!
株式会社ワカモノリサーチ

全国の現役高校生(男女)に「M-1グランプリ2025」について調査を実施しました。
いよいよ今月21日に迫った漫才の日本一決定戦「M-1グランプリ2025」。
2001年から始まった漫才の祭典は毎年12月に開催されることから、
「年末の風物詩」としても世間に周知され、
お笑いが好きな人だけでなく、あまり関心のない人も「M-1だけは見ておこう」と
視聴するケースも多いコンテスト・番組となっています。
そして今年、「M-1グランプリ2025」の出場者数は史上最多の1万1521組。
そのうち決勝に進出したのがドンデコルテ、エバース、ヨネダ2000、豪快キャプテン、
ヤーレンズ、真空ジェシカ、めぞん、ママタルト、たくろうの9組。
敗者復活の1組を足した10組で決勝戦が行われ、
ここからスターが生まれるかもしれないのですが…
“テレビ離れ”や“好きなことの多様化”が進んでいる令和の若者は
今年のM-1グランプリにどの程度の関心があるのでしょうか。
10代・現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」では、
(
https://wakamono-research.co.jp/media/)
全国の現役高校生に、「あなたは、今年のM-1 グランプリに興味がありますか?」という
アンケート調査を実施。今回は、その結果の一部をご紹介いたします。
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/162122/128/162122-128-789a7f5ec8bdc51e91d159aa5157ce70-3082x2453.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
今回の調査の結果、「興味がある」と回答したのが39.9%、
「興味がない」と回答したのが60.1%となり、
「M-1に興味がない現役高校生」が多数派となりました。
「M-1」の興味がない高校生の意見を見ていくと、
「お笑いが好きではない」
「あまりお笑いに興味がないから」
「あまりお笑いを見ないから」
「あまりお笑い自体に興味がないから」
「お笑いとかに興味がないから」
など、“お笑い”というコンテンツそのものに興味や関心がなく
場合によっては“お笑い”が嫌いなため「M-1」を見ないという高校生からの意見が
多く寄せられました。
さらに、細かく結果をしていくと、テレビへの“アレルギー”が強いことも分かる結果となりました。
まず、
「テレビが面白くないから」
「テレビをそもそも見ないから」
「あんまりテレビを見てないから」
「あんまりお笑い系のテレビをみないから」
「いつも見ていないから今年も見る気は無い」
など、そもそもテレビを見ないという高校生の声。
テレビが高校生の日常の選択肢になっていない以上、
テレビで放送される「M-1」を見ないのは必然なのかもしれません。
そんなテレビのアレルギーもあり、
「Mー1を見るよりも好きなものを見たい」
「M-1見る時間がもったいない」
「M-1グランプリをみても面白くないと感じるから」
といった、厳しい声も寄せられていたそうです。
また、お笑い芸人がテレビを主戦場にしている方が多く、
テレビを見ない高校生にとっては、芸人を知る機会が減っているのも背景に。
「お笑い芸人を全然知らないから」
「気になる芸人がいないから」
「芸人の誰が出るかがわからない」
「好きな芸人がいない」
「最近の芸人についてよく知らないから」
など、出場する芸人を知らないことや、最近のお笑い芸人を知らないことが
「M-1」に興味を持てない原因の一つになっているようです。
そして、テレビへの“アレルギー”以上に大きな要因となっていたのが
お笑い芸人への“アレルギー”。
「お笑いは好きじゃない」
「芸人おもんない」
「あんまり芸人が好きじゃないから」
「最近面白い芸人さんがいないから」
など、お笑い芸人への関心度への低さがかなり目立つ結果となったようです。
「実家のおばあちゃんが最近の芸人は騒いでばかりでおもしろくないと言ってた!」
などといった会話をした経験のある方もいると思いますが、
まさに、令和の高校生の多数派がこの状態。
テレビの中でやっているお笑いに共感をすることができず、面白くないと感じているようです。
さらに、
「漫才で笑うことないし、知らない人ばかり」
「芸人に面白みを感じない」
「漫才の何が面白いのかがわからない」
「漫才や・コントを見て面白いと感じない」
といった厳しい声も。
“見たことのない芸人が入り込めない設定で、自分たちの芸を押し付ける”
芸人に対してそういった見方をしている高校生がいることは、
今後の“お笑い”というコンテンツ制作に置いて肝に銘じておく必要はあるかもしれません。
他の媒体の方が面白いと感じている意見も。
「TikTokを見てる方が楽しいから」
「ゲームしてたほうが有意義」
「YOUTUBE見てた方が楽しい時間を過ごせるから」
「漫才よりも面白いと思えるものがあるから」
テレビバラエティというのは“テレビの中の人が面白がっているものを見る”コンテンツ。
漫才は“芸人の話術を見て楽しむ”という側面があるコンテンツです。
しかし、今の時代はもっと高校生に身近で共感でき、
自分も参加して楽しめるコンテンツが数多く存在します。
それを堪能している高校生が「M-1」や「テレビ」に興味がないと感じるのは
仕方のないことなのかもしれません。
一方、今年のM-1 グランプリに「興味がある」と回答した39.9%の高校生からは、
「お笑い大好き!笑って笑顔になりたい!」
「お笑いが好きだし家族みんなで笑えて楽しいから!」
「お笑いが好きで元気が貰えるから」
「おもしろくていつも親と見ているから」
といった“お笑い大好き”な高校生の意見で溢れました。
家族でM-1を見ている高校生も多いことから、
昨今少なくなった“お茶の間での団らんの時間”を作れる数少ないコンテンツの可能性も。
ただ、笑いを届けるだけでなく、高校生とその親の関係性をより深くすることに
一役買っているのが「M-1グランプリ」なのかもしれません。
また、
「毎年の楽しみだから」
「毎年面白い人がでているから」
「(毎年)年末といえばM-1」
など、毎年の風物詩の一つにしている高校生からの意見も寄せられました。
“M-1を見ることで年の瀬を感じる”
そんな高校生もいるのかもしれません。
そんな毎年見ている高校生からは、
「どんなコンビが上がってくるか気になる」
「今年はどんな芸人が上がってくるのか楽しみだから」
「誰が優勝するのか予想したくなる」
「審査員を誰がやるかとかも気になる」
と、予想や分析も楽しむ傾向に。
単純に“漫才を見る”だけでなく、M-1には+αの楽しみ方があることが
毎年視聴したいと思う理由になっているのかもしれません。
「M-1」に興味のある高校生からはもちろん“芸人愛”も。
「芸人が好きだから」
「おもしろい芸人さんがでるから」
「好きなお笑い芸人がいるから」
といった、お笑い芸人自体が好きだという意見も多く集まりました。
そして、今回の調査でM-1のファイナリストの中から最も応援の声が寄せられたのが…エバース。
「エバースが好きだから頑張って!」
「エバース優勝してほしい!」
など、エバースにエールを送る高校生がいたそうです。
今回ご紹介した調査結果の詳細・全貌も含め、「ワカモノリサーチ」からご覧いただけます。
https://wakamono-research.co.jp/media/highschoolersm1interestdecline/
また、「株式会社ワカモノリサーチ」では、
“全国9割の高等学校とのネットワーク”
“全国5万人以上の若者ネットワーク”
を最大限に活かし、
既存の若者向け・Z世向けのマーケティング企業やサイトではできない
“オンリーワン”のマーケティング・調査が可能となっております。
企業様・媒体様からのご依頼も受け付けております。
以下HP/お電話でお気軽にご相談・お声がけ頂ければ幸いです。
https://wakamono-research.co.jp/
調査期間 2025.11.25~2025.12.9
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 278名
調査方法 インターネットリサーチ
【本調査結果(画像)の引用・転載について】
本調査の一部を引用・転載される場合には、
出典として「ワカモノリサーチ」
URL (
https://wakamono-research.co.jp/media/)
の併記をお願いいたします。
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