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米国Tulip Interfaces, Inc.と出資および戦略的技術提携に関する契約を締結

三菱電機株式会社

米国Tulip Interfaces, Inc.と出資および戦略的技術提

ノーコードでのシステム開発基盤の構築により、製造業向けDXソリューションを強化


 
 三菱電機株式会社は、製造現場のデジタル化を支援するノーコード(※1)プラットフォーム開発のリーディングカンパニーであるTulip Interfaces, Inc.(チューリップ・インターフェース社、本社:米国 マサチューセッツ州、以下、Tulip社)と、出資および技術提携に関する契約を、本日締結しました。
 当社は、製造現場へのマイクロサービス化技術(※2)の導入に強みを持つTulip社との提携を通じたノーコードでのシステム開発基盤の構築により、製造業向けをはじめとするDXソリューションの強化を目指します。

■出資および技術提携契約締結の狙い
 近年、世界の製造・設備管理市場では、労働力不足、大規模なシステム構成に起因する開発遅延や保守・運用の複雑化などが課題となっており、特に従来のモノリシックなシステムが、現場の要求するスピードや柔軟性に十分に対応できず、オペレーションの遅延や停滞などのボトルネックとなるケースが増加しています。これらの課題の解決に向けて、デジタル技術やデータを活用したものづくりへの移行が進んでいますが、特に人手を必要とするシステム構築作業の削減や時間短縮の実現には、複雑なプログラミングを必要としないクラウド環境での開発基盤に対するニーズが高まっています。
 Tulip社のプラットフォームは、世界中の企業がコンポーザブル(※3)な連携アプリケーションによって、製造現場のリアルタイムな状況把握、品質向上、継続的な業務改善を実現することを可能にします。また、製造業、製薬、研究開発、物流など、幅広い業界のオペレーションにおいて、変化への迅速かつ柔軟な対応を可能にし、DXとイノベーションを力強く推進しています。
 今回、当社は、Tulip社との出資および戦略的技術提携契約の締結を通じて、革新的な技術とDXソリ
ューションをいち早く市場に提供することを目指します。また、社内のデジタル化を加速させることで開発および生産効率の向上を図るとともに、人財育成の強化などを通じて、事業競争力の強化に取り組みます。これらを通じて、幅広い分野を対象としたDXソリューションの開発・展開を推進することで、「イノベーティブカンパニー」への変革およびSerendie(R)(セレンディ)関連事業の加速に取り組みます。

■両社コメント
Tulip Interfaces, Inc. CEO Natan Linder氏 コメント
「三菱電機とのパートナーシップは、最前線の業務に合わせて拡張可能な価値主導の実用的なAIユースケースを実現する、最新のコンポーザブルアーキテクチャーを通じた継続的なデジタルトランスフォーメーションという両社の共通のコミットメントを確固たるものにするものです。私たちは、こうした柔軟なデジタル基盤が、イノベーションと将来的なビジネスの強靭性(レジリエンス)にとって極めて重要であると認識しています。両社が協力し、人々の持つ影響力を最大限に引き出すことで、製造業および現場オペレーションにおいて、テクノロジー主導のイノベーション精神を、グローバルに具現化してまいります。」

三菱電機株式会社 専務執行役 兼 CDO、デジタルイノベーション本部長 武田 聡 コメント
「Tulip社の持つコンポーザブルなプラットフォームの開発技術により、現場の要求するスピードや柔軟性に対応することが可能となります。両社が保有する技術を掛け合わせることで、DXとイノベーションを加速させ、製造業の枠を超えた競争力の強化を目指します。」

■Tulip社の概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/120285/table/341_1_f8e6a73e33448a6cc3d7408fe1e696d4.jpg?v=202512220715 ]

■商標関連
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/120285/table/341_2_45afc54e9cf8eae55442c969e070ee24.jpg?v=202512220715 ]

■三菱電機グループについて
 私たち三菱電機グループは、たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、活力とゆとりある社会の実現に貢献します。社会・環境を豊かにしながら事業を発展させる「トレード・オン」の活動を加速させ、サステナビリティを実現します。また、デジタル基盤「Serendie(R)」を活用し、お客様から得られたデータをデジタル空間に集約・分析するとともに、グループ内が強くつながり知恵を出し合うことで、新たな価値を生み出し社会課題の解決に貢献する「循環型 デジタル・エンジニアリング」を推進しています。1921年の創業以来、100年を超える歴史を有し、社会システム、エネルギーシステム、防衛・宇宙システム、FAシステム、自動車機器、ビルシステム、空調・家電、デジタルイノベーション、半導体・デバイスといった事業を展開しています。世界に200以上のグループ会社と約15万人の従業員を擁し、2024年度の連結売上高は5 兆5,217 億円でした。詳細は、www.MitsubishiElectric.co.jpをご覧ください。

(※1)プログラミング不要でシステムを開発できる手法
(※2)大規模システムを小さな独立したサービスに分割して、柔軟な開発・運用を可能にする手法
(※3)必要な機能を組み合わせて、柔軟にシステムやサービスを構築する設計思想

<お客様からのお問い合わせ先>
三菱電機株式会社 デジタルイノベーション事業本部 DXイノベーションセンター
〒221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町1番地7 横浜ダイヤビルディング
E-mail:dx-ic@me.MitsubishiElectric.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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