ミヤシタパーク全58面が、ピクセルアートで満たされる。thePIXELが「現代の浮世絵」を都市空間へ展開
thePIXEL

ピクセルアートを公共空間に解き放ち、その芸術的価値を問う文化プロジェクト「PIXEL LAYERED」を、RAYARD MIYASHITA PARKおよび渋谷区立宮下公園で始動
ピクセルアートを駆使した新たなアートフォームの価値創出を目指す株式会社thePIXEL(代表:坂口元邦、本社:東京都渋谷区神宮前6-35-3、以下thePIXEL)は、MIYASHITA PARK(所在地:東京都渋谷区神宮前6-20-10、事業者:三井不動産株式会社)と連携し、施設全域58面のLEDビジョンを活用した文化プロジェクト「PIXEL LAYERED」を、年4回の継続企画として始動します。
本企画は、ピクセルアートを大衆文化の土壌から掬い上げ、「芸術」として再定義し、その芸術的価値を社会に問うための試みです。
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(C)️eBoy | e-People展 by eBoy | 2025
thePIXELは、その母体となるシブヤピクセルアートを通じて、2021年にadidas Brand Center / MIYASHITA PARKでピクセルアート界のレジェンドeBoyとのコラボ企画を開催して以降、東京↔︎京都を拠点に活動する現代美術サークルEXCALIBURやニューヨーク・ブルックリンを拠点とする現代アーティストShinji Murakamiなど、国内外で活躍する作家によるピクセルアート表現の場として継続的に展開されてきました。2025年にはsequence MIYASHITA PARKでeBoyの展示「e-People展 by eBoy」を開始し、同氏が描き下ろしたミヤシタパークの景色25点をMIYASHITA PARKのサイネージに展開しました。本企画「PIXEL LAYERED」は、こうしてミヤシタパークがこの場所で育ててきたピクセルアートの文脈を引き継ぎ、施設全域へとスケールを拡張する新章です。
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(C)️eBoy | e-People展 by eBoy | 2025
■ タイトル「PIXEL LAYERED」に込めた意味
「PIXEL LAYERED」は、ピクセルアートとRAYARD MIYASHITA PARKおよび渋谷区立宮下公園という場所が、ともに「光」を媒介とした文化集積の場であることへの応答として名付けられました。
・PIXEL = 光の最小単位、ART = 芸術
・RAY = 光、YARD = 庭
ピクセルとは、質量を持たない“光の粒”です。ゆえにデジタルアートは、儚く、流動的で、ともすれば記憶の中から零れ落ちていく存在でもあります。RAYARD MIYASHITA PARKおよび渋谷区立宮下公園は、そんなアートフォームを“光の庭”へと解き放ち、多様な人々やカルチャー、都市の営みと幾重にも重ね合わせていくことで、その価値を社会へと浸透させていきます。
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(C)️eBoy | e-People展 by eBoy | 2025 RAYARD MIYASHITA PARK 3階
■ ピクセルアートが「現代の浮世絵」と称される所以
1980年代、コンピューターとビデオゲームの黎明期に生まれたピクセルアートは、限られた解像度と色数という技術的制約の中で育まれた表現技法です。今やインディーゲーム、ミュージックビデオ、広告、SNSへと広がり、私たちの視覚文化に深く浸透しています。
その歩みは浮世絵と重なります。江戸時代、木版多色刷りという技術革新を背景に、大衆娯楽と結びつき、複製・流通を通じて大衆に開かれた芸術として定着した浮世絵。ピクセルアートもまた、ビデオゲームや携帯電話のデジタル技術の制約から生まれ、インターネット文化と共に発展し、豊かなコミュニティを形成しながら、インディーゲーム・NFT/web3アート・ファッション・グラフィックデザインに至る領域で次々と新たな作品を生み出しています。
ピクセルアートはもはやレトロゲームのノスタルジーを超え、現代を代表する視覚表現へと進化しました。19世紀、浮世絵が大衆芸術として欧州に渡り、印象派の画家たちに発見されることでジャポニスムとして世界の芸術言語に組み込まれていったように、本企画は、この表現をミヤシタパークという公共空間に解き放ち、その芸術的価値を社会に問う試みです。
■ 浮世絵とピクセルアートの共通点
技術的制約から生まれる美 / 大衆文化・娯楽との接続 / 豊かなクリエイターコミュニティ / 大衆に開かれた芸術
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(C)️eBoy | e-People展 by eBoy | 2025 RAYARD MIYASHITA PARK 2階
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(C)️eBoy | e-People展 by eBoy | 2025 sequence MIYASHITA PARK
■ 展示概要
場所:MIYASHITA PARK 全域58面のLEDビジョン
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10
放映時間:施設営業時間内
演出:58面シンクロ放映による空間没入
放映時間:60分ロール中、上限5分間
開催頻度:年4回
内容:ピクセルアート作品を58面のサイネージで展示
■ 第一弾として、メディアアーティスト・重田佑介のピクセル映像作品の展示が6月17日からスタート!
■ 展示作品について
「連続と非連続の汀で|Continuous and Discontinuous of Migiwa」
地層のように重なるミヤシタパークの建築構造を舞台にした、サイト・スペシフィックなアニメーションの空間。58面のデジタルサイネージがからくり時計のように連動し、施設全体を一つの時間として包み込みます。周期的に訪れる上映時間になると、夜の気配とともに現れるのは、ピクセルが刻まれた無数の石たち。石に眠るピクセルの鳥たちが動き出すと、その躍動がすべての階層へと伝播し、巨大な装置となって動きはじめる。砂のようなピクセルが石を形成し、それが幾重の地層となって惑星を形作り、やがて宇宙が現れる。それぞれの生活の中で偶然に流星群を目にするような、ばらばらな日常がひとつに溶け合う束の間の時間を演出します。
展示期間:2026年6月17日(水)~7月17日(金)
放映時間:ショップエリア-11:00~21:00 / レストランエリア-11:00-23:00(館内)/ 公園エリア8:00-24:00(屋外)※60分ロール中、5分間(1分の作品×5回)
■ 同時展開されるOtherwise Galleryでの個展について
https://otherwise-gallery.com/jp/tokyo/
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重田佑介
メディアアーティスト。フェナキストスコープやゾートロープをはじめとする ”広義のアニメーション” への関心を起点に、メディアアート領域で活動。デジタルのピクセルを仮想世界と実世界を繋ぐ接合点として捉え、空間的に鑑賞・体験する大型インスタレーション映像を制作。近年はデジタル表現にいかにして ”物質としての時間性” を与えられるかに関心を寄せている。
主な展覧会に「オープンスペース2011」(ICC / 2011)、 「キラキラ、ざわざわ、ハラハラ展」(横須賀美術館 / 2014)、「“ちり” も積もれば世界をかえる」(日本科学未来館 / 2021)、個展「しかくいけしき」(春日井市民ギャラリー、ふなばしアンデルセン子ども美術館 / 2022)、「知覚する装置」(DDD ARTギャラリー / 2025)など。
文化庁メディア芸術祭 第25回エンターテイメント部門審査委員会推薦作品「関ヶ原山水図屏風」
文化庁メディア芸術祭 第16回アート部門審査委員会推薦作品「がそのもり」
文化庁メディア芸術祭 第12回アート部門審査委員会推薦作品「お話の力学」
https://x.com/y4geta
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(C)️Yusuke Shigeta | 電気海岸の唄《星綴師の石板》 | 2025
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(C)️Yusuke Shigeta | 《始まりの画面》(仮)| 2026
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(C)️Yusuke Shigeta | 《Crookes Lantern》| 2022
■ 三井不動産株式会社・RAYARD MIYASHITA PARK担当者・伊藤茜のコメント
MIYASHITA PARKは、施設全域に広がるサイネージを活用し、館全体をジャックするようなダイナミックな情報発信ができることを大きな特徴としています。これまでもアート展開や地域・行政との連携を通じて、渋谷の多様な魅力や創造性を発信してまいりました。
今回の取り組みもその一環として、アートをより身近に感じていただく機会を創出し、街に開かれたメディアとしての役割をさらに高めていきたいと考えています。
また、MIYASHITA PARKが買い物や滞在の場にとどまらず、人々の感性を刺激し、新たな発見や自己表現のきっかけを生み出す場所であり続けるために、今後もアートやカルチャーを積極的に発信し、新たな価値創出に取り組んでまいります。
■ 株式会社thePIXEL 代表・坂口元邦のコメント
渋谷は1990年代後半に「Bit Valley」と呼ばれた、デジタル文化発信の中心地です。私たちはこの土地で、母体となるシブヤピクセルアートを約10年にわたり続けてきました。なかでもミヤシタパークは、長きにわたり表現者のサンクチュアリとして機能してきた特別な場所です。今回の取り組みを通じて、「現代の浮世絵」たるピクセルアートがこの土地にさらに深く根を張り、社会に浸透していくことを切に願います。
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes