その他 – とれまがニュース

経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信

とれまが – 個人ブログがポータルサイトに!みんなでつくるポータルサイト。経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信
RSS
製品 サービス 企業動向 業績報告 調査・報告 技術・開発 告知・募集 人事 その他
とれまが >  ニュース  > リリースニュース  > その他

【映画「雪の花」で再注目】記録文学の巨匠・吉村昭、珠玉のエッセイシリーズ第一弾『人生の観察』発売!没後20年、来年生誕100年、人生の達人の観察眼が冴え渡る、感動のエッセイ集。

河出書房新社

【映画「雪の花」で再注目】記録文学の巨匠・吉村昭、

河出文庫から2026年6月8日に発売。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12754/1266/12754-1266-1b88d2ff1db96555fe94f3074d4a066a-1412x2012.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、吉村昭さんのエッセイ『人生の観察』(税込990円)を、河出文庫から2026年6月8日に発売いたします。


新刊『人生の観察』は、記録文学の第一人者であった吉村昭さんが、その類稀なる観察眼で、日々の発見、旅の出会い、家族の情景等を簡潔な名文で描いた選りすぐりのエッセイ69篇を収録しています。

人間の生き方と美学にせまる筆致は、いつの時代においても大きな感動を呼び起こしてきました。本書に収録している「時間は確実に流れる」と題した、生死を彷徨った若き日の凄絶な描写は、特に読者の胸を打つ一篇です。

「昭和二十三年正月五日、私は喀血した。二十歳であった。/中学二年生の折に肋膜炎、五年生で肺浸潤になっていたので、三度目の肺結核の発病であった。(中略)体は衰弱し、わずか半年間に六十キロの体重が三十五キロになった。完全な末期症状で、死は眼前にせまっていた。/私が、現在、生きていられるのは、その年の夏、東大医学部雑司ヶ谷分院で、肋骨五本を切除する胸郭成形術という手術を受けたからである。/この手術が、すさまじいものだった。
(中略)
想像を絶する激痛が絶え間なくおそい、私は絶叫しつづける。肋骨を切除する折には、何億本という針を同時に突き刺されるような痛みに、体をはずませた。/そうした中で、私の胸に、「時間は確実に流れる」/と、繰り返し叫ぶ声があった。/時間は経過し、やがて手術は終わり、痛みからも解放される。その言葉だけが唯一の救いで、私は叫び、体をはずませていた。/その声の通り、五時間後に手術は終わり、担送車で病室にもどされた。/それから私の胸には、「時間は確実に流れる」という手術時の声が棲みついてはなれない。死に対する観念が、それによって生まれた。時間は一刻の休みもなく流れ、私にもいつかは必ず死の瞬間が訪れる。
(中略)
必然的に、生きている時間を大切にしたいという考えがきざした。一刻一刻を漫然と過ごさず、意義あるものにしたい。仕事をすることはもとより、遊ぶもよし、酒を飲むもよし、それぞれ充実した時間を過ごしたい、と……。」


2026年は吉村昭さん没後20年であり、来年は生誕100年の記念の年となります。

小説『戦艦武蔵』『羆嵐』『破獄』など数々の名作が時代を越えて読み継がれ、昨年には『雪の花』が映画化されるなど、今も話題が尽きることがありません。

河出文庫から発売する珠玉のエッセイシリーズ第一弾『人生の観察』の発売にぜひご注目ください。


■『人生の観察』目次
第一章 人は、こうして生きる――生き方と美学

第二章 人は、社会の中にいる―― 暮らしとものの見方

第三章 人は、世界を知る―― 言葉と場所

第四章 人は、すぐそばにいる―― 家族と忘れえぬ人々

第五章 人は、時間を生きる――記憶と継承

取材の鬼、記録の人。作家吉村昭は、観察の達人にして人生の達人でもあった。簡潔な文章の端々に、観察眼が冴え渡る。日々の暮らしに宿る生き方と美学、家族の風景、忘れえぬ人々……。人間の哀歓と人生の滋味あふれる感動のエッセイ!「昔の味・今の味」「歴史という長い鎖」「時間は確実に流れる」等、69篇を収録。



■作家 吉村昭
よしむら・あきら
1927年、東京生まれ。学習院大学中退。在学中に同人誌「学習院文芸」(後に「赤絵」)に参加し、作品を発表する。66年『星への旅』で太宰治賞、73年『戦艦武蔵』『関東大震災』などで菊池寛賞、79年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、85年『破獄』で読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞、同年『冷い夏、熱い夏』で毎日芸術賞、94年『天狗争乱』で大佛次郎賞受賞。著書に『高熱隧道』『三陸海岸大津波』『漂流』『羆嵐』『ポーツマスの旗』『雪の花』『桜田門外ノ変』『黒船』など多数。2006年7月、逝去。

吉村昭記念文学館
https://www.yoshimurabungakukan.city.arakawa.tokyo.jp/index.html

三鷹市吉村昭書斎
https://mitaka-sportsandculture.or.jp/zaidan/docs/yoshimura/


■新刊情報
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12754/1266/12754-1266-f25edf5ee274e4ec4c7ba9f046f2965a-1412x2053.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


書名: 人生の観察
著者: 吉村昭
仕様:文庫並製/244ページ
発売日:2026年6月8日
税込定価:990円(本体900円)
ISBN:978-4-309-42272-5
装丁:鈴木成一デザイン室
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309422725/



プレスリリース提供:PR TIMES

【映画「雪の花」で再注目】記録文学の巨匠・吉村昭、

記事提供:PRTimes

記事引用:アメーバ?  ブックマーク: Google Bookmarks  Yahoo!ブックマークに登録  livedoor clip  Hatena ブックマーク  Buzzurl ブックマーク

ニュース画像

一覧

関連ニュース

とれまがマネー

とれまがマネー

IR動画

一覧

とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。

とれまがニュースは以下の配信元にご支援頂いております。

時事通信社 IR Times カブ知恵 Digital PR Platform Business Wire エコノミックニュース News2u

@Press ABN Newswire 済龍 DreamNews NEWS ON PR TIMES LEAF HIDE

Copyright (C) 2006-2026 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.