TESSグループ、インドネシアにてEFBペレット製造の実証を行う工場が完工、竣工式を実施
テスホールディングス株式会社

テスホールディングス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:山本 一樹、以下「当社」)は、当社の連結子会社であるPT PTEC RESEARCH AND DEVELOPMENT(本社:インドネシア 北スマトラ州、代表取締役社長:石田 智也、以下「PTEC社」)が建設を行ってまいりました農作物残渣由来のバイオマス燃料である「EFB※1ペレット」製造の実証を行う工場(所在地:インドネシア 北スマトラ州 セイマンケイ工業団地、以下「本実証工場」)が2026年7月に完工し、竣工式を執り行いましたのでお知らせいたします。
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「EFBペレット」製造の実証を行う工場
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竣工式の様子(右から3人目:当社 取締役会長取締役会議長 石脇 秀夫、右から1人目:PTEC社 代表取締役社長 石田 智也)
■大規模商業化に向け、EFBペレット製造の実証を継続
本実証工場は、2025年2月に地鎮祭※2を執り行い、建設及び試運転工程を経て、2026年7月に完工いたしました。
2026年7月3日に執り行った竣工式には、当社グループの関係者のほか、現地関係者の皆さまにもご出席いただき、本実証工場の竣工を祝うと共に、今後の安全運転を祈願いたしました。
本実証工場におけるEFBペレット製造の研究開発では、年間生産量約1万tを見込んでおります。製造したEFBペレットはバイオマス燃料としてインドネシア国内や日本の需要家にて活用いただきながら、製造から供給に至るまでの一連のプロセスの実証を行う予定です。今後は、本取り組みを通じて大規模商業化の実現を目指してまいります。
■パーム産業における農作物残渣の有効活用と、インドネシアの「下流化」推進へ貢献
インドネシアは世界最大のパーム油生産国であり、パーム油産業はインドネシアの経済を支える重要な基盤となっております。その一方で、パーム油を搾油する際に大量に発生するEFBは、肥料や燃料等に利用される以外の大半は有効な活用方法が無いことから未利用のまま放置されており、土壌汚染や腐敗時の温室効果ガスであるメタンガス(メタンガスの地球温暖化係数※3は二酸化炭素の約28倍)の発生が問題視されております。そのため、EFBの有効活用は、パーム油生産国における重要な課題の一つとなっております。
本実証工場では、こうしたEFBをペレット化し、バイオマス燃料として活用することで、農作物残渣の有効活用及び環境負荷の低減に取り組んでおります。
また、本取り組みは、インドネシア政府が推進する「下流化」(天然資源を原料のまま輸出するのではなく、国内で加工し、高付加価値化したうえで輸出する取り組み)にも合致するものであり、インドネシアにおける産業発展や雇用創出への貢献も期待できます。
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セイマンケイ工業団地の立地
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EFBペレット(PTEC社製造)
■今後の展望
当社グループは、2030年6月末までの経営計画を定めた中期経営計画「TX2030」において、「資源循環型バイオマス燃料事業」を注力事業分野の1つに位置付けており、EFBやPKS※4等のパーム産業における農作物残渣の活用によりサーキュラーエコノミーとストックビジネスの拡大を目指しております。
EFBペレットについては、量産化に向けた研究開発を継続し、大規模商業化に向け、中計期間において10万t/年の製造能力の確立を目指してまいります。
今後も当社グループでは、PTEC社における農作物残渣を利用したバイオマス燃料の製造事業を通して、世界的なカーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。
〈本実証工場の概要〉
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/143072/table/162_1_e5d583135a1f9113133d064756e672f2.jpg?v=202607060215 ]
※1 EFB(Empty Fruit Bunch):
アブラヤシからパーム油を搾油する際の副産物(残渣)である椰子空果房のこと。
※2 インドネシア セイマンケイ工業団地において
EFB ペレット製造工場の地鎮祭を実施いたしました(2025年2月21日公表):
https://ssl4.eir-parts.net/doc/5074/tdnet/2571840/00.pdf
※3 地球温暖化係数(GWP: Global Warming Potential):
二酸化炭素を基準にして、その他の温室効果ガスがどの程度温暖化する能力があるか表した
数字のこと。
※4 PKS(Palm Kernel Shell):
パーム椰子の種からパーム油を搾油した後に残った椰子殻のこと。
■本件に関するお問い合わせ先
テスホールディングス株式会社 広報・IRチーム
https://www.tess-hd.co.jp/contact/
※当社グループは、テレワーク・時差出勤を取り入れております。
そのため、お電話での対応ができない場合がございますので、ホームページよりお問い合わせください。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes