生成AI×チャット連携で医療事故ゼロへ。HITOTSU社、「医療安全の自己改善サイクル」を生み出す新プロダクトを10月1日リリース
HITOTSU株式会社

「医療にかかわる人々を、ひとつに」をビジョンに掲げるHITOTSU株式会社は、400の医療機関・150の企業が利用中の医療DXチャット「Link」と連携する新プロダクトとして、「生成AI×チャットで重大医療事故ゼロへ」を実現する「医療安全・インシデントレポートシステム ResiLIA(レジリア)」を10月1日に正式リリースします。
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ResiLIA(レジリア)は、医療安全のホットトピックである「Resilience」と「生成AI」を組み合わせた造語です。一人ひとりがレジリエンス(判断力や調整力)を備え、変化に柔軟に対応できる「しなやかな医療安全」を実現します
【背景】医療安全における「膠着状態」の打破を目指して
死亡や重度後遺障害を伴う「重大医療事故」は、すべての医療従事者がそれを発生させないよう日々努力しており、患者・家族も自らの身に降りかからないことを切に願っています。
しかしながら、予期せぬ死亡に至る医療事故は、2015年10月の医療事故調査制度の発足以降、年間300~400件(※)で推移しています。医療従事者の懸命な努力や医療技術の進歩にもかかわらず、大きな減少は望みにくい現状は"膠着状態”といえます。各医療機関での事故の評価・検証を強化するため、国は今年4月に法改正を行いました。
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※日本医療安全調査機構 2025年年報(https://www.medsafe.or.jp/med-cms/wp-content/uploads/2026/03/nenpou_r7_all.pdf)
重大事故は患者・家族の人生を極めて大きく左右するだけでなく、医療機関にとっても、レピュテーション毀損や金銭的補償など、経営存続に関わる甚大なリスクとなります。
医療現場ではかねて、組織的な仕組み・体制により医療事故リスクを「許容できる最低限のレベル」まで低減し、安全・安心な医療を提供するための取り組みが法的に義務付けられていました。これを「医療安全」といいます。
事故の発生に関する有名な「ハインリッヒの法則」によれば、1件の重大事故の裏には29件の軽微な事故と300件のヒヤリハットが隠れています。
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重大事故を未然に防ぐには、現場のヒヤリハットや軽微なインシデントを漏れなく収集(インシデントレポート)し、実効性のある再発防止策を講じることが不可欠です。
【現状】インシデントレポートシステムと組織的な管理体制に課題あり
インシデント・ヒヤリハット年間報告数が「病床数の5倍」の水準であることが、質の高い病院の目安とされています(例えば100床の病院であれば年間500件以上)。しかしながら、インシデントレポート運用は、十分な数が報告されない、「報告のための報告」となり再発防止に活かされていないのが多くの病院の現状です。
また、医療安全管理に関しても、安易な当事者の責任追及が組織的改善を妨げる、事故のたびに現場の実情に合わない手順やチェックなどのルールが増えて現場レジリエンスが低下するなど、課題が山積しています(※)。
※第76回日本病院学会(2026年7月2日~3日)SOMPOリスクマネジメント株式会社 カジュアルティ・コンサルティング部 ランチョンセミナー「ヒューマンエラーと医療安全 ~医療安全管理者設置義務化を踏まえて~」
その要因として以下が挙げられます。
- 報告の時間的・心理的ハードル: UIが磨き込まれていない旧来型システムでは自由記述が多く、作文が苦手な医療従事者にとって、"まるで始末書"のような心理的負担も相まって、報告に時間がかかり残業につながる。ただでさえ人手不足の中、現場のさらなる疲弊を招き悪循環となっている- 形骸化した再発防止策: 「次回は慎重に確認します」「ダブルチェックを徹底します」といった精神論に留まったり、「ダブルチェックでミスが起きたのでトリプルチェックを導入します」といったルールばかりが増えたりするなど、再発防止策の実効性が低い- 情報の分断: 専従者が全レポートに目を通し、サマリを作成し、管理者・所属長・医療安全委員会メンバーに共有するまで膨大な手間がかかる。多忙な経営層との建設的な議論が難しい- コミュニケーションエラー: 依然として対面や電話(PHS)に依存したやり取りが多く、ヒューマンエラーの一因となっている
【ソリューション】生成AI×チャットが実現する「ResiLIA」の革新性
上記のすべての課題にアプローチし解決するのが、HITOTSUが開発・提供する医療安全・インシデントレポートシステム「ResiLIA(レジリア)」です。全国の過去15年間のインシデント・ヒヤリハット情報 約17万件を学習した生成AIを搭載し、400以上の医療機関で導入されている医療DXチャット「Link」と連携した、唯一無二の医療安全システムです。
1. 生成AI活用で、報告障壁をなくし、報告を通して個人の医療安全レベルを引き上げ
- 的確な設問と選択肢: 日本医療機能評価機構の膨大な過去事例を学習したAIが、状況に応じた設問や選択肢を提示。作文の負担を減らし、迅速な報告を支援します- 個人のレベルアップにも効く再発防止策の提案: 過去17万件の事例から、選択内容に基づいた具体的かつ網羅的な再発防止策リストを提示。報告者が自ら「実施できた」「実施しなかったが、実施すべきだった」を振り返るプロセスを組み込み、個人の安全レベルの底上げと、組織的な再発防止策の立案・実行の双方に寄与します- 高精度ドラフトの自動生成: 選択・入力内容に基づき、AIが高精度のドラフトを作成。作文が苦手な人でも、誰もが分かりやすい報告を短時間で入力可能にします- 自院の「傾向と対策」: 医療安全管理専従者やセーフティマネジャー向けに、自院の事故発生傾向を分析・全国データと比較し、病院全体で取り組むべき重点施策をAIが提案します。
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デモ動画もぜひご覧ください。
[動画:
https://www.youtube.com/watch?v=LEDJQnW43SI ]
2. 医療DXチャット「Link」との連携による相乗効果
- 即時共有と自動仕分け:レポート提出と同時に、AIによる"150字サマリ”がLinkの指定チャットルームへ自動投稿。専従者は、もう共有で悩むことも手間取ることもありません- 前向きな文化の醸成:専従者からの自動サンクスメッセージやワンクリックのリアクションスタンプにより、レポート入力の懲罰感をなくし、報告した職員をねぎらう「ポジティブな医療安全文化」へと変革します- コミュニケーションのデジタル化:レポート提出後の深堀り・ヒアリングもチャットを通じて迅速・確実に行えます。また、事故要因の多くを占める「言った・言わない」のミスを、チャットによるテキスト化で防止できます- 医療安全委員会をより効果的に:グラフ作成などの専従者の集計業務もサポート。チャットで事前資料を送付することで、時短・ペーパーレス化を実現
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以上の特長を備えたResiLIAにより、院内の全職員の心理的・時間的負担を減らしながら、より多くのインシデント・ヒヤリハット事例が集まります。同時に、報告者から管理者まで、医療安全への参画意欲や知識・情報量を日々高めることで、重大医療事故ゼロに向けた継続的な医療安全サイクルが自走していきます。
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HITOTSUは「ResiLIA」×「Link」での医療安全基盤の確立と並行し、以下の展開を見据えています。
- ResiLIAのデータを基に生成AIを活用した、医療安全に関するコンサルティング・BPOへの拡張- 保険会社と協働した医療事故および保険金支払の削減- モバイルキャリアと協働したスマートフォン導入浸透- 電子カルテ(オンプレミス型・クラウド型)とのシステム連携による患者情報引込み等の利便性向上- 本ビジョンに共感するパートナー企業との業務資本提携を通じた成長加速
私たちはこのResiLIAと、既存のLinkを基軸に、これからもビジョン「医療にかかわる人々を、ひとつに」の実現に向け邁進してまいります。
■HITOTSU株式会社について
「医療にかかわる人々を、ひとつに」をVisionとして掲げる医療DXスタートアップです。医療DXチャット「Link」とインシデントレポートシステム「ResiLIA」の2つの基幹システムで、あらゆる医療者がつながる、なめらかで安心・安全な医療を共に創ります。
・設立:2020年3月
・事業:医療DXシステムのサービス開発・提供
・資本金:1億円
・代表者:代表取締役社長CEO 佐藤 公彦
・本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609
・社員数:13名(2026年7月1日時点)
・ウェブサイト
https://www.hitotsu.co.jp/
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■ResiLIA/Linkについて
詳細はリーフレットをご覧ください。
ResiLIAリーフレット
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■お問い合わせ
サービスやご利用に関するお問い合わせ:
・医療機関様 [メール]customer@hitotsu.co.jp
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本リリースおよび資本・業務提携等に関するお問い合わせ:
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