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カネリョウ海藻、伝統的な食用海藻「クロメ」から、老化物質(AGEs)を分解する成分を発見! 疲労感や月経随伴症状の改善効果もヒト試験で実証

カネリョウ海藻株式会社

カネリョウ海藻、伝統的な食用海藻「クロメ」から、老

∼学術誌『Glycative Stress Research』にも掲載∼


海藻の総合メーカーであるカネリョウ海藻株式会社(代表取締役社長:高木良樹、本社:熊本県宇土市、URL:https://www.kaneryo.co.jp/)は、和洋女子大学(学長:熊谷優子、千葉県市川市)の多賀昌樹教授、岡山理科大学(学長:平野博之、岡山県岡山市)の松浦信康教授との共同研究を実施し、伝統的な食用海藻「クロメ」のサプリメント摂取が、体内の老化物質である終末糖化産物(AGEs)の蓄積を抑制し、疲労感や月経随伴症状の改善をもたらすことがわかりました。本研究では、クロメに含まれるフロロタンニン類の一種「6, 8’-ビエコール(6, 8'-bieckol)」に、AGEsの生成抑制および分解(架橋切断)作用があることを新たに明らかにしています。
本研究成果は、当社、海藻科学研究所 所長である吉積一真を筆頭著者として、一般社団法人糖化ストレス研究会の国際学術誌『Glycative Stress Research』に掲載されました。
なお、本研究におけるヒト介入試験は、2023年に実施されたものです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/21194/49/21194-49-ba306e1db0c8a4e77dc33a9dd47813bd-457x335.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■研究の背景と目的

近年、タンパク質と糖が結びついて生成される終末糖化産物(AGEs)が体内に蓄積する「糖化ストレス」は、糖尿病や慢性腎臓病、アルツハイマー病、さらには肌の老化など、さまざまな加齢関連疾患の発症に深く関与していることが知られています。そのため、健康維持やアンチエイジングの観点から、AGEsの蓄積を防ぐことが重要視されています。
これまで、AGEsの生成を抑える「アミノグアニジン」や、すでに蓄積したAGEsを分解(架橋切断)する「ALT-711」などの化学物質が研究されてきました。しかし、副作用の懸念などから、日常的に摂取しやすく安全性の高い天然由来の成分が強く求められています。
そこで本研究では、日本の食文化に根ざした伝統的な食材である海藻に着目し、23種類の食用海藻の中からAGEsを分解する活性を持つ成分を探索しました。その結果、コンブ目コンブ科カジメ属の褐藻類である「クロメ(Ecklonia cava ssp. Kurome)」に強い活性があることを見出しました。本研究は、クロメに含まれる抗糖化成分を特定するとともに、ヒト介入試験においてクロメサプリメントの継続摂取が尿中のAGEs濃度や、疲労感、月経随伴症状の改善に与える影響を検証することを目的としています。

■研究方法

1. 海藻からの成分探索と試験管内(in vitro)での評価
本研究では、まず市販されている23種類の食用海藻を対象に、AGEsの架橋切断(分解)活性を比較評価しました。その結果、褐藻の一種である「クロメ」の抽出物に強い活性が認められたため、有効成分の特定を行いました。さらに、特定されたクロメ由来の有効成分の作用を詳細に検証するため、試験管内においてAGEsの生成抑制および架橋切断作用を評価しました。

2. ヒト介入試験による有用性の検証
ヒトでの影響を確認するため、20歳以上の健康な若年成人女性15名(平均年齢21.5歳)を対象とした非盲検の前後比較試験を実施しました。
・摂取条件:被験者は、クロメ乾燥粉末340mg(フロロタンニン総量37.4mg含有)を含むカプセルを1日1回、就寝前に30日間継続して摂取しました。

・評価項目:摂取前および摂取後の変化を確認するため、糖化ストレスの指標である尿中ペントシジン濃度、および酸化ストレスの指標である尿中8-OHdG濃度を測定。
さらに、疲労アンケートおよび月経随伴症状質問票(MDQ)を用いて、疲労度や月経関連症状に関する自覚症状の変化を評価しました。

■研究結果のポイント

・有効成分「6, 8'-ビエコール」の特定と強力な抗糖化作用
クロメ抽出物から、AGEs(終末糖化産物)の生成抑制および架橋切断の両方の働きを持つ有効成分として、フロロタンニン類(海藻ポリフェノール)の一種である「6, 8'-ビエコール」を特定しました。
その架橋切断活性は、既存の化学物質(ALT-711)と同等レベルであることが確認されました。

・糖化・酸化ストレス指標の減少
30日間のクロメサプリメント継続摂取により、糖化ストレスの指標である尿中のペントシジン濃度が減少傾向を示しました。さらに、酸化ストレスの指標である尿中の8-OHdG濃度は、摂取前と比較して有意に低下しました。

・精神的疲労および月経随伴症状の改善
疲労アンケートにおいて、総合スコアに加え、「睡眠の困難」や「気分の落ち込み」といった精神的疲労のスコアが有意に改善しました。また、月経随伴症状質問票(MDQ)による評価では、月経前症候群(PMS)および月経困難症の双方において、ネガティブな感情や集中力低下などの「精神的症状」や、それに伴う「行動変化(仕事や勉強への忍耐力低下、家に引きこもりがちになる等)」のスコアが有意に改善しました。

■本研究の総括と今後について

本研究により、クロメに含まれる6, 8’-ビエコールが、AGEsの生成抑制と分解の両面から糖化ストレスにアプローチする機能性成分であることが示されました。さらに、ヒト試験において酸糖化ストレスの低減や疲労・月経関連症状の改善が確認され、健康および美容領域における応用の可能性が示唆されました。
クロメ由来成分は、食品由来で安全性が期待される抗糖化素材として、アンチエイジング、生活習慣病予防、フェムケアなど幅広い分野での活用が期待されます。
なお、本論文は、海藻由来の抗糖化成分を特定し、これらの化合物の作用機序の解明、そしてヒトにおいて疲労感や月経随伴症状に対する有効性を裏付けた最初の論文となります。
こうした研究成果を踏まえ、カネリョウ海藻は、海藻が持つさまざまな可能性にこれからも向き合いながら、その機能性をより多くの方に届けていきたいと考えています。今後も海藻の可能性をさらに探求し、その価値を社会へ還元する取り組みを進めてまいります。

■論文情報
・掲載誌:Glycative Stress Research 2026; 13(1): 11-19
・論文タイトル:Effect of brown algae, kurome (Ecklonia cava ssp. Kurome) supplement intake on urinary advanced glycation end-product concentrations
・掲載日:2026年3月31日
・著者:Kazuma Yoshizumi, Masaki Taga, Nobuyasu Matsuura
・URL:https://www.toukastress.jp/webj/article/448

■カネリョウ海藻株式会社
事業内容 :海藻類(主にもずく、めかぶ)の加工販売、海藻サラダやその他色物海藻、幅広く取り扱っております。
代表者 :代表取締役社長 高木良樹
所在地 :熊本県宇土市笹原町1544 
営業所 :東京営業所、大阪営業所
ホームページ:https://www.kaneryo.co.jp
※代表取締役社長の「高木」の「高」は、はしごだかとなります。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/21194/49/21194-49-dfc471f734ec1b263331ed2f9583c061-189x30.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



プレスリリース提供:PR TIMES

カネリョウ海藻、伝統的な食用海藻「クロメ」から、老

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