社内コンペから生まれた新会社「エクスミュー」が挑むニッチDX
ヤブシタホールディングス株式会社

製造現場・営業現場・日常業務に眠る小さな不便をアプリで解決する現場発DX企業へ
札幌の空調機器メーカー ヤブシタホールディングス株式会社は、株式会社エクスミュー(本社:北海道札幌市中央区、代表取締役:中野 源紀)を設立しました。
近年、多くの企業でDXやAI活用への関心が高まる一方、実際の現場では「何から始めればよいかわからない」「大きなシステムを導入しても使いこなせない」「日常業務の細かな不便が放置されたままになっている」といった課題が数多くあります。
エクスミューは、こうした日常業務や現場業務に潜む“ニッチな課題”を発見し、使いやすいアプリとして形にする「ニッチDX」を推進する会社です。
「もっと簡略化したい」
「見積作成が属人化している」
「誰でも迷わず進められるフローに落とし込みたい」
など、業務に潜む小さな不便の解決こそが“現場に定着するDX”の第一歩です。エクスミューはニッチDXを推進することで、業務効率の改善や新たな価値創出を進めてまいります。
エクスミュー誕生のきっかけは、ヤブシタグループが年に一度開催する社内コンペ形式の取り組みである「ものづくりプレゼン大会」です。この取り組みは、ゼロから新しい価値を生み出すことを目的とした研修制度です。
参加者はチームを組み、新しい製品やサービスの企画を考え、試作や原価、収益性、市場性まで検討します。書類審査、プレゼン審査、最終審査を経て、実際に商品化されたものは、収益の一部をチームへ還元する仕組みもあります。
単なるアイデア発表ではなく、チームを“小さな一企業”に見立てて運営することで、ものづくりの本質、利益を生む製品づくり、市場ニーズの確認を学ぶ制度として位置づけられています。エクスミューの前身チームは、従来のような“形ある製品”ではなく、AIやデジタル技術を活用したアプリ開発という“無形のものづくり”に挑戦。
自ら課題を見つけ、アプリを開発し、収益化の可能性まで考える姿勢が評価され、最終審査を経て社員のアイデアが、ひとつのアプリではなく、ひとつの会社になったのです。
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ヤブシタホールディングスの「ものづくりプレゼン大会」の様子
エクスミューが目指すのは、大規模なDXではなく、現場の痒い所に手が届く「ニッチなDX」です。多くの企業でDXが進まない背景には、現場と開発側の距離があります。現場課題や業務フローが十分に理解されないまま開発されたシステムは、現場での継続的な活用が難しく、定着しません。
本当に必要なのは、大規模DXの導入ではなく、現場の小さな不便が解決され、継続的に活用できる実用的なアプリです。
エクスミューは製造業に限らず、営業、事務、管理、医療機器、展示、メンテナンス、教育、社内業務など、日常のあらゆる場面にある“アプリ化した方がよい業務”を見つけ出し、現場目線でサービス化する「ニッチDX」の推進を進めてまいります。
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第一弾として開発したのは、板金加工業者やレーザー加工業者の営業現場で活用できる、簡易見積もり・配置確認アプリ「ITADORI」です。ネスティングとは、一枚の板材から複数の部品を切り出す際に、部品をできるだけ無駄なく配置する作業です。
配置が非効率な場合、材料に余りや隙間が生じ、材料ロスやコスト増加につながります。従来、こうした配置確認や材料費の算出には、専門ソフトや専門知識が必要となるケースが多く、営業担当者が商談の場で即座に、「この部品なら、どの板材からどれくらい取れるのか」「概算でどれくらい材料費がかかるのか」「材料ロスはどの程度発生するのか」を説明することは容易ではありませんでした。
ITADORIは、材料サイズや価格、部品形状などを設定することで、板材への配置イメージ、材料利用率、概算費用を確認でき、結果をレポートとして出力することができます。
本格的な加工用ソフトを置き換えるものではなく、商談や初期見積もり時の説明を補助する営業支援ツールとして、現場に導入しやすい設計を目指しています。ITADORIは、大規模な製造業DXでは拾いきれない現場の“小さな困りごと”に着目し、アプリを通して解決を図る、エクスミューならではの現場発「ニッチDX」第一弾です。
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私はこれまで医療機器やアウトドアギア、金属加工など、有形のものづくりに携わってきました。現場には、「わかる人にしかできない業務」や「本当はもっと簡単にできるはずの作業」がたくさんあります。DXやAIと聞くと、大規模システムや高度な技術を想像されることが多いですが、私たちが大切にしたいのは、もっと現場に近いところです。
日常業務の中にある小さな不便を見つけ、誰でも使いやすいアプリとして形にすることが、エクスミューの役割だと考えています。
今後は板金加工や製造業向けのアプリだけでなく、Web上で商品を立体的に確認できるバーチャル展示場アプリ、医療機器の故障状況を入力すると対応方法を案内する故障対応支援アプリ、社内業務の効率化アプリなど、グループ内外の現場ニーズに応じたサービス開発を進めていきます。
エクスミューは大きなDXではなく、現場の小さな悩みを解決できる「ニッチDX」に挑戦していきます。
取材・撮影いただける内容
- 社内コンペから新会社が生まれた経緯- 代表・開発チームへのインタビュー- レーザーネスティングアプリ「ITADORI」のデモンストレーション- 板金加工・レーザー加工業者の営業現場での活用イメージ- ヤブシタグループにおける社内起業・人材育成の取り組み- 現場発アプリ開発の裏側- 日常業務の小さな不便を解決する「ニッチDX」の考え方- グループ18社目となるエクスミューの今後の展開
ヤブシタグループ18社目のエクスミューについて
会 社 名: 株式会社エクスミュー
設 立: 2026年5月
代表取締役: 中野 源紀
所 在 地: 札幌市中央区北6条西23丁目1-12
事 業 内 容 : アプリ開発、WEBコーディング、デジタルデータの販売等
https://xmu.monster/
ヤブシタグループについて
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創業60年を迎えたヤブシタは、空調・冷熱部材トップシェアを有し、太陽光架台や照明部材などの設計・製造・販売を行っています。20年以上にわたる設備工事業の経験と最新の設計・解析技術を駆使し、お客様の利益に貢献し続けています。
そんなヤブシタを中心に多角的に進化するグループ19社(※2026年5月20日時点)が連携し、安全性と技術革新を追求する企業として、最先端の技術を駆使した製品を提供。皆様の安全と健康を守ることを使命としています。
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