宇宙戦略基金事業「有人宇宙輸送システムにおける安全確保の基盤技術」に連携機関として参画
株式会社ElevationSpace

地球への帰還輸送機技術を活用し、有人宇宙機に求められる緊急退避システムを開発
株式会社ElevationSpace(代表取締役CEO:小林稜平、読み:エレベーションスペース、以下:当社)は、宇宙戦略基金事業(第二期)において、「有人宇宙輸送システムにおける安全確保の基盤技術」に連携機関として参画することをお知らせいたします。
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当社は、当社の大気圏再突入カプセルによる回収技術を活用し、当テーマのうち「ロケット打上げ時の異常発生時に、搭乗員の安全を確保するロケット搭載用安全システムに必要な1.異常検知機能、2.離脱機能を実現するための基盤技術の検証」(テーマB)に関する技術開発を実施することとなります。
また、宇宙戦略基金事業に関する取り組みは、NeSTRA (次世代宇宙システム技術研究組合)による「展開型エアロシェル技術の地球大気圏突入実証と火星着陸機への適用」での共同プロジェクト実施及び当社ELS-RSサービスに関する「地球低軌道拠点からの高頻度物資回収サービス(ELS-RS)実現に向けたシステム開発」の採択に続き3件目となります。
本参画により、当社は有人宇宙輸送における緊急退避システムに関する技術開発に関わり、有人輸送事業開発に取り組んでまいります
・公募概要
宇宙戦略基金(第二期)の技術開発テーマ「有人宇宙輸送システムにおける安全確保の基盤技術」においては、下記の通り(A)、(B)が設定されています。当社は、このうちテーマ(B)において連携機関として参画いたします。
▼技術開発テーマの目標
基本方針で定められている「新たな宇宙輸送システムの実現に必要な技術を獲得し我が国の国際競争力を底上げ」すること等に向けて、2028年度までを目途に、以下を目標とする技術開発を推進し、有人宇宙輸送サービスの実現に係る予見性の向上や早期参入につなげることとします。
A)運用相当環境でロケット搭載用与圧キャビンの生命維持や環境制御に係る機能の検証にて基盤技術 を確立(TRL4相当以上の完了)
B)ロケット打上げの際の異常発生時に搭乗員の安全を確保するロケット搭載用安全システムの構築に向け、異常検知・緊急退避に係る機能を、実験室環境で検証し、実効性を確認(TRL4相当の完了)
▼技術開発実施内容
技術開発テーマの目標の達成を目指し、以下を実施します。
A)ロケットの往還飛行用の与圧キャビンシステムに必要な生命維持・環境制御機能と与圧機能を実現する基盤技術開発
B)ロケット打上げ時の異常発生時に、搭乗員の安全を確保するロケット搭載用安全システムに必要な以下の1.と2.の機能を実現するための基盤技術の検証
1.異常検知機能:エンジン等の推進系の異常や通信系のトラブルなどに対して、ロケット搭載のままでは搭乗部の安全確保が困難であることを検知し、ロケットから搭乗部を離脱させる指示を出すまでの一連の機能
2.離脱機能:異常検知機能からの指示を受け、人が耐えられる衝撃や加速度の範囲内で、安全域へ搭乗部を離脱させる機能
▼支援期間
支援開始後2年目を目途にステージゲート評価を実施し、また、その結果によっては、それ以降(最長1年程度迄)の支援可能
▼支援規模(支援件数)
B)40億円を上限とし、1~2件程度を採択
▼関連情報
https://fund.jaxa.jp/techlist/theme2_7/
▼ 関連プレスリリース
ElevationSpace、2030年代の有人宇宙輸送実現に向けVisionを刷新
https://elevation-space.com/posts/news_20250729
・ElevationSpace 代表取締役CEO 小林 稜平のコメント
この度は、宇宙戦略基金事業において、「有人宇宙輸送システムにおける安全確保の基盤技術」に参画することを大変光栄に思います。現在、世界中で有人宇宙活動が加速する中、日本が独自の有人輸送能力を確立することは、宇宙開発における自立性を高め、国際的な競争力を維持・強化する上で避けて通れない極めて重要な挑戦です。中でも搭乗者の安全を担保する緊急退避技術は、宇宙を人類の生活圏へと広げるために最も重要な基盤技術となります。当社が再突入機によって培ってきた知見を最大限活用し、「軌道上のヒト・モノをつなぐ交通網を構築する」というビジョンのもと、日本の有人宇宙輸送システムの構築に貢献してまいります。
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名古屋拠点:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-2-32 STATION Ai
ElevationSpace 概要
ElevationSpaceは「軌道上のヒト・モノをつなぐ交通網を構築する」をビジョンに掲げ、日本が世界に誇る小型再突入技術を軸に宇宙から地球への輸送サービス開発に取り組んでいるスタートアップ企業です。東北大学やJAXAと連携し、宇宙の微小重力環境で研究開発・製造された物資を地球に運ぶ小型宇宙機の開発に取り組んでいます。
これまで基礎科学的な実験から産業利用まで幅広く利用されてきた国際宇宙ステーション(ISS)は、構造寿命などの関係から2030年末に運用を終了することが決定しており、宇宙環境利用の”場”の継続的な確保が課題になっています。ElevationSpaceは「ポストISS時代」を見据え、フリーフライヤー型の軌道上実証・回収衛星「ELS-R(読み:イーエルエスアール)」や、宇宙ステーションからの高頻度回収カプセル「ELS‐RS(読み:イーエルエスアールエス)」の提供を目指しています。「ELS-R」は、無重力環境を生かした実験や実証を、無人の小型衛星で行い、それを地球に帰還させてお客様のもとに返す国内初のサービスです。
会社名 :株式会社ElevationSpace(英文表記:ElevationSpace Inc.)
所在地 :〒980-0013 宮城県仙台市青葉区花京院2-1-65
いちご花京院ビル9階
設立 :2021年2月
代表者 :代表取締役CEO 小林稜平
ホームページ:
https://elevation-space.com/
事業内容 :宇宙環境利用・回収プラットフォーム事業、有人拠点からの高頻度物資輸送事業、
Co-Creation 事業
▼「ELS-R」サービスのイメージがわかるコンセプトムービー
https://youtu.be/_2m_GXSDvdIプレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes