レオナルド・ダ・ヴィンチの「第三の女」!? 《美しきフェロニエール》待望の初来日!「芸術新潮」2026年9月号(8月25日発売)はレオナルドが描いた肖像画の謎とオーラの秘密に迫ります。
株式会社新潮社

特集のほか、大規模回顧展が話題の杉本博司さんと作家・平野啓一郎さんの対談記事、細田守監督の独占インタビューなど、今月号も展覧会鑑賞の愉しみを倍増させる情報が満載です。
株式会社新潮社は、雑誌「芸術新潮」2026年9月号を8月25日に発売します。巻頭特集は「レオナルド・ダ・ヴィンチ まなざしの追究者」。レオナルドが描いたとされる女性肖像画4点のうち、《モナ・リザ》《白貂を抱く貴婦人》に続いて、女性肖像としては25年ぶりとなる《美しきフェロニエール》がこの秋、来日を果たします。肖像画が大きな変化を遂げたルネサンスに、レオナルドはいかにして人間の姿に生命力と謎を吹き込んだのか。そのまなざしの秘密をひもとく特集です。9月9日開幕の「ルーヴル美術館展 ルネサンス」とあわせて、ぜひお楽しみください。
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本特集の大きなきっかけとなったのが、レオナルド・ダ・ヴィンチの《美しきフェロニエール》、奇跡の来日です。レオナルドが手がけた現存する絵画作品はわずか15点ほどで、そのうち女性を描いた肖像画はたった4点しかありません。これまで日本で公開されたのは《モナ・リザ》と《白貂を抱く貴婦人》の2点のみ。そして今回、3番目の「レオナルドの女性肖像」が、いよいよ日本にやってきます。「第三の女」ともいうべき《美しきフェロニエール》との日本での対面を機に、レオナルドが描いた「人間の顔」に迫ります。
そもそも、ルネサンスは肖像画そのものが大きく変化した時代でした。それまでの肖像表現から何が変わり、なぜレオナルドの人物像はこれほどまでに私たちを惹きつけるのか。本特集では、イタリア美術を専門とする水野千依先生を迎え、レオナルド登場以前からルネサンス肖像画の歴史と変遷をたどりながら、レオナルド自身の肖像表現がどのように変化していったのかを、豊富な作品図版とともにひもときます。
そして、《美しきフェロニエール》の鑑賞をより深い体験にするための視点も紹介します。服飾史を専門とする伊藤亜紀先生は、女性の額を飾ったアクセサリーや、当時のヘアスタイルの流行とともにレオナルドの髪フェチぶりにも着目。さらに、近年行われた科学調査によって明らかになったことなど、作品をめぐる最新の研究成果や知見も紹介します。印象的かつミステリアスな女性像として鑑賞するだけでは見えてこない、細部に込められたレオナルドの謎や工夫を読み解きます。
さらに、現代を代表する画家のひとり、諏訪敦さんも登場。レオナルドを私淑する画家のひとりとして、レオナルドが絵画技法や画家としての心得を記した『絵画論』を読み解きます。500年前のレオナルドの「人物を描く」という営みは、現代の画家の目にどう映るのか。その応答としての新作を掲載するとともに、レオナルドの人物表現の核心へと迫ります。
《美しきフェロニエール》との奇跡の対面を、より深く味わうために。
レオナルドが生涯をかけて追い求めた「人間を描く」という営みを、歴史、科学、ファッション、そして現代の画家の視点から多角的にたどります。
レオナルド・ダ・ヴィンチといえばまずは《モナ・リザ》。掛け値なしに、地球上で最も有名な絵だろう。150万人を動員した52年前の来日は伝説だが、以後も超強力な磁石のように世界中の人々をルーヴル美術館へと引き寄せ続けている。このたび日本にやって来る《美しきフェロニエール》は、同じルーヴルの同じイタリア絵画室に展示されている、もう1点のレオナルド作品だ。ご本尊の威光の陰になってしまっている案配だが、わずか4点しか現存しないレオナルドによる女性肖像画の1点であり、絵画的魅力の点でもさすがに抽んでている。特集では、《モナ・リザ》を含む4人の女性像を徹底的に読み込み、かの万能の天才が肖像画の歴史において果たした役割とは何だったのかに迫った。
art newsでは、“絶滅写真”と称して回顧展を開催中の杉本博司が、小説家の平野啓一郎と語り合う。これまた回顧展開催中のアニメ映画監督・細田守のインタビューも読み応えたっぷりだ。(編集長・高山れおな)
『芸術新潮』は1950年の創刊以来、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジンです。「暮らし」はアートである、をキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。
【タイトル】芸術新潮 2026年9月号
【発売日】2026年8月25日(火)
【定価】1,700円(税込)
【URL】
https://www.shinchosha.co.jp/geishin/プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes