「人口減少・AI時代の新卒採用と育成」2026年2~3月の調査時点では、AIなどの進展が新卒採用数に及ぼす影響は限定的 「新卒採用数は変わらない」と回答した企業が約7割
株式会社インディードリクルートパートナーズ

株式会社インディードリクルートパートナーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)内の、人と組織に関する研究機関・リクルートワークス研究所は、企業の採用状況と採用見通しに関する調査として、「人口減少・AI時代の新卒採用と育成」を発行しましたのでお知らせいたします。詳細につきましては、調査レポートをご参照ください。
調査レポート URL:
https://www.works-i.com/research/report/recruitment-training-report.html
「人口減少・AI時代の新卒採用と育成」のトピックス
AIの進展に伴う雇用への影響に関心が高まる中、労働需給環境の変化に対して多くの企業が視線を注いでいます。その中で、日本の新卒採用動向についても、米国における若年層への採用影響などを背景に注目が集まっています。
本調査では、企業の正規社員の人員過不足感について、「不足している人材があるが、過剰な人材はない」と回答した企業が57.1%と最も多く、引き続き人材不足の状況にあることが確認されました。
また、AIなどテクノロジーの進展が新卒採用数に及ぼす影響についても、「変わらない」とする回答が68.8%と最も多い結果となり、「増やす」「減らす」という変化を示す回答はそれぞれ7.5%となりました。
これらの結果から、現状において、AIなどの影響によって新卒採用ニーズが縮小している状況ではないことがうかがえます。一方で、採用後の育成への影響に関しては「研修プログラムの内容を見直す」との意向を示す企業が34.6%に上りました。
さらに、新卒採用を行う目的ごとに、コロナ禍後かつ生成AIの導入・普及が急速に進展した3~5年前と比較して重視する程度に変化があったかを尋ねたところ、「事業の維持・継続に必要な人員数の確保」を3~5年前より重視するようになったと回答した企業が34.1%、「将来の基幹人材の確保」を3~5年前より重視するようになったと回答した企業が25.0%でした。
新卒採用は単なる人員補充にとどまらず、企業の中長期的な人材確保において重要な役割を担っている状況がうかがえます。
一方で、AIの今後の人材・採用戦略への影響については、「議論が始まっている」と回答した企業が35.5%となったものの、「議論を踏まえ、人材・採用戦略に反映させている」という回答は6.5%にとどまりました。企業の間ではAIへの対応に関する検討は進みつつあるものの、人材・採用戦略への反映は限定的である状況が確認されており、今後の具体的な取り組みへの展開が注目されます。
AIの進展が雇用に与える影響については、国内外でさまざまな議論が交わされていますが、2026年2~3月の調査時点では国内の新卒採用ニーズが縮小している状況は確認されませんでした。むしろ、人口減少に伴う人手不足環境下で、新卒採用の目的として事業維持・継続に必要な人員確保や基幹人材の育成をより重視している、と回答した企業も確認されました。
リクルートワークス研究所では、本調査を起点に、人口減少・AI時代における新卒採用と育成のあり方について、継続的に調査・発信を行ってまいります。
<「人口減少・AI時代の新卒採用と育成」目次>
1 | はじめに -新卒採用・育成の現状と変化の兆しを捉える- | 3
2 | 正規社員の人員過不足感 | 4~8
3 | AIなどテクノロジーの進展が新卒採用と育成に及ぼす影響 | 9~13
4 | 新卒採用において重視する目的と採用・人事施策 | 14~22
5 | 調査概要 | 23~25
調査概要
調査目的:人口減少やAI進展など環境変化による大企業の新卒採用および育成への影響を定量的に把握する
調査対象:従業員数1,000人以上の全国の民間企業1,000社の人事部
調査期間:2026年2月27日~3月19日
調査方法:Web、電話
有効回答社数:186社(回答率:18.6%)
調査機関:リクルートワークス研究所
▼インディードリクルートパートナーズについて
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記事提供:PRTimes