「赤ら顔=酒さ」は誤解?皮膚科医が分類する4タイプ
医療法人社団鉄結会

約8割が「赤ら顔の原因タイプを知らない」と回答―誤ったセルフケアで悪化のリスクも。専門医が解説する正しい対処法―
医療法人社団鉄結会(所在地:東京都渋谷区、理事長:高桑康太)は、美容皮膚科・形成外科であるアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)を運営し、皆様の肌の健康と美容をサポートしております。今回は「赤ら顔」に関する認識と対策について調査を実施したので、その結果を紹介します。
「赤ら顔」=「酒さ」ではない?よくある誤解
「赤ら顔が気になるけど、どうしたらいいかわからない」「化粧品で隠すしかない」――そんなお悩みを抱えていませんか?
実は、赤ら顔には複数のタイプがあり、原因によって対処法が大きく異なります。「赤ら顔=酒さ」と思い込んでいる方も多いですが、医学的には4つの主要なタイプに分類され、それぞれに適切な治療法があります。
医療法人社団鉄結会は、全国の20~50代男女300名を対象に「赤ら顔の認識と対策」についてアンケート調査を実施しました。
【調査概要】
・調査対象:全国の20~50代の男女300名
・調査期間:2025年12月5日~12月15日
・調査方法:インターネット調査
・調査実施:医療法人社団鉄結会(自社調査)
約3割が「赤ら顔は体質で治らない」と認識
赤ら顔についてどのような認識を持っているか調査したところ、最も多かったのは「体質的なもので治らないと思う」が31.0%でした。次いで「肌が敏感なだけだと思う」が24.3%、「原因がわからない」が22.7%、「酒さという病気だと思う」は18.7%にとどまりました。多くの方が赤ら顔の正確な原因を把握していない実態が明らかになりました。
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約8割が「赤ら顔の分類」を知らない
赤ら顔が「複数のタイプ」に分類されることを知っているか調査したところ、「知らない」と回答した方が76.7%に上りました。赤ら顔には医学的に異なる原因とタイプがあることが、一般にはあまり知られていないことがわかります。
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専門家への相談は1割台、セルフケアが主流
赤ら顔が気になった時の対策について調査しました(複数回答可)。最も多かったのは「市販の化粧品でケアしている」が52.3%、次いで「生活習慣を改善している」が38.0%でした。一方、「皮膚科・クリニックを受診した」は14.7%にとどまり、専門家への相談が少ない傾向が明らかになりました。
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調査まとめ
今回の調査から、約8割の方が赤ら顔の分類を知らず、約3割が「体質で治らない」と諦めている実態が明らかになりました。また、対策としてはセルフケアが主流で、専門家への相談は1割台と少数派であることがわかりました。しかし、赤ら顔のタイプによっては、誤ったセルフケアで症状が悪化するケースもあります。
医師コメント
アイシークリニック 高桑康太医師
「今回の調査では、多くの方が赤ら顔のタイプ分類を知らず、セルフケアに頼っている実態が明らかになりました。実は、赤ら顔は原因によって大きく4つのタイプに分類され、それぞれ治療法が異なります。」
【皮膚科医が分類する赤ら顔の4タイプ】
【タイプ1】酒さ(しゅさ)
特徴:顔の中心部(鼻・頬)に持続的な赤み、ほてり、毛細血管の拡張が見られる慢性炎症性疾患。進行するとニキビ様のブツブツや鼻の肥大(鼻瘤)を伴うことも。
対処法:外用薬(メトロニダゾール、アゼライン酸)、内服薬、レーザー治療など。刺激物やアルコール、急激な温度変化を避けることも重要。
【タイプ2】脂漏性皮膚炎
特徴:皮脂分泌が多い部位(鼻周り、眉間、生え際)に赤みとフケ状の皮むけが生じる。マラセチア菌という常在菌の増殖が関与。
対処法:抗真菌外用薬、低刺激の洗顔・保湿、ステロイド短期使用。生活習慣の改善(睡眠、食事、ストレス管理)も効果的。
【タイプ3】毛細血管拡張症
特徴:皮膚の浅い部分の毛細血管が拡張し、赤い線状や網目状の模様が透けて見える。頬や鼻に多く、加齢や紫外線、アルコールなどが原因。
対処法:レーザー治療(Vビームなど)が効果的。紫外線対策、血管を拡張させる要因(飲酒、辛い食べ物、サウナ)の回避も推奨。
【タイプ4】接触性皮膚炎・アレルギー反応
特徴:化粧品、スキンケア製品、金属などの外部刺激やアレルゲンに反応して赤み、かゆみ、腫れが生じる。原因物質との接触後に症状が現れる。
対処法:原因物質の特定と除去が最優先。パッチテストで原因を特定し、低刺激製品に変更。症状に応じてステロイド外用薬を使用。
「このように、赤ら顔は一括りにできない症状です。例えば、酒さを化粧品でカバーしようとすると、かえって刺激となり悪化することがあります。また、脂漏性皮膚炎を保湿クリームだけで対処しても、根本的な改善にはつながりません。まずは専門医による正確な診断を受け、タイプに応じた適切な治療を行うことが大切です。」
放置するとどうなる?赤ら顔を放置するリスク
赤ら顔を放置すると、以下のようなリスクがあります。
・症状の慢性化・悪化:適切な治療を行わないと、赤みが定着し、元に戻りにくくなる
・肌のバリア機能低下:慢性的な炎症により、肌が敏感になり、他のトラブルを招きやすくなる
・見た目への影響:酒さの場合、鼻の肥大(鼻瘤)など外見上の変化を伴うことがある
・精神的ストレス:見た目の悩みから、自己肯定感の低下やQOLの低下につながることも
こんな時は受診を|専門医への相談の目安
以下のような症状がある場合は、早めに皮膚科・美容クリニックへご相談ください。
・赤みが数週間以上続いている
・市販品でケアしても改善しない
・赤みに加えて、ブツブツ・皮むけ・かゆみがある
・特定の食べ物や環境で症状が悪化する
・見た目が気になり、日常生活に支障をきたしている
よくある質問(Q&A)
Q. 赤ら顔は体質だから治らないのでしょうか?
A. いいえ、赤ら顔は適切な治療で改善できる可能性があります。今回の調査では31.0%の方が「体質で治らない」と認識していましたが、赤ら顔は原因に応じた治療法があります。酒さにはレーザー治療や外用薬、脂漏性皮膚炎には抗真菌薬、毛細血管拡張症にはVビームレーザーなど、タイプ別に効果的な治療が存在します。
Q. 赤ら顔にはどんなタイプがありますか?
A. 医学的には主に4タイプに分類されます。1.酒さ(顔中心部の持続的な赤み・ほてり)、2.脂漏性皮膚炎(皮脂が多い部位の赤みと皮むけ)、3.毛細血管拡張症(血管が透けて見える赤い線状模様)、4.接触性皮膚炎(化粧品などへのアレルギー反応)です。調査では76.7%の方がこの分類を知らないと回答しました。
Q. 市販の化粧品でケアしても大丈夫ですか?
A. タイプによっては逆効果になる場合があります。調査では52.3%の方が市販化粧品でセルフケアをしていましたが、例えば酒さの場合、化粧品の刺激で症状が悪化することがあります。また、脂漏性皮膚炎を保湿クリームだけで対処しても根本的な改善にはつながりません。まずは専門医による診断を受けることをおすすめします。
Q. 赤ら顔を放置するとどうなりますか?
A. 症状の慢性化・悪化のリスクがあります。適切な治療を行わないと赤みが定着して元に戻りにくくなったり、酒さの場合は鼻の肥大(鼻瘤)など外見上の変化を伴うこともあります。慢性的な炎症により肌のバリア機能が低下し、他のトラブルを招きやすくなる可能性もあります。
Q. どのタイミングで皮膚科を受診すべきですか?
A. 赤みが数週間以上続いている、市販品でケアしても改善しない、赤みに加えてブツブツ・皮むけ・かゆみがある場合は早めの受診をおすすめします。調査では専門家への相談はわずか14.7%にとどまっていましたが、正確な診断とタイプに応じた治療が改善への近道です。
まずはカウンセリングで肌のお悩みをご相談ください
「赤ら顔のタイプを知りたい」「自分に合った治療法を相談したい」――そんなお悩みをお持ちの方は、まずカウンセリングからお気軽にご相談ください。
アイシークリニックでは、形成外科専門医が一人ひとりのお悩みに寄り添い、赤ら顔のタイプを正確に診断した上で、肌質や症状に合わせた最適な治療プランをご提案いたします。
高桑康太医師 略歴
2009年 東京大学医学部医学科卒業
2009年 東京逓信病院勤務
2012年 東京警察病院勤務
2012年 東京大学医学部附属病院勤務
2019年 当院治療責任者就任
【アイシークリニックの特徴】
・形成外科専門医による診療 ― 豊富な経験と専門知識に基づいた安全な施術
・明確な料金体系 ― カウンセリング時に詳細なお見積りを提示
・豊富な症例実績 ― 実際の治療結果をご覧いただけます
・無料カウンセリング ― じっくりとご相談いただける環境
・駅近で通いやすい立地 ― 新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院展開
・最新の医療機器を完備 ― Vビームレーザーなど赤ら顔治療に効果的な機器を導入
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