AI イノベーション ワークスペース Miro、AIの可能性と組織の現実とのギャップ解消に向けた取り組みを発表
ミロ・ジャパン合同会社

「Canvas 26」でAIエコシステムを繋ぐ中核レイヤーとしてMiroのAIプラットフォームを位置づけ、チーム、AIエージェント、既存の業務ツールを統合。個々のAIによる生産性向上を組織変革へと導く
※当資料は、2026年5月19日(米国時間)に米国本社から発表された
プレスリリースの抄訳版です。
AIイノベーションワークスペース
Miro(R)(本社:米国カリフォルニア州、日本法人:東京都千代田区、代表執行役社長:向山 泰貴)は、同社のAIプラットフォームにおける新たなイノベーションを発表しました。これにより、人、コンテキスト、エージェントが集約されるコラボレーション基盤としての地位をさらに強化し、複雑な課題解決や意思決定の高度化、より迅速かつ適切なプロダクト開発を支援します。
今回、サイドキック(Sidekicks)やフロー(Flows)といったMiroのエージェント型AIツールの大幅なアップグレードに加え、新たなコネクター(Connectors)を発表しました。これらにより、企業が直面している個人のAI生産性向上と組織全体の変革との間にあるギャップを解消します。
AIによって業務ペースは抜本的に変化しているものの、多くの企業は往々にしてその恩恵を享受できていません。多くの組織では、個人がAIによって実現できることと、企業全体として活用できていることの間にギャップが存在しています。その理由として、コラボレーションの分断が挙げられます。チームは、これまでの単一の業務形態から「人対人」、「人対エージェント」、「エージェント対エージェント」という3つの形態へと移行していますが、これらは互いに見えないサイロ内で動作しています。こうしたサイロの中でAIはズレを修正するどころか、かえってこれを増幅させており、そのギャップは各業務が統合される段階になって初めて顕在化します。
Miroはこのギャップを埋めるため、エージェントのアウトプットをもとにチームが協力し、業務を前進させるための共有スペースが必要だという明確なビジョンを掲げています。優れた成果の基盤である人と人とのコラボレーション--信頼、判断力、共通認識--への投資を継続しながら、すべてのコラボレーションモードをMiroのキャンバスという単一の画面上に統合します。
MiroのCEO兼創業者のアンドレイ・クシド(Andrey Khusid)は、次のように述べています。「現在、AIによる生産性向上は、プライベートなチャットウィンドウの中に隔離されており、個人の業務は加速しても、組織全体には広がっていません。そのため、あらゆる形態のコラボレーションを1つのキャンバスに融合すれば、個人のスピードが会社のスピードになり、個人の気づきが全体の共通認識へと変わります。これまで別の方向を向いていた10x人材の集まりは、同じ方向へと向かう10x企業へと生まれ変わります。競争力を維持するためには、すべての組織はこうした転換を図る必要があります。私たちは、その実現を目指しています」
IDCのコラボレーション&コミュニティ担当リサーチバイスプレジデントのウェイン・カーツマン(Wayne Kurtzman)氏は、次のように述べています。「AIは、チームワークを支援し強化することで、より大きな力を発揮します。リーダーは、チームの創造性、俊敏性、そしてイノベーションを高めるツールやテクノロジーを積極的に取り入れる必要があります。仕事がよりエージェント型へと進化する中で、AIがチームと並んで業務にシームレスにつながる能力は、より大きな課題に取り組むうえで不可欠になります」
EndavaのCTOであるマット・クローク(Matt Cloke)氏は、次のように述べています。「サイロ化した環境でAIによって業務を加速させても、方向性を欠いたスピード感を生み出すだけであり、まさにこれが問題です。Miroを通じて実感したのは、キャンバス上にコンテキストを集約し、誰もがそれを確認・発展させられることの重要性でした。コンテキストとは、ドキュメントや画像といった静的な要素と考えられがちですが、付箋や表、ワークフロー、さらにはポップアップのインタラクションなど、あらゆる要素は視覚的なコンテキストとなり得ます。こうしたコンテキストが全員の目に触れ、互いにつながっていること--それこそがAIの力を引き出す鍵です。それをどのように解析し、AIの他の要素に繋げられるかにこそ真の価値が存在します」
本日発表されたMiro AIプラットフォームの主なアップデート内容は以下の通りです。
キャンバス上でチームとAIエージェントが協働
- エージェントは業務遂行の中核的要素になりつつありますが、これまでのエージェントは、チームの思考、計画、調整の場である共有キャンバスに参加できませんでした。その結果、エージェントは業務プロセスの外側で動くことにとどまり、本来の流れの中には組み込まれませんでした。今回のアップデートにより、MiroのキャンバスがサードパーティのAIエージェントに対して読み書き可能になります。- - MCPのサポート拡大により、ツールやボードの作成、フレーム、コメント、図形、コードブロックに対応します。- - エージェント向けフォーマットを追加。Mermaid ダイアグラム、Markdown、HTML ウィジェットに対応し、エージェントが得意な形式でキャンバスに貢献できます。- - Slack、Atlassian、Granola、GitHubなど、チームが日常的に利用するツールとMiroのサイドキック、フローを接続するコネクターを提供。- - 多くの意思決定はMiro上で行われています。今後は、その意思決定をさらに広範囲へ展開可能になります。コネクターは業務が実行されるシステムと読み書きできるため、インサイトから実行までの流れが途切れず、コンテキストの喪失や作業のやり直しも防げます。- - Miro は、ChatGPT、Claude、Microsoft Copilot とネイティブに連携します。個人のAIツールで進行中の作業をチーム全体で協力して閲覧・反応・構築が可能な共有キャンバス上に表示できます。
サイドキックは、AIアシスタントからエージェント型の思考パートナーへと進化
従来の多くの AI ツールは受動的です。プロンプトに応答し、回答を返して終わります。シンプルなタスクであれば、それで十分です。しかし、チームの進行を実際に遅らせているのは、複雑で曖昧かつ変化し続ける業務であり、そうした業務は単一の指示にきれいに当てはまりません。サイドキックは、ユーザーの目的を理解し、解決方法を自律的に考えるエージェント型思考パートナーへと進化します。
- 複雑な業務に対応:ユーザーが自然な言葉で目的を伝えるだけでサイドキックはその意図を理解し、曖昧な課題を解決可能なステップに分解。さらに、意図を明確にするための的確な質問を行い、要件を具体化します。- キャンバスの生成:サイドキックとフローは、文書、ダイアグラム、カンバン、付箋、フレームを含むボードコンテンツ全体を単一のプロンプトで生成できるようになります。これにより、数分でコラボレーションを始める準備が整い、これまで数時間かかっていた作業が大幅に短縮されます。- コンテキストとメモリー:Miroは、ユーザーの働き方、注力しているテーマ、進行中の業務について、継続的に理解を深めます。適切なコンテキストを自動的に取り込むことで、中断した箇所から作業を再開できます。- 音声対応:サイドキックと双方向の音声チャットで対話できます。完璧なプロンプトを作成しなくても、自然な会話を通じて方向転換を行い、アイデアを発展させることができます。
フローと各種システムの連携によって反復作業に対応
- キックオフ、定例会議、進捗報告といった繰り返し発生する業務はどのチームにも存在しますが、それを実行する共有の場所はこれまでありませんでした。毎回誰かが手作業でデータを収集し、ツールを更新し、承認を求めるのが現状です。- - コネクターを通じ、フローはキャンバス以外にも拡張されます。自動化されたワークフローにより、会議の議事録データの取得、プロジェクトトラッカーでのタスクの作成、最新のタイムラインとカンバンのビューの表示など、Miro内部および接続されたシステム全体で各種ツールの呼び出しが可能になります。人が介在する承認ステップと組み合わせることで、チームが定型業務をともに回すための共有の基盤となります。
Miro Prototypesにより合意形成を深化し、本当に必要なものを形に
- アイデアから、チーム全員が意見できる形に至るまでの間に、プロジェクトはずれやすくなります。この段階で方向性を誤ることで、「変更が難しい状態になってから意思決定する」という問題が発生します。Miro Prototypesのアップデートにより、チームがすでに持つコンテキストを、全員が反応できる具体的な選択肢へと変換でき、正しい方向への合意形成をより早い段階で進められます。- - コードからプロトタイプへ:Miro Prototypesは、Claude Codeなどのツールから直接キャンバスにコンテキストを取り込めるようになり、既存の作業成果を出発点に、チームの合意形成と意思決定を始められます。- - デザインを進化:スクリーンショットやFigmaファイルを取り込み、AIを活用して編集可能なマルチスクリーンの画面遷移フローへ発展。すべての作業を最初からやり直す必要はありません。- - プロトタイプのスタイルを決定:URLからテーマを抽出したり、ブランドセンターから選択したりすることで、AI生成のプロトタイプにブランドデザインを即座に適用。完全な初期の生成段階からブランドイメージに即したデザインを実現します。- - 複数のバリエーションを作成:複数のプロトタイプ案を一度に生成できるため、方向性を比較検討した上で、より的確な意思決定が可能です。- - シームレスな引き継ぎ:最終的なプロトタイプをコーディングエージェントやFigmaに直接エクスポートすることで、すべてのコンテキストを保持し、アイデアから構築までシームレスな引き継ぎが可能です。
「Miro Canvas 26」を開催
Miroは、米サンフランシスコで開催した年次の顧客向け旗艦イベント「
Canvas 26」において、来場者に向けて最新のアップデートを発表しました。イベントでは、LinkedIn前CPOのトマー・コーエン(
Tomer Cohen)氏やEndava欧州担当地域CTO兼Dava.X AIグループのグローバル責任者であるジョー・ダンリービー(
Joe Dunleavy)氏など、ゲストスピーカーが登壇。また、
Cisco製品管理担当バイスプレジデントのオースティン・リン(
Austin Lin)氏、
J.Crew製品オペレーション担当シニアバイスプレジデントのアマンダ・ケイン(
Amanda Kane)氏およびエンタープライズ技術ソリューション担当シニアバイスプレジデントのトレイシー・ラブ(
Tracy Love)氏による顧客事例の紹介も行われました。
Miroは「Canvas 26」において、公式パートナーおよびスポンサーである
Voltage Control、
Asana、
Bolt、
Atlas Bench、
AWS、
OpenAIと協業しています。
Miro について
Miro は、チームと AI を連携させ、次のイノベーションを素早く計画、共創、構築できる AI イノベーション ワークスペースです。世界で 25 万社以上の顧客と 1 億人以上のユーザーに活用されており、共創の場である AI ファーストのキャンバスにより、職種を越えた連携を促し、初期の課題の発見から最終的な展開までを円滑に進められる環境を提供します。キャンバスをプロンプトとして活用する Miro の AI Workflows は、途切れのないチーム作業の流れを生み出し、新しい働き方を広げ、組織全体の変革を推進します。2011 年に創業し、現在世界各国に 14 拠点、1,600 人以上の従業員を擁します。詳細は、
https://miro.com をご覧ください。
MiroおよびMiroロゴは、米国およびその他の国におけるRealtimeBoard, Inc.の商標または登録商標です。本プレスリリースに記載されているその他の製品および会社名は、それぞれの所有者の商標である場合があります。
詳細はMiroの日本語Webサイトをご覧ください。
https://miro.com/ja/プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes