千葉大生が企画・実践する「ジェフ×千葉大サステナユナイテッドプロジェクト」が始動
国立大学法人千葉大学

~学生38名が地域・環境課題の解決に挑戦 スポーツを通じたサステナビリティ活動を推進~
千葉大学環境ISO学生委員会とジェフユナイテッド市原・千葉は、学生とプロサッカークラブが連携し、地域の環境課題や社会課題の解決に取り組む「ジェフ×千葉大サステナユナイテッドプロジェクト」を発足しました。
プロジェクトの目的
本プロジェクトでは、千葉大学環境ISO学生委員会(以下、学生委員会)の学生が、ジェフユナイテッド市原・千葉(以下、ジェフ千葉)と協働し、クラブが推進するサステナビリティ活動や「SPORT POSITIVE LEAGUES(SPL)」の取り組みを企画・実践します。
スポーツの持つ発信力と学生の柔軟な発想を組み合わせ、選手・スタッフ・スポンサー・サポーター・地域住民を巻き込みながら、千葉市を中心とした地域の環境課題の解決を目指します。
また、学生にとっては企業との実践的な協働を経験できる教育プログラムでもあり、自ら企画したアイデアを社会実装することで、企画力や実践力、地域課題を解決する力を養います。
プロジェクト発足の経緯
2026年5月、学生委員会顧問の岡山咲子講師と、ジェフ千葉の社会連携グループとの打合せを契機に本プロジェクトがスタートしました。
その後、5月12日に開講された環境ISO学生委員会の学生が履修する授業「環境マネジメントシステム実習IA」では、同クラブ取締役の高橋薫氏が約200名の受講生に対し、「なぜJリーグクラブが環境問題に取り組むのか」「地域クラブとしての役割」「ステークホルダーとの関係」などについて講演を実施しました。
講演後には学生約200名によるグループワークを行い、「スポーツクラブを通じて環境課題を解決するアイデア」を検討。その中から実際に活動を希望した38名がプロジェクトメンバーとなりました。
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高橋薫氏の講演
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授業の様子
さらに、6月6日にはジェフ千葉のホームゲームにプロジェクトメンバーの学生が参加し、スタジアム運営や環境配慮の取り組みを視察。そこで得た気づきをもとに、省エネルギー、資源循環、食品ロス、海洋プラスチック問題、環境教育などをテーマとした13件の企画を立案しました。
6月12日にはジェフ千葉のクラブハウスにおいて、学生24名が参加した第1回企画会議を開催。約2時間にわたる議論を経て、今後実施する5つのプロジェクトを決定しました。
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試合観戦の日
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第1回企画会議
1. Join to ECO Family ― ジェフと学ぶサステナブルアクション
子どもやジェフ千葉のファンを対象に、学生が環境教育プログラムを実施します。
<主な内容>
- 環境紙芝居の上演- エコクイズゲーム - 廃材を使った工作- ごみ分別ゲーム- エコアクション宣言
8月11日に開催される「ジェフサステナサマ-フェス2026」やSDGs関連イベントなどで展開する予定です。
2. エコポジティブメンバーステッカー
節電・節水など家庭でも取り組める省エネ行動を促すオリジナルステッカーを制作。
クラブハウスへの掲示や試合来場者への配布、SNSキャンペーンなどを通じて、スタジアムだけでなく家庭や職場にも環境配慮の輪を広げます。
3. クラブハウスの食品ロスを活用した堆肥づくり
クラブハウスの食堂から出る食品残渣を堆肥化し、資源循環を実現します。
完成した堆肥は地域活動や野菜栽培などへの活用を検討し、「スポーツクラブから始まる循環型社会」の実現を目指します。
4. 古紙・古着の資源循環活動
学生委員会が学内等で回収した古本・古着を、ジェフ千葉が実施する資源回収活動と連携させ、リユース・リサイクルを推進します。
5. 試合後のごみ拾い活動を蘇我駅まで拡大
現在ホームゲームの試合後にスタジアム周辺で実施している清掃活動を蘇我駅周辺まで広げます。
「ジェフ千葉の試合がある日は街がきれいになる」と地域から感じてもらえる活動を目指し、学生も運営や清掃活動に参加します。
SPORT POSITIVE LEAGUES(SPL)は、スポーツクラブの環境サステナビリティや気候変動対策への取り組みを評価する国際的なイニシアチブです。Jリーグは2025年4月に参画を発表し、2026年から各クラブの取り組みを本格的に評価・公表しています。
本プロジェクトでは、環境教育、ごみ削減、資源循環、省エネルギー、コミュニケーション・エンゲージメントなど、SPLが定める評価項目に沿った活動を学生とクラブが協働で推進します。
本プロジェクトでは、スポーツクラブと大学が連携することで、地域に新たなサステナビリティの価値を創出するとともに、学生が実社会で課題解決に挑戦する実践的な学びの場を提供します。
今後もジェフユナイテッド市原・千葉と千葉大学環境ISO学生委員会は、地域・企業・サポーター・学生が一体となって持続可能な地域社会の実現に向けた活動を展開していきます。
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学生チーム発足時の集合写真
学生チームリーダーのコメント
川崎 彩美咲 (理学部2年)
異常気象の影響により将来的にはサッカーを行うことが難しくなる可能性があるというお話を高橋取締役のご講演の中で知り、地球温暖化が身近なスポーツにも深く関わっていることを認識する貴重な機会となりました。こうした身近な課題だからこそ、子どもから大人まで幅広い世代に愛されているサッカーをきっかけに、多くの方に環境問題を自分事として考えて頂き、日常で実践できる行動に繋げる契機を提供できればと考えています。
クラブやサポーターの皆様とともに、環境への関心の輪がサッカーを通じてさらに広がっていくよう、学生一同取り組んで参ります。
馬場 碧詩 (園芸学部1年)
サッカーが持つ大きな発信力と影響力を活かし、より多くの方々に環境やサステナビリティについて関心を持っていただけるような活動に取り組んでまいります。スポーツを通じて、楽しみながらも環境問題について考えるきっかけを届けられるよう尽力してまいりますので、今後の活動にもぜひ注目いただけますと嬉しいです。
鳥居 千尋 (文学部1年)
私たちは、地域に根差したクラブと学生だからこそ生み出せる新しい視点を大切にしながら、環境教育や体験型イベントなど幅広い活動を実施いたします。このプロジェクトを通して、地域やサポーターの皆さまとともに持続可能な未来の実現に貢献できるよう努めてまいります。
教員コメント
千葉大学 国際未来教育基幹 講師 岡山 咲子
企業と学生が連携するプロジェクトには、大学の授業だけでは得られない学びがあります。学生は、実際の社会課題に向き合い、企業の皆様と議論を重ねながら『どうすれば実現できるのか』を考え、企画を形にしていく実践的な経験を積むことができます。こうした経験は、課題解決力や企画力、協働する力を育む実務教育そのものです。
ジェフユナイテッド市原・千葉は、長年にわたり地域に根差した活動を続け、多くのファンや地域の皆様に愛されているクラブです。選手やクラブの発信力は非常に大きく、学生のアイデアが地域へ広く発信され、実際の行動につながっていくことを大変楽しみにしています。
スポーツクラブとの連携は、これまでの企業連携とは異なる新しい教育モデルになると考えています。学生、クラブ、サポーター、地域が一体となって、千葉ならではのサステナビリティ活動を創り上げていけることを期待しています。
ジェフユナイテッド株式会社 担当者のコメント
事業本部 社会連携グループ 斎藤 大輔
ジェフユナイテッド市原・千葉は、サッカーを通じて地域社会の課題解決に貢献することをクラブの重要な役割と考えています。本プロジェクトでは、学生の皆さんが主体となって企画を考え、クラブや地域と協働しながら実践していくことに大きな価値があると感じています。
企画会議では、学生ならではの柔軟な発想や行動力に触れ、私たちクラブスタッフも多くの刺激を受けました。単なるアイデア提案に留まらず、実際のホームゲームや地域イベントの中で形にしていくことで、サポーターや地域の皆さまにも環境や地域課題を身近に感じていただける取り組みにしていきたいと考えています。
千葉大学の皆さまとともに、スポーツの力を活かした新たなサステナビリティモデルを千葉から発信し、多くの方々が楽しみながら参加できる活動へと発展させてまいります。
本件に関するお問合せ
千葉大学環境ISO事務局
kankyo-iso(アットマーク)office.chiba-u.jp
Tel:043-290-3572
プレスリリース提供:PR TIMES




記事提供:PRTimes